模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はタミヤの新作、IV号駆逐戦車/70(A)が完成しましたな。
今回は……。
筆者が先日物資の補給に行った際にガンプラを購入してきた。
今回はそれの仮組み・紹介をする。
なんか箱があるね。
月末なのに新しい購入品が……。
そういえば本日は月末でしたな。
恒例の集計はこの記事の最後に載せておきましょう。
今回のお題 HG ハインドリー
今回作るのはこちら。
ガンプラの水星の魔女HGシリーズより
ハインドリーだ。
現在絶賛放送中の水星の魔女。
ここでそのガンプラを作るのはチュチュ専用デミトレーナー以来ですな。
このキットはHG水星の魔女シリーズ第16弾として2023年2月に発売された。
価格は2023年5月現在税込み1760円となっている。
グラスレー社のMSだね。
そういえばこの機体、本編で出てきたっけ?
設定自体は早期に公開されていましたが……
初登場は2期に入ってから。
14話のオープンキャンパスでの模擬戦、ランブルリングでグラスレー寮のサビーナ&レネが搭乗していたぐらいですな。
14話の放送日が2023年の4月16日。
キットのほうが映像に登場するよりも早く発売してしまっている。
箱の中身を確認する
とりあえず開封。
中身はこんな感じとなっている。
ネタバレを防ぐためかな。
パイロット関係の情報は一切載っていないね。
ランナー紹介。
まずはAランナー。
ハインドリーの特徴であるブルーグリーンの成型色ですな。
主に前腕や胴体、頭部や武器の部分が収まっています。
真ん中の胴体と前腕パーツ以外はおそらくこのキット専用。
スイッチで分けられている。
スイッチ?
ランナーをよく見ると、Tの字型にズレており「-」状の出っ張りが浮かんでいる箇所がありますよね。
これがスイッチですな。
金型流用をするバリエーション機ではここを切り替えて、成型する部品としない部品を選んでいるようです。
先日ハインドリーのバリエーション機であるハインドリーシュトルムが発売されたようだけど……。
ハインドリーのパーツが流用されているはず。
筆者はまだ購入していないけど。
続いてBランナー。
ここは手足のブルーグリーン部分ですな。
ここもスイッチがあるね。
ランナーの左下部分に不自然な空間があるけど、ここにバリエーション機のパーツが入りそうな。
Cランナーはグレーバイオレット成型。
主に関節部分のパーツとなっている。
関節ですが、近年よく見られるプラ系の素材。
ABSではありませんな。
後は小さいランナー類なのでまとめて紹介。
右から
- Dランナー
- E1ランナー
- Fランナー
となっている。
Dランナーはクリアーパープルで、主にセンサー類のパーツ。
E1とFランナーは武器やバックパックのパーツだね。
付属のシールはこちら。
センサー類のほか、細かい白い部分をこれで補います。
今回は仮組みなのでまだ貼り付けませんが。
筆者のことだし、白い部分は塗装になるかな。
説明書はこんな感じ。
特徴的な機体色のレシピもばっちり載っている。
よもぎ色やあずき色は筆者の愛用するMr.カラーやガイアカラーにはありませんな。
何か近似色を探してこないと……。
頭部の組み立て
とりあえず仮組みをしてみよう。
まずは頭部から。
わずか5パーツで構成される。
早速クリアーパーツを組み込む指示が出ているね。
シールはセンサー部分に貼る1番と、白い部分を補う2・3番。
仮組みなので今回は貼り付けずに進めます。
組み立てるとこんな感じに。
学園での決闘では
「相手のブレードアンテナを折れば勝利」
っていうルールだけど……
この後頭部のがアンテナかな?
なんか奥まっていてほかの機体よりも折りにくそうですな。
胴体の組み立て
続いて胴体。
まずはフレーム部分から組んでしまう。
ここでもうひとつのセンサーパーツ、D1を取り付け。
これでDランナーの部品は全部使うことになる。
ランナー回収ボックス行きかな。
フレームの組み立てが完了です。
以前のチュチュ専用デミトレーナー同様、ボールジョイント付きのL字型肩関節が特徴的ですな。
更に外装を取り付け。
他の水星シリーズの機体同様、腰部スカートのないスタイルが特徴的だ。
筆者はザクとかばっかり組んでいるから、ちょっと新鮮に感じているそうな。
胸部の十字部分も白いシールで補う必要があります。
とりあえず今回はスルーで。
これで胴体は組み立て完了。
股関節下にはスタンド接続用の丸穴が開いている。
腰部背面にも穴があるけど……
ここはこのキットでは何も取り付けないみたいだね。
改造用か、それともスタンド接続用か……。
腕部の組み立て
続いて腕部。
左右で組み立て指示が独立していますが……
筆者は一気に両方組んでしまいます。
筆者は説明するために一度に部品を全部切り出しているけど……
番号がわかんなくなるから、よい子は真似しちゃダメだゾ。
基本的にプラモデルは
- 1ステップで使うパーツだけ切り出す
- 1ステップ分の部品を組み合わせる
- 組み合わせ終わったら、次のステップの部品を切り出す
といった流れです。
組み立てていくとこんな感じ。
デミトレーナー同様、関節類はほとんどがCの字状のパーツをパチンとはめ込む形式。
後ハメ加工のために切り刻む必要はなさそうだ。
手首は握り手が左右1対ずつ。
開いた手は付属しません。
脚部の組み立て
続いて脚部。
ここは左右ともに同じ番号の部品を使う。
股関節部分など一部取り付け向きを変えるだけだ。
組み立てるとこんな感じに。
ここは合わせ目がモールドに沿って目立たないようになっているね。
丸っこい足首がいい感じ。
足首はツメの形から、少し鳥っぽい感じもしますな。
ここまでで
- 頭部
- 胴体
- 腕部
- 脚部
がそろいました。
説明書ではここで各部組み合わせの指示が出ていますので、合わせてしまいましょう。
組み合わせるとこんな感じに。
新品で関節が少し固めに感じるけど、動かしていれば馴染んでくるだろう。
足裏の面積が狭いから、少し立たせるのが難しいかな?
とりあえず残りの部品を……。
ちなみにこの時点では左の袖口パーツの向きが間違っています。
仮組み完了直後に筆者が気づき、修正しています。
袖口の穴はシールドの取り付け用。
これが外側を向いている必要がある。
バックパックの組み立て
本体の部品はこれで最後。
バックパックですな。
基部に筒状のスラスターを3基組み合わせる格好となっています。
組み立て完了。
かなりシンプルな形だね。
スラスターは真っ二つだけど、これはモールドを兼ねているっぽいね。
ただ真ん中のスラスターパーツは合わせ目を兼ねたモールドがかなり浅くなっていますな。
これはどういうことなのか……。
とりあえず本体に取り付け。
左右のスラスターは合わせ目とモールドが兼ねている感じで間違いなさそうだ。
真ん中のは公式の見本でも合わせ目が消されていたり残っていたりとイマイチはっきりしない。
後で本格的に作るまでにどうするか考えておこう。
武器の製作
最後に武器ですな。
付属の装備はランタンシールドとラウンドシールドのみです。
組み立てるとこんな感じに。
どちらも単純な形をしている。
ランタンシールドはシールド取り付け軸部分で回転するようになっており、ランス部分の向きを変えることができる。
HG ハインドリー 仮組み完了!
お疲れ様です。
これでハインドリーの仮組みが完了しました。
早速見てみよう。
仮組み品簡易レビュー
まずは前後から。
手足の形など、同じグラスレー社製のベギルペンデと似たような形をしていますな。
ただ装備がごちゃついていない分、ハインドリーのほうがよりシンプルな印象だね。
可動範囲など。
ヒジやヒザは約100度曲がります。
簡易的な構造ですが、その割には曲がるほうかと。
ヒザ立ちも余裕です。
肩関節も問題ない感じ。
ただ少し外れやすいかな。
筆者のはまだ新品で関節が硬いというのもありそうだけど。
武器は右手のランタンシールドと左手のラウンドシールドのみ。
ラウンドシールドはグリップが可動し、前に構えるようなポーズにもできます。
ランタンシールドは
- シールド
- ランス
- ハンドガン
が一体化した武器。
ランスの向きを変えて、ハンドガンを前面に構えることもできるよ。
ちなみにランタンシールド、現実には16~17世紀のイタリアで作られたそうです。
ハインドリーのもの同様盾からスパイクが突き出しているほか……
名前のとおりランタンが仕込むことができて、灯りを使った目くらましも可能だったとか。
筆者の撮影した画像にこんなのが……。
どうもランス部分を持つと勘違いしてそのまま撮影したようだ。
設定上ではハンドガン使用時もランス使用時もハンドガンのグリップを握ったままが正しい。
見本の写真だとハンドガングリップとランス部分が重なっており、それで筆者が勘違いしたようですな。
同じことをやった人はいるかな?
ちなみにこのランス、設定では電磁射出式のようですな。
いわゆるパイルバンカー的なものでしょうか。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から本格的な製作を始めよう。
合わせ目消しが必要な箇所は少ないように見えるね。
各部の細かい調整ぐらいかな、やることは。
おそらく。
これで終了……の前に集計作業をしよう。
月末恒例 今月の戦果
2023年5月の戦果は……
- 購入 2(IV号駆逐戦車/70A、ハインドリー)
- 完成 6(PZL.23カラシュ、Bf110C-2/C-4、Bf110E/E-2TROP×2、ギャン、IV号駆逐戦車/70A)
ですな。
積みは差し引き4個消費。
今回は航空機率高めだね。
同じものが並ぶと壮観です。
ただその分同じような内容の作業が繰り返されるので、モチベーションの維持が難しくなるのですが。
記事もダイジェスト版が続いて作業に追いつき、途中臨時休業していたね。
本当に今回はここまで。
次回は来月に持ち越しとなったハインドリーの続きとなる予定だ。
来月も、お楽しみに~。