フジミの彗星一二型を作っていきます。
前回は塗装を行い、トラブルがあったもののマーキングも完了した。
今回はウェザリングを施し完成させよう。
何とか完成しそうだね。
今月も残りわずかだけど、間に合ってよかったよかった。
11月は30日までですな。
明日が月末となります。
月末恒例の集計は明日だ。
それでは彗星がどうなるのか、作業を再開しよう。
紛失したアンテナ線支柱を自作する
そういえばアンテナ線支柱を紛失していたよね。
あれは結局どうなったの?
探しても出てこないので……
その辺に落ちていたプラ板を適当に削って自作しました。
適当に……。
元の部品より少々厚みが足りないようだが、厚めに塗装をすれば大丈夫だろう。
んで自作したパーツを筆塗りし、各部品を取り付けるとこんな感じに。
爆弾とか増槽はただはめ込んでいるだけですけどね。
一気にそれらしくなったね。
仮留めしていた機首は一度外し、内部からプロペラ軸を組み込み。
羽やスピナーもセットして再度接着してしまいます。
風防前の照準器はクリアーパーツに触れるので、風防接着でも使ったセメダインを投入。
この接着剤は塗装面やパーツを溶かさないのが利点ですな。
余談だけど……
このアンテナ支柱を捜索中、代わりに以前紛失したVK168.01(P)の対空機銃が出てきた。
あちらのギャラリーに画像を追加しておくので、気になる人は再度チェックだ。
スミ入れ!
彗星に話を戻しましょう。
ここからはウェザリング。
まずはスミ入れです。
タミヤのスミ入れ用ブラックを流し込んでいます。
このキットは元のモールドがやや浅い。
気になる人はあらかじめモールドを掘りなおしておくといいかもしれない。
筆者は今回ヤスリがけで消えかかった部分だけ彫りなおしている。
銀の剥げチョロ表現
続いて銀剥げを。
風防周辺などを重点的に施します。
使用色はタミヤエナメルのクロームシルバー。
いつものやつだね。
排気管汚れ
そして排気管汚れ。
今回はタミヤウェザリングマスターBセットを使用しています。
排気管本体には茶色のサビを。
後ろに伸びる排気汚れは黒いススにサビを混ぜたものを擦りつけています。
アクリル系塗料の溶剤を少しだけ染み込ませた筆で塗ると定着しやすいかな。
染み込ませすぎるとビチャビチャになって気体感がなくなるけど。
錆部分は溶剤を染み込ませた液体状のウェザリングマスターを塗っていますな。
排気汚れは液体状のをベースに、乾いた筆で擦ってぼかして……。
過去記事も参照にしてね。
最後の仕上げ
後は仕上げ
- 水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ
- 風防と機体底面のマスキングをはがす
といった流れだ。
パテで風防の隙間埋めをしたからか、今回は内部への吹き込みはなかったようですな。
パテで埋めても吹き込むときは吹き込む。
取り外しに苦労するので今回は吹き込まなくて幸いだ。
これでようやく完成。
以下、ギャラリーだよ!
フジミ 彗星一二型 完成!
液冷エンジンのスマートさがやっぱり際立つというか。
以前作ったタミヤの零戦と比較。
艦爆は戦闘機より少し大きいイメージがありますが……
彗星は小柄で零戦より僅かに大きいぐらいのサイズですな。
なんというか、より高速性能を重視したというか。
さらに天山も混ぜてみます。
大戦後期の日本海軍艦載機シリーズですな。
零戦と彗星は小さいけど、魚雷を装備するからか天山は大柄なんだよね。
天山は彗星と同じフジミ製。
同社は1/72で他社があまり発売していない飛行機をラインナップしているのが魅力だ。
筆者はどちらかといえば艦戦よりも艦攻・艦爆が好みのようですな。
作ってみた感想のコーナー
少し苦戦したけど、思ったよりは難しくなかったというか。
筆者がこのキットで気に入ったポイントとして
- 部品が少なくシンプルな作りですぐ形になる
逆に気になったポイントとしては
- 機首と胴体の接合部分など、一部そのままでは上手くはまらない箇所がある。
- 機首上部など、目立つヒケが何箇所かあるので処理する必要がある。
とのこと。
極端に組みにくいわけではないけど、タミヤやハセガワ製品よりも少し難しい印象。
接着時はズレて段差ができないように、よく位置を確認してから作業しよう。
ただ2022年11月現在、タミヤやハセガワからは彗星艦爆が出ていないから、競合が少ないというところでは価値があるね。
知っている限りだと、他に1/72スケールの彗星はマイクロエース(アリイ)やAZモデルが出しているようですな。
今回最大のトラブルはデカールだったけど……
これは寧ろ購入して長年放置していた筆者側の問題といえる。
いつまでも放置していると製作時に厄介なことになるのが、君たちにもわかっただろう?
早く在庫を処理していかないと大変なことに……。
新品だけならまだしも、中古品もありますからね。
中古品漁りは楽しいですが、デカールの問題が付きまといます。
今回はここまで。
次回はこの彗星艦爆に合わせて、ある機体を紹介予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版