模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は先月筆者が購入してきたIV号駆逐戦車ラングが完成しましたな。
今回は何を作るのでしょうか。
あのキットを紹介したので、ついでに関連したキットを紹介しようと思ってね。
派生種かな?
そういえばラングと同時期に購入したものの中に・・・・・・。
今回のお題 タミヤ IV号駆逐戦車ラング
今回作るのはこちら。前回と同じくタミヤより
IV号駆逐戦車ラング
だ。
筆者はこのキットを中古品店で購入してきたが、現在も問題なく手に入るようだ。
あら、同じ車輌・・・・・・?
今までの記事でときどき触れていた、旧製品のほうのラングですな。
うむ。
前回作ったのは2014年にMMシリーズ第340弾として発売されたもの。
今回は1976年にMMシリーズ第88弾として発売されたものだ。
今が2021年だから、もう45年前のキットかぁ。
IV号駆逐戦車とは?
車輌に関しては前回作った新キットの部分でも説明したから、今回は軽く紹介することに留めよう。
1943年夏のクルスクの戦いにて、突撃砲の活躍に目をつけた総統閣下がIV号戦車をベースにした駆逐戦車の開発を指示するところが始まり。
・・・・・・でしたね。
強力な70口径7.5cm砲を装備する予定だったけど、この砲は同時期に生産されていたパンター向けに優先されたため、当初IV号駆逐戦車は原型のIV号戦車同様の48口径7.5cm砲を装備して1944年初頭に登場した。
これじゃあ使い勝手の悪いIV号戦車とも言えるような。
んで後に70口径7.5cm砲の生産が軌道に乗ったので、こちらを装備した型が1944年夏に登場。
砲身が更に長くなったので、「長い」という意味のラングという名称がついた。
生産時期による記述が資料によって違うんだよね。
今まで筆者がググって見つけた資料だと1944年8月生産開始って言うのが多かったけど、タミヤの新キットについてくる解説書には7月生産開始・8月に部隊引き渡し開始ってなっているね。
簡単な車輌説明はこの辺にしておいて、キット自体を見ていこう。
箱の中身を見てみる
箱の中身はこんな感じ。
少し前のタミヤ製品らしく、黄色みの強いサンドカラーの成型色となっている。
まずはプラパーツ。
ランナーは4枚で他に車体上下がありますね。
なんか車体裏に変な穴が空いていたり、ランナーにスイッチっぽいものがあるね。
旧製品なので、モーターライズ時代の名残ですな。
スイッチ類は今回不要な部品となっております。
その他付属品。
筆者が撮影途中で一時的に紛失してしまったので写っていないが、この真ん中にあるポリキャップは他に4つ付属する。
キャップの数どおり、上部転輪以外の車輪全てにキャップを組み込む構造なんだ。
履帯は旧製品シリーズらしく焼止め式のポリ製だね。
接着剤や塗料がそのままじゃ効きづらいから注意。
デカールにはIV号突撃砲の文字が。
同社から発売されていますIV号突撃砲にも同じものが付属するようですな。
この画像の左側がそのキットだ。
これは筆者がここの開設以前に作ったもの。
気が向いたらまた作るかもしれないね。
箱の側面にはそのIV号突撃砲を含め旧製品のIV号戦車シリーズが掲載されている。
この内そのIV号突撃砲とブルムベアは2021年9月現在も形を変えずに生産・販売されている。
他の2つは?
IV号戦車H型は新キットにリニューアルされ、旧製品は生産休止。
ヴィルベルヴィントもIV号H型の部品を使ってリニューアルされ、旧製品は生産休止。
ただし砲塔部品は大半が旧製品の金型流用だ。
画像はやはり筆者がここの開設前に作ったヴィルベルヴィント。
なんかヴィルベルヴィントは中途半端なリニューアルに・・・・・・。
タミヤ製品は旧製品の一部だけリニューアルした製品も相当数存在するようです。
他に例を挙げるならば一式砲戦車でしょうか。
筆者はこれに関しては、IV号シリーズとは逆にリニューアル前を持っていますが、リニューアル後は持っていないという。
新キットは履帯を組み立て式に改め、歩兵のフィギュアを追加したものになっているようです。
話をラングに戻そう。
塗装図はこんな感じ。
旧製品お馴染みのアバウトな塗装図だ。
これは今回適当にググった塗装にする予定。
隣の説明書扉絵、なんか砲身の違う車輌が2輌載っているよ。
このキット、商品名は「IV号駆逐戦車ラング」と銘打っているものの、主砲の7.5cm砲はラングの70口径だけでなく、48口径も付属している。
なので前身となったIV号駆逐戦車F型としても組むことが出来るんだ。
いいね。
とりあえず今回は前回作った新キットと比較したいので、70口径装備型で作る予定だ。
次回、製作開始!
とりあえず、今回はここまで。
次回から早速作業を始めよう。
タミヤ旧製品・・・・・・
今までのキットを見ていると部品が少ないからすぐ形になるけど、変な位置に押し出しピン跡があることが多いんだよね。
どうなりますかな。
気になる作業内容は次回以降のお楽しみだ。
詳しくはWedで。
ここはWedです。
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