ハセガワから発売されているユンカースJu88爆撃機。
それのフィンランド空軍仕様を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回はコクピット周りから組んでいこう。
ハセガワのJu88A-4、元のドイツ軍仕様は定番品のはずだけど、あんまり見かけないよね。
筆者は先日中古品でいい値段のを見かけたようですが……
手持ちのフィンランド軍仕様のを思い出して購入を止めましたな。
まずは手持ちの在庫を処理してからだ。
ただでさえ双発爆撃機は作るのに時間がかかるんだ。
どうしても気になるのなら、先にこちらを完成させよう。
合わせ目接着
まずは合わせ目接着。
手を加えず、貼り合わせるだけのものを最初に接着してしまいましょう。
見た感じ
- 爆弾4個
- 水平尾翼
- 垂直尾翼
- タイヤ
- エンジンナセルパーツ
かな。
合わせ目消しに関しては過去記事を見てね。
コクピットの組み立て
続いてコクピットの組み立て。
Ju88は機首先端に乗員区画が集中しています。
操縦手用の座席はQ12,13,14の中から選択式。
今回はヘッドレスト付きのQ13番パーツを使用している。
筆者はこの座席の違いが何の基準なのか把握していない。
生産時期によって違うのかな?
組み立てるとこんな感じに。
やや戦闘機に比べるとパーツが多いですが、組んでしまえばまったく問題ないですな。
このキットは計器部分に大判のデカールを貼り付ける。
なので右側壁につくQ3・Q4番パーツはここでは取り付けない。
塗装とデカール貼りを済ませてから取り付けよう。
ゴンドラとの間の隔壁を開口する
ここで少し飛んで、機首下部のゴンドラ銃座部分を仮組みする。
キットでは通常のプラパーツ1つとクリアーパーツ3つを組み合わせて作る。
中央のクリアーパーツ(CB4・CB5番パーツ)は合わせ目部分を接着している。
クリアーパーツだけど、窓部分だけ残して機体色で塗りつぶす予定だね。
窓部分に接着剤がつかないように注意しよう。
今回先にゴンドラを仮組みしたのはここの確認をしたかったため。
Ju88はこのゴンドラ部分が搭乗口を兼ねているんだけど……
ハセガワのキットは後期のゴンドラなしタイプとの金型共用のためか、コクピットとゴンドラの間が塞がっている。
これを穴あけしてみよう。
まずは先に機首パーツ下部に、ゴンドラパーツ接続用の穴を開けます。
ただゴンドラの凸ピン自体が小さいので、もっと小さい穴でもよさそうですな。
筆者が仮組みしないでいきなり開けちゃったんだよね。
切り取るのは画像でオレンジ色の着色した区画。
丁度モールドがあるけど、仮組みしたところモールド通りにすると穴が大きすぎて接着強度が出せなさそうだった。
なのでモールド部分より一回り小さく切り出してみよう。
基本的に切り出す際は調整ができるよう、気持ち小さめにするといいですな。
切り出すとこんな感じに。
筆者はわざわざ綺麗に切り取っているけど……
切り出した部分を再利用するわけではないので、砕くように切削していったほうが楽だろう。
切り出すのに使ったのはウェーブのグリップのこ。
いわゆるエッチングソーだね。
幅が狭いから、のこの厚さによる切りしろ部分が少ないのが利点だよ。
今回の戦果
上から見るとこんな感じに。
これでとりあえず目的は達成しましたな。
この辺り調べるのに時間をかけてしまったので、今回はここまで。
次回はコクピット内の塗装とかになるだろう。
続きは次回!