ドイツレベルのホルテンGo229(Ho229とも)を作っていきましょう。
前回は胴体の上下を貼り合わせた。
今回は残りの部品を取りつけ、全体の組み立てを終えよう。
順調に進んでいるみたいだね。
ここ最近にしては珍しいですな。
こまごまとしたところで修正があるけどね。
それでは作業を再開しよう。
主翼の取り付け
最初に合わせ目部分を接着した主翼パーツ。
これを整形してしまいましょう。
なんか主翼の端っこに変な跡がついているような。
- 筆者が合わせ目消しのため、大量の接着剤を流し込む
- 主翼端をクリップで留めて固定した際に、接着剤でやわらかくなっていた主翼端がクリップの力で凹んでしまう
- そのまま固着、この形に至る
……という流れだ。
なので余計なパテ埋め作業が発生した。
それ以外にも、内部の接続ピンの影響で凹んだ箇所がいくつかありますな。
パテ等で均しておきましょう。
整形後は胴体へ接着。
左右で向きがありますが、接続ピンが左右で異なる位置にあるので間違えて接着することはありません。
前回接着した部分はまだ乾燥していないみたいだね。
先にほかの部分を進めよう。
主脚類の組み立て
外付けの武装などはないので、とりあえず主脚などを。
Go229は前輪式ですな。
最初に貼り合わせたタイヤ類を整形。
各パーツも整形しておこう。
塗り分けを考えて、支柱とタイヤ類は接着しない。
主脚仮留め。
メインの支柱はかっちり本体にはまりますが、それ以外はほとんどイモ付けですな。
強度が少し気になります。
強度もそうだけど、接着位置も気になるね。
筆者はとりあえず画像の位置で接着しているよ。
カバーパーツの組み立て
続いて主脚や機関砲のカバー部分を。
主脚カバーは接着しないで進めるので、整形作業のみですな。
このキット、カバーを閉じた飛行状態でも作ることができる。
今回は着陸形態で作るけどね。
機関砲のカバーを取りつけます。
ぴったり……というより、少しキツめですな。
筆者はカバーパーツを軽く曲げながらはめ込んでいます。
機内の仮塗装
このキット、前輪部分の内部がスカスカだね。
実物も鋼管フレームにベニヤ板を貼り付けたものとは聞いていましたが……。
後でエアブラシの霧が入りにくそうだったので、この段階である程度筆塗りしておきましょう。
ここはRLM02グレーで塗る。
キットではコクピット同様のねずみ色系の指示が出ていたけど、ドイツ軍機の脚の色といえばこちらなので。
ようやく機首の接着部分が乾いたので整形。
ここは合わせ目なのかモールドなのか曖昧ですな……。
とりあえず今回はボックスアートに合わせる。
一部合わせ目として処理。
一部はモールドとして処理する。
こちらも塗りきれていない機内や風防で隠れる部分を筆塗り。
コクピット内部色で使った、RLM66ブラックグレーを再度使いましょう。
風防の取り付け
風防は前後の2パーツ構成。
前側のは細かい上に曲面なので、直接本体に貼り付けにくいですな。
先に前後を合わせてから、本体に接着します。
接着にはいつものセメダイン模型用ハイグレードを。
というか風防がうまく被せられないんだけど。
どうも筆者がこの計器の上に貼り付けたフレーム、9番パーツが上下さかさまだったようだ。
なので一度外して再接着する。
今度はうまく被せることができましたな。
しかし隙間が。
コクピットの組み立て中に、筆者が削ってしまったのかもしれない。
先ほども登場したタミヤパテ。
これをメインに盛る。
乾燥待ちには別のことをしておこう。
もうほとんどパーツは整形済みだよ。
筆者は裏で次のキットを進めている。
乾燥後、削って処理します。
……前だけでなく、側面も隙間ができていましたな。
そちらは溶きパテを流し込んで済ませます。
前もMe262でこんな感じだったね。
今回はあれに比べればだいぶマシだったけど。
その後はマスキング。
曲線が多いものの、窓枠が非常に少ないので簡単だ。
大戦末期の機体は窓枠が少なめなのがありがたいところですな。
今回の戦果
そんなこんなでようやく組み立てが終了。
ブーメラン型の特徴的な形もお披露目だ。
思ったより大きいね。
早くほかの機体と並べてみたいな。
今回はここで中断。
次回は塗装作業となる。
続きは次回!
この記事で作っているキット