模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は新発売のガンプラ、デミトレーナー(チュチュ専用機)が完成しましたな。
今回は……。
アホな筆者が半壊状態で放置している、このキットを進めていく。
とりあえずいつものガンプラ同様、一度仮組み状態に戻して内容確認だ。
このオレンジ色は……。
0083のあの機体ですな。
今回のお題 HGUC パワード・ジム
そんなわけでバラバラになった機体を一度組み立てて改めて紹介。
今回作るのはこのガンプラHGUCシリーズより
パワード・ジムだ。
筆者の好きなガンダム作品、0083の序盤に登場する機体ですな。
GPシリーズのテスト目的でジム改をベースに改造されたという。
ここ最近筆者はジム改やジム・カスタムと、連続で0083ジムを作っていたね。
このキットはHGUCシリーズ第67弾として2006年8月に発売された。
価格は2022年11月現在税込み1320円。
ちなみに前述したジム改やジム・カスタムのキットも、今回のパワード・ジムの部品を一部流用しているんだ。
他にもジム・ストライカーやパワードジムカーディガンなどもこのパワード・ジムのキットの流れを組んだもののようですな。
仮組み簡易レビュー
とりあえず全体像の確認。
前後はこんな感じ。
なんかバックパックが一部黒くなっているし、何より立ち姿がイマイチというか……。
半壊のものを一度組み立てたものですからね。
- 塗り分けのため、胸部のダクトが切り取られている
- バックパックの一部は合わせ目消しのために黒い瞬間接着剤が盛られている。前腕なども接着済み
- 筆者がガシガシ遊んだので、ABS製の関節がへたっている
という点に注意してください。
肘は二重関節により180度曲がる。
肩はL字型の関節が組み込まれており、前後にスイングすることができる。
脚はヒザで約90度曲がり、足首関節も別パーツで可動。
股間接は旧来のボールジョイント接続となっている。
ヒザ立ちは少し難しいかな。
2006年発売の製品としては結構動くほうだね。
2010年ごろに発売されたジム改にも関節が流用されるなどしていましたが、その時点でも可動範囲は問題ないように思えましたな。
武器は
- 90mmブルパップ・マシンガン
- 380mmハイパー・バズーカ
- ビームサーベル(1本。刃のパーツは2本付属)
- シールド
となっている。
サーベルの刃以外はジム改にも流用されている。
手首は
- 右握り手
- 右銃持ち手
- 左平手
の3種類ですな。
あれっ、左握り手は……?
そんなものはない。
2000年代後半のガンプラはどうも手首のバリエーションを削る傾向にありましたな。
この話題になると、筆者はHGUCのザクII改の右握り手が無くてヒートホークを右手に装備できないことをやたら擦り始めますが。
問題視されたのか、後に発売されたジム改やジム・カスタムでは追加の手首パーツがセットされたけどね。
ちなみにこのキット付属の平手は手首関節部分が別パーツ化されており、角度をつけることが可能だ。
とりあえず装備を持たせてみましょう。
まずは90mmマシンガン。
ジム改やジム・コマンドとかも装備している標準的な連邦軍MS用装備だね。
劇中では確か冒頭の演習中に使っていたはず。
続いてハイパー・バズーカ。
グリップ部分は可動式で、違和感無く肩に担ぐことができます。
2号機追撃作戦時にこれを装備してアレン中尉が出撃するけど……。
ビームサーベルとシールドですな。
サーベルは刃が一本余ります。
余剰のものは刃が付属しないジム改なんかに流用するといいですね。
股間接部分にはやはりスタンドに対応した穴が開いている。
形は板状の平型だ。
当時は一部キットに付属したスタンドを流用するしかなかったけど、今は別売りで各種スタンドが用意されている。
いい時代になったものだ。
その他付属のシール。
黒いのは足首のガード部分に貼り付けるものですな。
それ以外は頭頂部のセンサーや、股間接のV字マーク。
そしてシールドの連邦軍マーク。
今回はおそらくデカールや塗装で済ませるので使わないかと。
右のパーツは……?
胴体のコクピットハッチや、切り取った胸部のダクト部分ですね。
はめ込むと外せなくなるので、筆者がバラバラにしておいたようです。
胸部の黄色いダクトって4箇所あったよね。
3つしか部品がないんだけど。
アホな筆者が紛失したようです。
簡易的な見た目なので、プラ板でも切り出して自作する予定です。
次回に続く……
今回はここまで。
次回改めて作業をすることになる。
しかしずいぶんヘロヘロだなぁ。
筆者の記憶が正しければ、このキットを購入したのは確か2010年頃。
秋葉原のヨドバシで確保したものですな。
- 作ろうと決心する
- 同時の技術では各部の改造が上手くいかず放置
- また思い出して改造に挑戦しようとする
- また挫折して放置
を何回か繰り返して今日に至るそうです。
購入して12年も経つのにまだ完成しないんだ。
前回のチュチュパイセンのデミトレーナーは購入してから約1週間で完成したのに。
最新のガンプラはそれだけ組みやすいということです。
ここ最近のジム改やジム・カスタムのおかげでようやく完成できると筆者は思い込んでいるようだ。
どうなるかは次回以降詳しく確認してみよう。
続きは次回!
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