【2023年5月】タミヤ IV号駆逐戦車/70(A) 製作記②【新製品】

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤMMシリーズの新製品、アルケット社のIV号駆逐戦車/70を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はパーツを確認した。

今回は組み立て開始。

足周りを進めていこう。

レーナ
レーナ

久々の新製品組み立て。

昨年のデミトレ武器セット以来かな。

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アドルフ
アドルフ

昨年の秋ごろは頻繁にレビューしていたのですが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

雑談はここまで。

早速作戦を開始しよう。

 

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塗装を選択しよう

アドルフ
アドルフ

作る前にやることがありますのでまずはそちらから。

このキットでは2種類の塗装が収録されていますが……

塗装によって一部パーツを選択します。

先にどちらで作るか決めておきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

見た感じ装備している鋼製転輪の数が違うぐらいだ。

今回はBパターンの第17戦車師団所属車で作ってみよう。

レーナ
レーナ

鋼製転輪が片側3個になっているほうだね。

アドルフ
アドルフ

それと……

前回も触れましたが、発売済みのIV号駆逐戦車/70(V)ラング用の金属砲身に本キットも対応しています。

グレードアップさせたい方は用意しておくとよいでしょう。

今回は使いませんが。

 

 

車体下部の組み立て

アドルフ
アドルフ

それでは改めて組み立てを開始しましょう。

まずは車体下部から。

バスタブ型に一体成型されたパーツに、それぞれの小パーツを取り付けていきます。

レーナ
レーナ

2023年という刻印の他に、1994年の刻印も。

1994年はタミヤMMシリーズが新しくなった以降初めてのIV号系列、IV号戦車J型が発売した年だね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

それの流用と思いきや、新たなパーツ取り付け用の凹みや凸ピンが設けられている。

詳しく見ていこう。

アドルフ
アドルフ

側面には上部転輪を取り付けるための凸ピンがありますが……

オレンジの線で印した、真ん中に存在するものは今回切り取り指示が出ています。

短いものなのでヤスリで削り落としてしまいましょう。

レーナ
レーナ

早速加工があるね。

ヴァルダ
ヴァルダ

IV号戦車は基本的に上部転輪が片側4つなんだけど……

末期になると1つ減らされた片側3つのものが登場する。

キット付属の解説書によると、完全に切り替わったわけではなかったようだけどね。

アドルフ
アドルフ

ちなみにタミヤの製品としては/70(V)ラングが、片側3つの上部転輪でキット化されていましたな。

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アドルフ
アドルフ

続いて前面装甲周辺。

(A)型の特徴ともいえる場所ですな。

レーナ
レーナ

普通のIV号戦車と同じような形だね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

(V)ラングでは防御力を高めるためにクサビ型の傾斜装甲を備えていた。

(A)では生産性を考慮して元のIV号戦車のものと同じような形をしている。

アドルフ
アドルフ

組み立てていくとこんな感じに。

特に大きな問題はないですな。

レーナ
レーナ

ここは今までのタミヤ製品よりも進化しているポイントだね。

  • 前面装甲と側面装甲の継ぎ目の溶接跡が再現されている
  • 牽引フックの押し出しピン跡がパーツの真ん中じゃなくて取り付けピン(組むと隠れる)に設けられている

といった感じに。

ヴァルダ
ヴァルダ

牽引フックパーツも外側と内側で似たような形をしているけど、取り付け穴が大小2種類あるので間違えなくて済む。

タミヤ製品の組みやすさのポイントの1つだ。

 

サスペンション類の取り付け

アドルフ
アドルフ

続いてサスペンション類。

キットの説明書では先に上部転輪を組む指示が出ていますが、まずは上下共に支持架部分をまとめて作ってしまいましょう。

レーナ
レーナ

上部転輪支持架は何か2種類あるみたいだけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

後にも語るけど、履帯を組みやすいようにピンの付いた上部転輪がセットされている。

それの関係で、片側1つずつ異なる形の上部転輪支持架が付属するんだ。

転輪をはめ込むピンと車体に合わせるピンが他のものとは形が異なるので、見分けは簡単につく。

アドルフ
アドルフ

ついでに後部パネルも用意。

こちらも誘導輪の支持架がついているので、一緒に組んでおきます。

レーナ
レーナ

この辺りはまだ通常のIV号戦車とあまり変わらないね。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

おなじみの姿ですな。

レーナ
レーナ

近年のタミヤMMシリーズにIV号系列はよく出てくるけど……

筆者は発売直後に全部作っているからね。

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アドルフ
アドルフ

まだIV号駆逐戦車/70(A)を作っている最中ですが、ここから更に別のIV号が発売するのを期待してしまいますな。

 

転輪の組み立て

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは転輪を2枚重ねにする前に、間を陰となる色で塗っておく。

今回はとりあえずクレオスのマホガニーサーフェイサーで。

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アドルフ
アドルフ

前述どおり、鋼製転輪とゴムリム転輪は選んだ塗装によって割合が異なるので注意です。

また上部転輪もいくつか種類があります。

筆者は余剰になる転輪にも塗ってしまっていますが……。

レーナ
レーナ

組み立てた転輪はこんな感じ。

機動輪にはポリキャップを入れ忘れないように。

鋼製転輪が片側4つのAパターンに対して、Bパターンは片側3つだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

(V)ラングはノーズヘビー化による負荷を懸念してか、生産間もない時期に前の片側2つを鋼製転輪にしていた。

(A)はラング以上に重量が増したので、前3~4つを鋼製転輪にするのが一般的だったようだ。

アドルフ
アドルフ

タミヤの(V)ラング旧製品は全部ゴムリム転輪でしたが、あれは極初期の生産車をイメージしたようですな。

単に金型流用の影響かもしれませんが。

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今回の戦果

アドルフ
アドルフ

転輪類を仮留め。

この段階ではまだ接着しません。

レーナ
レーナ

先頭の上部転輪に何か突起があるね。

これがさっき言っていた履帯に合わせるやつかな?

アドルフ
アドルフ

この突起を上に向かせるため、支持架もピンが完全な丸穴にはなっていませんでした。

上部転輪に突起があって、それと履帯を合わせるのは以前マルダーIでも見かけましたな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回はその履帯取り付け作業から再開しよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

 

この記事で作っているキット

 

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