2023年5月のタミヤ新製品、アルケット社のIV号駆逐戦車を作っていきましょう。
前回はシュルツェンなどを組んで組み立てを終えた。
今回は塗装とマーキングを行う。
筆者が作業を進めていないんだけど。
どうもお出かけだったようで。
それが原因で本日の水星の魔女はリアタイしていません。
ネタバレ防止のためTwitterはお預けだ。
幸い今回の記事分の作業は前日までにまとまっていた様子。
今日はそれを紹介しよう。
塗装図の確認
本キットの塗装は2種類。
- 第106戦車旅団所属車輌(1944年末西部戦線)
- 第17戦車師団所属車輌(1945年東部戦線)
ですな。
転輪の選択があるので今回は第17師団のを選択済みです。
こっちは光と影迷彩ではない代わりに、車番マークがあるのが特徴だね。
下地作り
手始めにガイアノーツのマルチプライマーを金網型シュルツェンや改造したライトコードに吹き付けます。
網目が埋まると困るので、ここは筆塗りではなくエアブラシ吹きを……。
エアブラシがない人は缶スプレー系のプライマーを使うことになるけど……
タミヤから発売しているみたいだね。
筆者は使ったことがないから詳しい性能は不明だけど。
ついでに兵士の下地も作っておく。
ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイトを全体に吹きつけ。
その後顔にガイアカラーのノーツフレッシュピンクを吹きつけ。
今回の兵士は手袋着用なので、手に塗る必要はない。
このあたりは各キットで要確認ですな。
筆者の場合逆に
「手袋着用と思ったら素手だった」
というパターンが多いですが。
車輌の下地はクレオスのマホガニーサーフェイサー。
その後足周りにモデルカステンの履帯色ですな。
このあたりからいつものパターン……。
可動式の照準器ガード周りは注意。
あんまり塗料を厚吹きすると固まって動かなくなる。
基本色を塗る
基本色はダークイエロー。
ここはいつもどおり、ガイアカラーのダークイエロー2を使っています。
同社のダークイエロー1に比べると少し白っぽい感じ。
筆者としてはこの色が好みみたいだね。
1のほうは黄色みがあってやや主張が強い印象ですな。
迷彩色を塗る
更に迷彩を塗ります。
まずはグリーン。
今回はガイアノーツのオリーブグリーンを吹きつけ。
ここの塗りわけは先にシュルツェンを外した状態で全体に迷彩を吹きつけ、その後シュルツェンを取り付けた状態で、それに迷彩を吹き付けている。
シュルツェン架周りは吹き付ける角度によって余計なところに塗料が吹き込むので注意しよう。
更にブラウン。
今までのと同じくガイアカラーのレッドブラウンを使って吹き付けています。
レッドブラウンは主張が強いので、気持ち他の塗料よりも薄めに吹き付けている。
ここもシュルツェンを外した状態で一度吹きつけ、その後シュルツェンを取り付けてから再度迷彩を吹き付けている。
金網だから塗料が反対側に吹き込みそう。
……と思いきや、思ったよりは吹き込まないかな。
イエロー単色の車体下部に結構吹き込んだように感じるけど、こっちはウェザリングするからそこまで気にならないという。
これでエアブラシ塗装は終了です。
マーキング
今回はそのままマーキング。
キット付属のデカールはこんな感じですな。
大戦末期の車輌だからか、派手なマーキングはなし。
国籍マークとかの最低限のマークだけだね。
地味に消火器用のマークが嬉しいところ。
貼り付けるとこんな感じに。
戦闘室右と後ろの国籍マークは工具と被る形に貼り付けます。
スライドさせながら貼ったり、一度工具を剥がすとよいでしょう。
「クリーニングロッドやスパナはべったり接着しないように」
……って言っていたのはここのためだったわけだね。
今回の戦果
その後は筆で細かいところを塗装。
今回のキットは一部装備が車体色と一緒という指示が出ています。
照準器類や、ジャッキなど。
いつもは金属色で塗り分けるんだけどね。
斧とかシャベルは金属色で塗り分けているよ。
今回は水性ホビーカラーのメタルブラックを使って……。
今回はここで中断。
次回はウェザリングを施すところから再開予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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