HGUCのリバイブ版ギャンを作っていきましょう。
前回は胴体と手足を組んだ。
今回は残る武器と頭部を組んで全体の組み立てを終えよう。
なんか筆者のもとに届いたみたいだけど。
それについては後日紹介しましょう。
それではギャンの作業を再開する。
武器の組み立て
武器はサーベルとシールドのみ。
白兵戦用MSだけあって火器類は装備していません。
この辺り気になる人は流用パーツとかで追加するといいかもね。
今回はマ・クベ大佐搭乗機をイメージして、この武器だけで進めるよ。
特に不満もなかったので、単純に各部の成型のみ。
柔らかいKPS製パーツが多いから少し苦戦するかもね。
ストレートに……。
作業後はこんな感じに。
特に大きく手を加えたところはありませんな。
サーベルはもちろんクリアーパーツだね。
全体に紙ヤスリをかけたから、少し曇った感じになっているけど。
筆者としては完全に透き通った状態よりはこっちのほうがビームっぽく見えて気に入っているようだ。
とりあえず武器はこれで終了。
頭部の製作
頭部は以前の筆者が手を加えていましたな。
モノアイレール部分を切り刻んで……。
筆者として気になる点は3つ。
- 顔の側面に合わせ目がある
- アンテナが丸まっている
- モノアイが非可動
順番に処理していこう。
顔側面の合わせ目処理
まずは顔の側面の合わせ目を接着処理。
ここは問題ありませんな。
ちなみに通常はモノアイレールパーツを挟み込んでから組み立てる。
このパーツを使って組み立てる場合、画像で黒く着色したパーツ下部のピンを切り取れば後ハメができる。
今回はモノアイ可動工作をするから、さらに削るけどね。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
アンテナを尖らせる
ギャンはWWIドイツ軍のピッケルハウベを連想するようなアンテナが頭頂部についている。
ここは一度平らに削りとり、そこに2.0mm径プラ棒を接着する。
乾燥後、角度をつけながら削りこんな感じに。
これは以前紹介したスパイクを尖らせる方法と同じですな。
詳しくは当該記事も参考にしてください。
モノアイを可動化改造する
さて、ここからが本番。
筆者がこのキットを放置する原因の1つとなった、モノアイ可動化改造に再び挑戦です。
とりあえず参考のため持ってきたギャンスロットの余剰パーツとはお別れ。
筆者が中途半端に手を加えたモノアイパーツを取り出す。
画像の左が素の状態のモノアイレール。
右側が加工した後のモノアイレールだ。
見た感じ正面にくる部分を削り取った感じかな?
加工したパーツを取り付けるとこんな感じに。
正面の十字部分だけ削った感じですな。
後部はそのまま残しています。
このパーツはモノアイレール部分だけでなく、頭部の上下パーツの接続役も兼ねている。
もっと切削するにしても、接続部分だけは残しておこう。
筆者があれこれ考えた結果、とりあえず左右にだけ動かすことにした。
まずはそのための軸打ち。
頭部下部にプラ板を接着し、そこにピンバイスで1.5mm径の穴を開けて同径の真鍮線を接着した。
軸の位置に注意ですな。
手前過ぎても奥過ぎても後に作るモノアイパーツが干渉するので……。
続いてモノアイ基部。
これはコトブキヤのモビルパイプ(3.5mm径)と丸ノズル(3.0mm径)を組み合わせている。
パイプ部分は接着箇所を削って平らにし、接着面積を稼いでいる。
これは以前ケンプファーを例にして紹介したのとほぼ同じパターンだね。
モノアイパーツを軸に接続するとこんな感じに。
可動範囲はそこまで広くないが、まあ表情はつけられるのでこれでヨシとする。
軸が多少細いけど、その分遊びがあるから動かしやすいというか。
完全に組むとこんな感じに。
新造したモノアイパーツも、内部には干渉しないようですな。
あっという間に頭部の組み立てが終了した。
7年間筆者が放置していたのは一体なんだったのか。
今回の戦果
これですべての部品がそろいました。
初代ガンダム世代の機体だけあって、模型でもシンプルな内容となっていますな。
可変機とかと違って、構造が単純だから組むのもそんなに苦労しないんだよね。
今回は主に補修で苦戦しただけだし。
今回はここまで。
次回から塗装作業となるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット