ガンプラHGUCシリーズより、ジオン軍のMSヅダを作っていきます。
前回は腕部の組み立てを行った。
今回は残る部位、脚部を組んで全体の組み立て作業を終えよう。
筆者の補給物資が到着していたよ。
積みを減らした矢先に・・・・・・。
4つの積みかい。
そうなると今月は最低4つ作らないとね。
今月はまだ1つしか完成していません。
脚部の組み立て
こちらがヅダの脚部。
ザクとは異なり、かなり細身になっています。
キットとしては一昔前のボールジョイントによる股間接接続が特徴ですな。
近年は股間接が棒軸関節で、モモにも関節が仕込まれているタイプが主流だね。
画像は以前筆者が作っていたHGブグ。
構造はこんな感じ。
ABS樹脂製のヒザ関節をモモとスネで挟みこむようになっている。
なのでいずれも合わせ目消しをするとヒザが取り外せなくなる。
今回はこの辺りの加工が中心になりそうですな。
モモの組み立て
まずはモモから。
ここは合わせ目がモールドを兼ねているから、後ハメ加工はしない。
なるべく手間はかけず簡素に済ませたいところだね。
とりあえずパーツを分解しやすくするため、モモ内部の接続ピンを短くカットする。
長いままだと外しにくくなったり、無理に外そうとして部品に傷がつくからね。
あとは曲げ系の負荷をかけたりするとピン自体が根本から折れて、機能しなくなったり。
モールドが合わせ目を兼ねている。
・・・・・・とは言ったものの、そのままでは少し浅い感じ。
なのでラインチゼルやタガネを使って彫り直している。
画像の左側が彫り直す前。
右側が彫り直した後。
パーツ下部にある極細モールド。
ここも後で塗装を使ってヅダの白いラインを再現するので、彫り直しておきましょう。
スネの組み立て
続いてスネ。
ここは完全に真っ二つなので、合わせ目を消す。
その前にヒザ関節の後ハメ加工を行おう。
やり方は簡単。
まずスネ側の接続ピン受けを切り欠く。
赤く着色した部分を削り取ろう。
ヒザ側はモモの時と同じく、接続ピンを短くしておきましょう。
加工後はこんな感じ。
これでスネの合わせ目消しを行っても、ヒザ関節をスネ上部からスライドして組み込める。
合わせ目を消す前に試して確認みよう。
後はそのまま接着して合わせ目消し。
ヒザは先に挟み込むA32・33・38・39番パーツを整形してから合わせ目消しを行おう。
ヒザはABS樹脂製。
なのでABS用の接着剤を使おう。
ところが筆者はスーパーパワー君で接着してしまったようです。
ええっ!?
筆者曰く
「試しに塗ったら溶けたので」
などと供述しており・・・・・・。
足首の組み立て
最後に足首。
ここは後ハメなどは行わず、ゲートやパーティングラインの整形のみ。
強いて言うならバックパックのときと同様、丸い凸モールドをピンバイスで凹モールドに変えるぐらいだね。
ちなみにここ、黒いB6パーツにはカカトのC18パーツと合わせる面に見えるパーティングラインがあります。
見落としがちなので注意ですな。
後はスネのバーニアなんかもバックパックと同じくピンを短くしておくといいかな。
これで脚部の作業も終了。
なんか見た目はあんまり変わっていない感じ。
元々筆者はあまり切り貼りしない作風ですからね。
特にヅダは細かいモールドが多いので、切り貼りするとそれの修復も手間ですし。
今回の戦果
これで全体の部品が組み終わった。
全体図はこんな感じに。
これで次回は塗装かな?
そうなりますな。
そうそう、先ほどモモの組み立て時に
「白いラインが入るモールド部分は彫り直しがおススメ」
とした。
この白いラインは他にもスネ、胸部、前腕にも入る。
塗装前にこれらも彫り直しておいてある。
実際はスミ入れで再現するのかな?
その予定だ。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入るだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット