HGUCのリバイブ版ギャンを作っていきましょう。
前回は武器と頭部を組んで、全体のパーツが揃った。
今回は塗装やマーキングを済ませよう。
問題の工作部分は何とか終了。
あとは特に問題なさそうかな。
初代ガンダムの機体なので、塗り分けもそんなに複雑ではなさそうですな。
それでは完成を目指して作業を再開しよう。
下地作り
手始めにサーフェイサーによる下地作り。
今回は切り貼りした部分も多いので、まずは1000番のグレーサーフェイサーを吹き付けます。
プラ板で補強した部分と本来のパーツに隙間がないか確かめて……。
問題がないようでしたら、今度は陰色。
Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを全体に吹き付けます。
この辺りはいつも通りだね。
コクピットハッチの塗装
ここから本体色を塗りますが……
まずは塗り分けが必要なコクピットハッチから着色していきます。
使用したのはMr.カラーの307番、グレーFS36320ですな。
説明書の指示だと
ホワイト95%+みず色5%+すみれ色(少量)
となっている。
調色している時間が惜しいので、近い色で済ませてしまう。
乾燥したらマスキングテープを貼り付けよう。
本体色の塗装
続いて本体色を塗ります。
ここでまたもや筆者の在庫から怪しいものが。
またなんか古そうなものを……。
筆者が一時期狂ったように集めていた旧ガンダムカラーのHGUCギャン用だ。
当然リバイブ前の旧製品対応のものだけどね。
内容は
- バイオレット1(手足のライトパープル)
- パープル1(胴体のブルー部分)
- オーカー1(シールドやサーベルのイエロー部分)
ですな。
ただし今回パープル1は使用しない。
確かめたところどうも紫感が強すぎて、筆者のイメージと異なったからね。
旧製品に合わせたからかな?
あっちは確かに胴体が紫寄りの成型色だったけど。
とりあえずこのガンダムカラーとその他の色を使って塗ります。
使用した色はそれぞれ……
- 手足のライトパープル部分→旧ガンダムカラーのバイオレット1
- 胴体などのブルー部分→Mr.カラーのフタロシアニンブルー
- バックパック→旧ガンダムカラーのファントムグレー
- 武器のイエロー→旧ガンダムカラーのオーカー1
- シールドのレッド→旧ガンダムカラーのレッド2
- 関節など→Mr.メタルカラーのアイアン
……ですな。
ブルーのイメージは大体近い感じかな。
一度組み立てて確認するとこんな感じに。
筆者のイメージ通りになったので、このまま進む。
手足のライトパープル部分が絶妙ですな。
白すぎるとギャンスロットっぽくもなりますし。
部分塗装とスミ入れ
パーツ単位での色分けレベルが高いので、あまり部分塗装する箇所もないですな。
今回は手首と首周りを、関節でも使ったアイアンで塗っているのみです。
一度解体してここでスミ入れ。
今回はタミヤエナメルのフラットブラック・スミ入れ用ブラックを使っている。
浸透して破損しないよう、極力分解した状態で塗料を流し込む。
筆者のスミ入れ、少し前はウェザリングカラーを使っていたけど……
すっかりこっちに切り替わったね。
デカールを貼り付ける
続いてマーキング。
今回は主にガンダムデカールのHGUCジオン用3をメインに使っている。
ギャン用のラインデカールがあるね。
これも使って……。
ただこのデカールはリバイブ版登場前のものなので、旧HGUC製品対応のものですな。
なので微妙に寸法が異なります。
腰のラインデカールは2本一体になっていますが、1本ずつ解体してから貼るといいでしょう。
購入してから時間が経っているため、貼ろうとするとボロボロ崩れることが問題だけどね。
予備もたくさんあるし、途中でちぎれてしまったものも何とか繋ぎ合わせて貼り付けている。
今回の戦果
そんなこんなで貼り付け終わるとこんな感じに。
ラインデカールが追加されて、少しMSVっぽい感じにもなった。
腰のラインデカールが少し目立ちすぎな感じもするけど……。
筆者が不良在庫と化していたものをどうしても使いたかったらしく……。
このデカールはドム用に複数購入したけど、ギャンはあまり作らなかったからそれ用のマークだけ大量に余ってしまっている。
筆者の作業に追いついてしまったので、今回はここまで。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
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