ハセガワのユンカースJu88を作っていきましょう。
前回はようやく全体の組み立てが終了した。
今回は塗装とマーキングを行う。
組み立ては少してこずったけど、ここから先はいつもどおりだから大丈夫かな。
難所を乗り越えて筆者の気力も戻ってきたようです。
このまま気が変わらないうちに仕上げてしまいましょう。
それでは作戦を再開しよう。
塗装図の確認
本キットに収録されている塗装図は3種類。
いずれも1944年6月ごろのフィンランド空軍第44爆撃隊のものですな。
- JK-268号機(フィンランド軍迷彩)
- JK-260号機(フィンランド軍迷彩)
- JK-256号機(ドイツ軍迷彩)
となっています。
今回は2番のJK-260号機で塗る。
フィンランド軍独特の迷彩と、機体下部についたアンテナカバーパーツが特徴的だ。
下地の塗装
手始めに下地の塗装から。
- 風防下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000
- 主脚周り→Mr.カラーのRLM02グレー
と吹き付けていきます。
この辺りはいつもどおり……
続いて識別帯。
下地にガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト。
その上からMr.カラーのRLM04イエローを塗装。
キットでは胴体の帯部分のみ黄色のデカールが付属しますが……
主翼下面の塗装面と色味を合わせたいので、胴体も塗装で再現します。
Ju88は胴体断面が四角形に近いから、テープでのマスキングも楽。
他の機体だと円形だから、テープを細切れにしないとマスキングしにくいけど。
黄色帯部分が乾燥するまでの間、小物も塗り分ける。
- 爆弾→Mr.カラーのRLM71ダークグリーン
- タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
で塗っている。
下面色の塗装
黄色帯などが乾燥したらマスキングをし、下面色を塗ります。
今までのフィンランド軍機同様、Mr.カラー325番のグレーFS26440で塗ってしまいます。
以前使い切ったけど、このために補充したやつだね。
どこで補給したんだっけ。
確か駿河屋さんでしたな。
以前から名前は存じていましたが、筆者はこの前初めて買い物をしたようです。
中古品キットのイメージが強い店ですが、塗料など資材類も置いてありましたな。
最初は中古キットの宝探しをするつもりだったけど、他店よりも塗料が安めだったのでそれらを購入したらしい。
……なんかフタ部分が妙にホコリっぽいような。
しばらく放置されていたのかもしれないね。
先ほど通販サイトを少し覗いてきたけど、同じMr.カラーでも色によって多少値段に差があるようだ。
筆者としては目的のものが丁度安くなっていたので好都合だったようですが。
上面色の塗装
水平尾翼下面などをマスキングしつつ、上面色を塗ります。
まずはグリーン部分。
Mr.カラー303番の、グリーンFS34102を塗ってしまいます。
これも消耗していたから補給してきたもののようだね。
塗り分けは塗装図によってかなり異なる。
今回は2番の塗装で進めているけど、1番の塗装とごっちゃにならないよう注意しよう。
最後にブラック迷彩。
キットではつや消しブラックですが、いつもどおり筆者愛用のカウリング色で塗ってしまいます。
ビミョーに青っぽいんだよね。この色は。
テープを剥がして塗装完了です。
黄色帯部分も問題なく塗り分けられましたな。
一気にフィンランド軍ぽく。
デカール貼り
付属のデカールはこちら。
計器やアンテナ部分のものは既に使っていますけどね。、
国籍マークは規制あり・なし共に同じ番号が振られている。
勿論今回は規制なし版を使用する。
キットの塗装だと3種類だったけど、それ以外の機体番号も収録されているね。
これは資料しだいでは他のも作れるのかな。
貼り付け完了です。
中古品でしたが、問題なく貼り付けられましたな。
注意書き系マークが少ないので作業はしやすい。
代わりに爆弾周りのデカールが多いけどね。
今回の戦果
細かいところを筆で塗り分け。
今回はここで止めておきましょう。
だいぶフィンランド軍らしくなってきたね。
早く戦闘機たちと並べたいところ。
次回はウェザリングをして、完成予定だ。
続きは次回!