タミヤのF4U-1Aコルセアを作っていきましょう。
前回は操縦席周りを組み立てた。
今回はその他の部品を取り付けて全体の組み立てを終えよう。
10月も後一週間ほど。
今月はどのくらい完成させられるのか……。
今月は筆者が大量に積み増ししましたが……。
筆者のモチベーションが落ち気味らしく、少し進みが遅れ気味だ。
とりあえず今回の作業といこう。
乾燥待ちの整形
前回の接着乾燥待ちにクリアーパーツ以外の各部品を整形しておきました。
カッターマットの上に乗っているのが今回使う部品。
その他の部品は余剰品となります。
なんか色々あるね。
タミヤウォーバードコレクションには2022年10月現在
- F4U-1D(2000年8月発売)
- F4U-1バードゲージ(2006年9月発売)
- F4U1-A(2006年12月発売。今作っているのはこれ)
と3種類のコルセアがラインナップされている。
なのでロケット弾などの先発したキット用の部品が混ざっているんだ。
ちなみに1995年にF4U-4B型も発売されていたようですが、現在は生産休止中のようですな。
初期のラインナップだったし、イタレリ製だったのかな?
とりあえず胴体の整形をして水平尾翼を取り付け。
これで士の字になりましたな。
筆者の取り付け方が悪かったのか、左主翼の付け根に少し隙間が出来ている。
これは溶きパテでも流し込んで埋めてしまおう。
風防の取り付け
ここで風防などクリアーパーツの取り付けを。
風防自体は2パーツ構成となっています。
後部パーツは2種類ありますが、片方は余剰となります。
なんか板状のものがあるね。
そちらについては後述です。
接着は例によっていつものセメダインで。
筆者の取り付け方が悪いのか、前後の間に少し隙間が出来ていますな。
適当にクリアーの塗料でも流し込んで埋めてしまおう。
先ほどの板状のものはコクピット下面に貼り付けます。
なんかスカスカに。
前回も少し触れましたが、どうやら着艦や爆弾投下時に使う覗き穴だったようです。
しかしわかりやすい弱点でもあったため、機体によっては上から塗りつぶされている個体もあったのだとか。
今回のキットに収録されている機体は全て塗り潰されていないものとなっている。
ただ今回はキットに収録されていない塗装にする。
後で塗りつぶしてしまう予定だ。
その他細かい部分の組み立て
コルセアの特徴の1つである2000馬力級エンジンと大直径プロペラ。
プロペラは付け根が太いものと細いものの選択式ですな。
今回はとりあえずBパターンの塗装に近いものにするので、細いものにする。
カウルフラップも開閉2種類付属。
キットでは開いたもののみ使う指示が出ているので、そちらにする。
塗り分けのため現時点ではエンジン部分のみ接着して進める。
何の役割がある部品なのかな?
エンジンへの空気の流入量を調節するためのものだそうです。
展開するとエンジンの冷却効率が上がりますが、空気抵抗が増します。
エンジンを冷やしたいときは展開して、そうでないときは閉じるというか。
尾輪はタイヤ部分の細かい違いにより選択式となっています。
海軍の塗装図Aではタイヤにモールドがあるものを。
海兵隊の塗装図B・Cではタイヤのモールドなしのものを選びます。
陸上基地で運用されたからか、海兵隊のものではさらに着艦フックを切り取る指示が出ている。
今回はBパターンのものを使うけど、諸事情により着艦フックは切り取らずに作る。
足周りは支柱部分だけ組み立てて、後はバラバラの状態にしておくよ。
コルセアは主脚を前後に動かして格納するタイプなんだね。
零戦なんかは左右に動かして格納するタイプでしたからね。
この辺り作っていて違いを楽しめるというか。
主脚支柱は深めの押し出しピン跡がある。
組み前にパテを盛っておくといいだろう。
今回の戦果
最後に風防をマスキングして細い部品を接着して終了です。
窓枠が少なめなので風防のマスキングは容易ですな。
初期型ではバードケージと呼ばれた窓枠の多い風防を使っていた。
1A型では視界を改善するため窓枠の少ないものになったんだ。
今回はここまで。
次回は塗装作業から再開しよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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