ドイツレベル社から発売されています、ユンカースJu52。
それのスイス・JU-AIR所有のものを作っていきます。
前回はとりあえず組み立てが終わった。
今回は塗装をしていくんだけど、メインはサーフェイサーによるチェックだろうね。
なんか苦戦しそうな予感。
いつもなら多少の粗は無視してしまいますが、今回は民間の旅客機。
ウェザリングでの誤魔化しが効きにくいのが難点ですな。
ただドイツ軍の軍用型と比べれば塗り分けが少ないようにみえる。
ここは一長一短というか。
サーフェイサーで下地を確認・調整する
まずはとりあえず機体全体にサーフェイサーを吹き付ける。
最近は粒子が細かい1200番を使っていたけど・・・・・・
今回は傷が出る前提なので、より粒子が粗い1000番を吹き付けることに。
あらら、なんか主翼のエンジン付け根がぜんぜん合わせ目が消えてないよ。
寧ろ隙間ができているというか。
ここは銀の成型色時でも目視で隙間が見えたので、パテで埋めたはずなんですけどね。
こうしてサフを吹き付けると、まだ隙間が出来ているのが確認できますな。
画像では主翼部分しか写っていないけど、今回合わせ目消ししたりパテ埋めした部分のほとんどに隙間か段差が出来上がっていた。
今回は比較的浅いものなのでラッカーパテや溶きパテを盛り、削って再度サフでチェックするようにしている。
んでこれがそれを行った直後。
これくらいなら大丈夫かな?
ここでは画像を作業前後の2枚だけで済ませているけど、盛って削っては1発では成功しなかった。
なので実際は何度か盛って削ってを繰り返している。
気が遠くなりそうな作業だなぁ。
筆者は最初合わせ目消し時にはコルゲートが削れるのを警戒してパテと溶剤で隙間を埋めていましたが・・・・・・。
ここでは既に機体全体にサフを吹いています。
ここで溶剤拭き取りをすると、今度は表面の綺麗な部分のサフ面が荒れてしまうため、ここでのパテはヤスリで慎重に削り落としています。
というか波型の部分と平面な部分の境目にくるから、その合わせ目はそこまで神経質にならなくてもよかったかな?
この段階で見ているとあんまり目立たないように見えるし。
機体上部のは境界線と合わせ目が馴染んで見えるからパテでの合わせ目埋めはいらなかったかもね。
機体下部のは少し整形しているけど。
本体の色を塗っていく
ここまでの整形で実はずいぶん時間を使ってしまっている。
さっさと塗装をしてしまおう。
まずは機首の黒い部分から。
ここは単純にMr.カラーGXのウィノーブラック。
優れた光沢と隠ぺい力が特徴です。
塗装後はマスキングをして次の色に備えましょう。
本体は銀色。
今回は筆者が航空機模型で愛用している銀色、ガイアカラーのスターブライトジュラルミンを使用している。
名前が似ているけどジュラル星人ではない。
ジュラルミン。
航空機によく使われる素材だね。
通常のシルバー等と違って、塗装面が平滑になるのが特徴ですな。
スミ入れ時の拭き取りの際も、粒子がひっかからない感じです。
ただこれらメタリック塗料はエアブラシ吹きしようとするとラメが空気中にやたら飛び散るのに注意。
換気は勿論、作りかけの他キットを置いておいたりするとラメを被ったりするので注意だ。
というかメタリックじゃない塗料もこれくらい飛び散っているんだよね。
見えないから気付いていないだけで。
あとは小物類ですな。
発動機は黒鉄色。
カウリングは今回インディブルーを使ってみました。
いずれもMr.カラーです。
ブルーは何となく選んでみたけど、イメージに近い感じだ。
ビンを見たところ、元々は自動車模型向けの色のようだね。
今回の戦果
あとは機首のマスキングを剥がして、筆で細かいところを塗り分けます。
主にタイヤや翼端灯、プロペラの警戒線ですね。
タイヤはタイヤブラック。
翼端灯はクリアーレッド/ブルー。
警戒線は黄橙色を使っています。
いずれも水性ホビーカラーですな。
前述のサフチェック場面でかなり時間を使ってしまい、ここから先の作業がほとんど進んでいない。
なので今回は少し短いけどここまで。
次回にはマーキングなどを行って、完成するだろう。
お楽しみに~。
この記事で作っているキット