ハセガワのJu88、フィンランド軍仕様を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングをして完成させてしまおう。
やっと完成。
もう8月も30日なのに。
今月はペースが遅かったですな。
手のかかる中型機メインで、筆者も気力が足りなくなっていたからね。
他に久々に部屋の片付けをしたり。
それではJu88がどうなるのか、確かめてみよう。
スミ入れ!
手始めにスミ入れから。
タイヤ部分のみタミヤのスミ入れ用グレイ。
それ以外の場所は同じくスミ入れ用のブラックで済ませています。
このキットはモールドが浅め。
もっとはっきり残したい場合は彫り直したほうがよかったかな?
合わせ目部分は彫り直しているので、その辺りはよく残っていますな。
……っていうか風防が外れかかっていない?
筆者の接着が甘かったのでしょう。
幸いこのキットの風防は隙間なくぴったりはまったので、完成直前に接着しても大丈夫そうです。
銀剥げと排気管汚れ
続いて銀剥げと排気管汚れ。
この辺りは過去記事を参照にしていただければ幸いです。
銀剥げはいつもより控えめ。
排気管周りは中型機ということもあって、いつもより目立つ感じに仕上げているよ。
つやを消して最後の仕上げ
最後はつや消しクリアー。
航空機模型の場合半光沢も似合いますが、筆者はいつもつや消しで仕上げていますな。
爆弾とか脚カバーとかも忘れずに……。
各部マスキングを剥がし、風防内部に吹き込んだ曇りをとってから再接着。
脚カバーや爆弾も取り付けて完成です。
ここまで長かったけど、ようやくできあがったね。
以下、ギャラリーだよ。
ハセガワ ユンカースJu88A-4(フィンランド空軍)
風防のマスキングにはずいぶん悩まされたけど……
出来上がってみるとこれがカッコいいんだよね。
ここ最近作った他のフィンランド空軍機とも並べてみましょう。
他の機体と並ぶとこんな感じに。
双発爆撃機だけあって大柄ですな。
ここだけでフィンランド軍の航空機は独・米・仏・蘭と4カ国の機体を運用している。
勿論、これらはフィンランド軍の運用した航空機のごく一部だ。
お次はタミヤウォーバードコレクション(イタレリ製)のJu88C-6と。
C-6型は同機の戦闘機型。
爆撃機型ではガラス張りの風防だった部分が、戦闘機型では集中配置された機銃になっているのが特徴的ですな。
イタレリ製は少し古いからなのか、凸モールドとリベットモールドが特徴的だね。
エンジン部分もハセガワと比べると細く見えるというか。
イタレリのJu88で一番気になったところは形云々よりも、爆弾ラックの取り付け位置が凸モールド指示だったところですな。
戦闘機型だと削る必要がありますが、周りの凸モールドも削ってしまう恐れがあるので……。
調べたところ、イタレリのJu88は90年代には登場していたようだ。
対するハセガワは2006年にJu88A-4のドイツ軍仕様が初登場とのこと。
作ってみた感想のコーナー
なんか筆者が色々苦戦していたみたいだけど。
筆者の感想としては……
- パーツの合いは良好で部品も少なめにまとまっている。以前のイタレリ製に比べたらこちらのほうが難易度は低いように感じる。
- 塗装は3種類のみだが、塗装図以外の機体番号もおまけで収録されている
- 爆撃機ゆえに風防のマスキング箇所が多め。これはキットではなく機体構造上仕方のないことだが。搭乗員区画が機首に集中しているから、まだ爆撃機としては少ないほう
といったところ。
今回筆者が主翼を貼り合わせる際に強く押し付けて接着してしまい、主翼が潰れたような形になってしまった。
それで少し取り付けや整形に苦戦するような感じになり、途中気力がなくなってしまったようだ。
筆者がせっかくの優秀な素材を台無しに。
ただこうやって完成したものを見た感じ、そこまでひどく歪んでいないかも。
筆者の手持ちには同じハセガワ製のC-6型が残っている。
今回の反省点を踏まえて、そのうちリベンジしたいところだ。
2023年8月現在、ハセガワのJu88はE帯にあるJu88A-4(ドイツ軍)とJu88G-6以外は定番品外のようですな。
入手難易度は少し高めです。
筆者もこのフィンランド軍仕様はブックオフで見つけた中古品だったね。
結構な期間放置していたみたいだけど。
どうしても風防のマスキングで抵抗感があるようだ。
他にも爆撃機を多数放置しているけど、どうなることやら。
……今回はここまで。
記事が作業に追いついてしまっているので、次回は未定。
次回も、お楽しみに~。