1/1200 旧キット　シャア専用ムサイ　製作記④(完成)

シャア専用ムサイを作りましょう。

前回は塗装まで進んだ。

今回は部分塗装やデカール、ウェザリングなどを行って完成させよう。

これの前に完成したブルムベアが11月完成分の最後。

今月はこれが最初の完成品だね。

今月はいくつ完成しますかな。

筆者の気まぐれと作るキット次第だろう。

作りやすいタミヤキットが少なくなってきたから、これからは少し時間がかかりそうだね。

とりあえずシャア専用ムサイが最終的にどうなるか、確かめよう。

まずは筆による部分塗装から。

ダクト類は前回の塗装時にも使ったアイアン。

窓類は下地にMr.カラーのシルバーを塗ってから、水性ホビーカラーのクリアーオレンジを塗っています。

オレンジがちょっと乗りづらいかな？

何度かに塗りわけるといいかな。

続いてマーキング。

簡単にジオン国章やシャアのパーソナルマークを貼り付けています。

使ったのはHGUCジオン用1ですな。

1/1200スケールだから、スケール感がちょっと難しいね。

考慮しないと注意書きが競技場の看板みたいになることもある。

続いてウェザリング。

まずはスミ入れをします。

タミヤエナメルのスミ入れ用ブラックを使っています。

あれ、今回はウェザリングカラーじゃないんだ。

旧キットでパーツが肉厚なのと可動しないので強度面でも問題ないと判断し、今回はタミヤエナメルを使いました。

その後はドライブラシ。

緑系の船体なので、明灰緑色を使っています。

それと軽くクロームシルバーで塗装剥げ表現も。

今回はウェザリングはあっさりめで終了。

最後に全体にアクリル塗料のつや消しクリアーを吹き付けて仕上げる。

ついでに推進系の噴射口にはウェザリングマスターBセットのススを擦りつけて軽くアクセントに。

写真の角度が悪くてここからじゃ推進系の部分が見えないね。

これで完成ですので、以下のギャラリーで確認しましょう。

つや消し仕上げになったから、キット付属の完成見本よりも落ち着いた仕上がりになったかな。

このキットが発売した80年代と違って、出回っている資材や技法もたくさんありますからね。

いい時代になったものですな。

本キットのスケールは1/1200。

1/144スケールのザクと比較するとこんな感じになる。

比較対象は以前組んだオリジン版のシャア専用ザク。

ムサイの船体とシャアザクの本体が大体同じ感じかな？

1/1200のムサイと1/144のザク。

旧キットは箱スケールでしたので、丁度出来上がる製品も同じくらいの大きさになるようですな。

旧キットのシャア専用ザク(1/144スケール)もムサイ同様、2021年12月現在は定価330円(税込み)となっています。

1/144スケールは現在でもHGシリーズに受け継がれている。

今回はオリジン版を横に並べてみたけど、モールドが少なめでよりアニメのイメージに近いHGUCのシャアザクのほうがそれらしく見えるかな。

なんかあっという間に出来上がったね。

旧キットなのでパーツ数は非常に少なく、すぐ形になる。

ただその分近年のキットと違い塗装や接着が必須になったり、単純なパーツ分割なので合わせ目もそのままでは目立つ。

特に船体の合わせ目は奥まった部分にあるからちょっと整形が難しいかな。

塗装に関してはムサイの場合船体がほぼ1色だから、成型色のままでもそこまで気にならなそうだけど。

かつて素人時代の筆者も船体の合わせ目消しで失敗して、量産型ムサイを2隻撃沈しています。

逆をいえばそこさえ乗り越えてしまえば後は作りやすいかと。

リベンジは果たした感じかな？

筆者は今回噴射口や艦橋の窓にプラ板を貼り付けたくらいで、外見にはほとんど手を加えていない。

少し調べたところ、細部に手を加えてディティールアップして楽しむ人もいるようだ。

お手ごろ価格なので、スジ彫りや武装を増やしてみるのもいいかもね。

旧キットはどうしても昔の製品なので、そのままだとほとんど関節が動かないというのもありますが･･････

艦船キットは元々関節類がないのでその辺り気にしなくていいというメリットもありますな。

Twitterとか見ていても旧キットのMSをかっこよく仕上げている人達をよく見かけるね。

筆者はあまり外見に手を加えないタイプだから、旧キットは艦船･航空機メインで作っているけどね。

ちなみに旧キット一押しは以前組んだドダイYSとのことだ。

理由は「現行のHGUCとも組み合わせて遊べるから」とのこと。

なんか旧キット作例をもっと見てみたいな。

追加購入はこのご時勢難しそうだから、ジャンク品のサルベージとかになりそうだね。

今回はここまで。

次回はまた別のキットになるだろう。

次回も、お楽しみに～。