タミヤ IV号駆逐戦車/70(V)ラング 製作記①

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戦車・装甲車等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回は筆者初の旅客機プラモ、ユンカースJu52の民間型を作りました。

今回は何を作るのでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここ最近航空機が続いていた。

今回は久々に戦車でも作ってみよう。

レーナ
レーナ

なるべく簡単そうなのがいいなぁー(棒)

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔の無い車輌だから、ある意味簡単かもね。

 

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今回のお題 タミヤ IV号駆逐戦車/70(V)ラング

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

タミヤMMシリーズより

IV号駆逐戦車/70(V)ラング

だ。

アドルフ
アドルフ

・・・・・・新しいほうですな。

レーナ
レーナ

新しいほう?

アドルフ
アドルフ

1976年、タミヤMMシリーズの88弾としてIV号駆逐戦車は一度ラインナップされています。

今回作るのは2014年に340弾として発売されたキットのようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみに新製品とは細かい部分が異なるからか、旧製品も2021年9月現在普通に発売されている。

この前この新製品と一緒に確保してきたから、そのうち紹介する予定だ。

(追記 製作開始。詳細は下記から)

タミヤ IV号駆逐戦車ラング 製作記①
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IV号駆逐戦車とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この戦車はドイツ軍がIV号戦車をベースにして開発した駆逐戦車だ。

このブログ初期にクレオスのキットを組んだね。

クレオス IV号駆逐戦車L/48製作記①
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アドルフ
アドルフ

懐かしいですな。

あれからもう2年弱です。

ヴァルダ
ヴァルダ

1943年夏のクルスクの戦いで突撃砲の有用性を認識した総統閣下は、IV号戦車をベースに無砲塔の駆逐戦車の開発を命令。

同年10月にフォーマーク社によって試作車が完成する。

この試作車はOシリーズと呼ばれて、前面装甲と側面装甲の継ぎ目が曲面になっているのが特徴だ。

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レーナ
レーナ

早速試作車が完成したんだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

翌年1月から最初の量産型が生産された。

しかしこの時点では主砲が原型のIV号戦車や似たような用途のIII号突撃砲などと同じ48口径の7.5mm砲。

予定ではより強力な70口径7.5cm砲を装備するはずだったんだけど、同時期に生産されていたパンターへの供給が優先されており、IV号駆逐戦車へは回されていなかったんだ。

アドルフ
アドルフ

この48口径搭載型が、2年前にここで作ったキットでしたな。

厳密には70口径搭載型とのコンパーチブルキットでしたが。

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ヴァルダ
ヴァルダ

その後70口径7.5cm砲の生産が軌道に乗ってくると、予定通りこれを装備したIV号駆逐戦車が1944年8月から登場する。

これが今回作るIV号駆逐戦車/70(V)ラングだ。

ラング(Lang)とはドイツ語での「長い」という意味。

当時は通常の戦車と共に主力の戦車部隊に混ざって活躍しており、このL70搭載型から「駆逐戦車」ではなく「戦車」と呼ばれていたようだ。

レーナ
レーナ

砲塔が無いけど、れっきとした主力の対戦車車輌ってことかな?

アドルフ
アドルフ

劣勢になって補給が追いつかなくなったドイツ軍では、通常の戦車の代わりに突撃砲などで穴埋めしていたこともあったとか。

余談ですが、48口径搭載型も1944年11型まで並行して生産されたようですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

話がややこしくなるので、ここでは駆逐戦車という名称で扱うけどね。

ちなみに当初は「IV号戦車ラング」とも呼ばれていた。

それだと通常の長砲身IV号戦車とごっちゃになるので、後に口径名である70を付けるようになったとか。

レーナ
レーナ

後ろの(V)は?

ヴァルダ
ヴァルダ

(V)はフォーマーク社製という意味。

IV号駆逐戦車ラングにはもう1つ、アルケット社が製造した(A)というのがある。

単なる生産工場の違いではなく、外見も大幅に異なるんだ。

アルケット社製のラングはIV号戦車そのまんまの車体に駆逐戦車の構造物を載せたような形をしている。

車体が傾斜装甲を採用しておらず車高も高いので防御力で劣る一方、戦車型の車体をそのまま使っているので生産性ではこちらが上だ。

また車内容積が広いので砲弾の搭載量も多い。

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レーナ
レーナ

なんかとってつけた感がするなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

IV号戦車の信頼性とパンターの火力を併せ持ったIV号駆逐戦車/70(V)ラング。

その雄姿をここに再現しよう。

 

箱を開けてみよう

ヴァルダ
ヴァルダ

箱の中身はこんな感じ。

見慣れたタミヤMMシリーズのキットといえる。

アドルフ
アドルフ

ここだけ見ると特に変わったところはありませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはプラパーツ。

上下車体にランナーが4枚。

7年前に発売された比較的新しいキットだけど、パーツの数は少なめ。

レーナ
レーナ

ここ1年で発売された戦車型はちょっとパーツ数が多かったからね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ポリキャップ3種にデカール、履帯。

履帯はIV号駆逐戦車/70ラングに多用された軽量型が新規で付属する。

アドルフ
アドルフ

旧製品はIV号戦車H型の流用で滑り止め付きの履帯でしたからね。

これはうれしいところですな。

レーナ
レーナ

紙媒体は組み立て説明書に実車解説兼塗装図、そしてTech Tips!

ここもいつものパターンだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装は3種類。

カラーで車体各面の迷彩が記載されており、わかりやすい。

塗装によるパーツ選択はないようなので、作りながら決めることにしよう。

 

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回から早速作業を開始しよう。

アドルフ
アドルフ

パーツも少なめでツィンメリットコーティングもなし。

これは比較的簡単そうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回のJu52でだいぶ苦戦したからね。

今回は比較的簡単そうなものをチョイスしたんだ。

アドルフ
アドルフ

ありがたいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

単純に難しいのばかりだと筆者の作業が追いつかないからね。

息抜きに安心のタミヤ製キットを作っていこう。

レーナ
レーナ

お楽しみに~

この記事で紹介しているキット

 

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