2022年11月のガンプラ新製品、チュチュ専用のデミトレーナーを作っていきましょう。
前回は脚部と武器、それと追加武装を別のところから持ってきて組み立てた。
今回は塗装作業に入ってみよう。
そろそろ筆者の作業に記事が追いつきそうだよ。
他のキットがある程度進んだ状態で控えています。
なのでこのデミトレーナーが完成すれば……。
それでは完成を目指して作業を再開しよう。
フィルターチェンジ!
塗装の前に……
筆者が愛用しているシゲマツの防毒マスクフィルターがだいぶ汚れてきた。
この前予備のフィルターも補充したところだし、ここで交換してしまおう。
あらら真っ黒に。
前回交換したのは6月のII号戦車A~C型作成時でしたな。
その前は初導入で昨年11月のブルムベア作成時。
大体5~6ヶ月でこんな感じになるとは。
筆者は塗装頻度が高いから消耗も早いはず。
あくまで参考に……。
缶サフでパテ埋め部分をチェックする
防毒マスクの準備も整ったので改めて作業開始。
まずはパテで埋めた部分にサーフェイサーを吹き付ける。
今回は缶のMr.サーフェイサー1000番を使用。
思ったよりガタガタしているような。
パテを盛っただけだとわかりにくい隙間や傷が、サーフェイサーを吹くことによってわかりやすくなる。
一見綺麗に整形できているように見えても、パテとパーツの間に隙間が出来ていることがあるんだ。
またサーフェイサー自体もちょっとした傷や隙間を埋める効果がある。
サーフェイサーは
- キット表面にある細かい傷や隙間を視認しやすくする
- 僅かな傷や隙間を埋めてくれる
効果がありますね。
隙間部分は
- ラッカーパテなどを盛る
- 乾燥後、ラッカーパテを削る
- 再びサフチェック。埋まっていなかったら再びパテを盛る
の繰り返し。
盛って削って……
地道な作業だなぁ。
あまり神経質になっても先に進まないので、適当なところで切り上げてしまいましょう。
どうせつや消しやウェザリングをすれば目立たなくなりますし。
ちなみに上の画像で肩の接続軸が黒くなっているのは、完了したものから順に黒いサーフェイサーを吹き付けているため。
これに関しては後述。
それ以外の部分はほとんど手を加えていないので、雑に済ませる。
強いて言うなら合わせ目を消したライフル先端のところだけ念入りにチェックする感じかな。
下地を整えるのは次の黒サフの出番ですな。
黒いサーフェイサーで下地を整える
グレーのサフでチェック後、黒いサフを全体に吹き付ける。
使用したのはMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック。
これもこの前補充したものだ。
いつものやつだね。
……これを先に吹き付けたほうが良かったんじゃないの?
こっちは1500番で目が細かいから、傷や隙間を埋める効果が1000番よりも小さいんだ。
代わりに滑らかな仕上がりになるから、塗装の下地作りではこちらが一枚上手。
光沢仕上げなどにせず普通に作るなら1000番でも十分ですけどね。
筆者はこの黒サフに関しては
- 塗料の食いつきを良くする効果
- 陰となる黒い色
の2点を目的として採用しているようです。
昔はグレーのサフを全体に綺麗に塗ってから黒い塗料を全体に塗っていたけど、それだと手間がかかるからね。
グレーのサフでピンポイントに傷を確認してから黒いサフを全体に塗る方針に変えたんだ。
機体色を塗る
そして本塗装。
金属色はベタ塗り。
それ以外の色は下地の黒を残すようにして塗っている。
使用色は……
- 本体の白→Mr.カラーの325番、グレーFS26440
- 本体のライトイエロー→Mr.カラーのコクピット色(中島系)
- 本体のグレー→Mr.カラーのRLM75グレーバイオレット
- 武器・関節等→ガンダムカラーのMSグレー連邦系
- チェーンソーの刃→Mr.カラーのシルバー
- カカトのホイール→水性ホビーカラーのタイヤブラック
ですな。
あれ、グレーは2色使ったんだ。
キットではグレー部分はすべて同じ色となっている。
今回筆者は装甲部分と関節部分で分けて解釈。
2色のグレーを使い分けてアレンジしている。
寧ろライトイエロー部分で迷っていましたな。
キットだと淡い色ですが、設定画だともう少し濃い黄緑色というか。
当初はMr.カラーの機体内部色をそのまま使おうとしたけど、濃すぎると判断。
コクピット色(中島系)が何となくそれらしく見えたのでそちらを採用。
塗ってみると成型色に似て淡い感じになったけどね。
機体内部色でも良かったかもしれない。
偶然にもどっちも大戦期の飛行機に使う色という。
今回の戦果
リード線とカメラ部分は無塗装。
一度組み立てて全体を確かめるとこんな感じに。
いつもの筆者のガンプラらしく。
今回はここで中断。
次回はマーキング作業から再開予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット