模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はハセガワ社製のメッサーシュミットMe262A-1aが完成しましたな。
今回は……。
ついでなのでこのタイミングで紹介したいキットがある。
今回はそれを筆者の第一積み山から掘り出してきた。
第一積み山って……。
筆者は幾つか積み山を持っていますからね。
その内の1つです。
今回のお題 ドイツレベル メッサーシュミットMe262A-1a
今回のお題はこちら。
ドイツレベル社より
メッサーシュミットMe262A-1aだ。
同じ機体……
だけどメーカーが違うパターンなんだ。
久々のドイツレベル社製品ですな。
ここで今までに作った同社のキットはHe177とJu52のみです。
後者はイタレリOEMでしたが。
今回のキットも他所の流用品なのかな?
箱の側面の産地を確認すると、ポーランド製となっている。
どうもドイツレベル純正キットはドイツ製かポーランド製が多いようだ。
おそらく純正品。
ドイツレベル社はわりと他社OEMが多いのでこの辺り気になりますな。
日本では流通していないようですが、聞いた話ではハセガワOEMの製品もあるのだとか。
メッサーシュミット Me262A-1aとは?
この機体は第二次世界大戦末期のドイツ軍によって運用された世界初の実用ジェット戦闘機だ。
……というか全く機体を直前に作ったから、そちらを見てもらえばわかるはず。
ざっくり説明すると……
- 1939年に航空省からメッサーシュミット社へ要求する仕様書が提出される
- 1941年に原型1号機が初飛行
- 1943年末までに試作6号機まで完成
- 総統閣下が高速爆撃機として運用したがって、先に戦闘爆撃機型だけ生産される
- 爆撃機としてはあまり活躍できず1944年の8月から部分的に、11月から全面的に戦闘機型として生産がはじまる
って流れだっけ。
長所は
- 最高速度870Km/hとプロペラ機よりも速く飛べる
- 機首に30mm砲×4が集中配置されており、高い火力を誇る
短所は
- エンジンの信頼性が低い
- 加速・旋回性能が低い
- 燃費が悪い
- ジェットエンジンが異物を吸い込むと故障するので、舗装された滑走路からでないと離陸できなかった
などなど。
戦闘機版ティーガーIIというか。
いままでここではハセガワ社のキットを多数作ってきた。
今回はドイツレベル社のキットに挑戦してみよう。
箱の中身を見てみよう
それでは箱の中身を確認しよう。
丸いテープで封をされたキャラメルボックスを開けると中身はこんな感じ。
- 説明書
- 注意書き
- デカール
- パーツの入った袋
ですな。
袋の中身はこんな感じ。
プラランナー4枚にクリアーランナー1枚。
モールドは凹モールドだ。
雰囲気的には前述した同社のHe177に似ている感じだね。
深めの凹モールドがいい感じですな。
多少押し出しピンやバリが目立つのが気になりますが、これは実際に組んでみてから確かめてみましょう。
実際に組んでみると整形不要で隠れるものも多いからね。
付属のデカールはこんな感じ。
垂直尾翼の鉤十字は付属しないので別のところからとってくる必要がある。
この辺りの規制はドイツやフランスなどが一番うるさいですからね。
右下の印刷は1997年。
このキット自体も1997年の発売みたいだね。
……なんかちょっと汚れがあるけど、中古品じゃないよね?
新品ですな。
筆者の記憶が正しければ、購入したのはおそらく2010年代半ばだと思われ。
2015年と仮定すると、約7年ぐらい前だね。
いずれにしろ早く作ってしまいたいところ。
さすがに食品のような賞味・消費期限はないけど、デカールが劣化するからね。
紙媒体は説明書と注意書き。
いずれもモノクロだ。
箱が小さいからか、紙媒体も小さく折りたたまれているというか。
収録されている塗装とマーキングは2種類。
- JG7(第7戦闘航空団) 1945年3月
- EJG2(第2訓練戦闘航空団?) 1944年12月
いずれもレヒフェルトにいた機体だ。
何処?
バイエルン州アウグスブルクにある地名ですな。
ドイツ全体からすると南側です。
というかメッサーシュミット社自体がアウグスブルクに存在したので……。
JG7のものは機首にロケット弾W.Gr.21を装備している。
今回はロケット弾装備型を作りたいので、こちらを選択する。
ロケット弾……
あの有名な悪の組織の……。
それはロケット団です。
ちなみに筆者の好きなポケモンの1つがマタドガスですな。
エスパー全盛期・どくタイプ不遇の初代から愛用していましたよ。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業開始だ。
筆者はハセガワ製品は何個も作っているみたいだけど、ドイツレベル製品のMe262は初めてみたいだね。
どんな感じなんだろう。
一見するとモールド類はいい感じですが……
先人達の情報を見ると、なにやら風防の合いがあまりよろしくないという感想をちらほら見かけますな。
気になるなぁ。
それを確かめるべく、実際に組んでみることになる。
それでは今回はここまで。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット