模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者がしばらく積んでいたハセガワの屠龍が完成しましたな。
今回は……。
ついでに作っておきたいものがあるので、それを紹介する。
あっ、このパターンは……。
似たようなものが来るパターンですな。
今回のお題 二式複座戦闘機 屠龍甲
というわけで、今回作るのはこちら。
ハセガワより
二式複座戦闘機 屠龍甲
だ。
昨日完成させたのと同じ機体じゃん。
しかも甲型というところまで同じっていう。
今回の製品はハセガワのCP帯製品。
昨日完成させた屠龍のキットの元となったキットとなる。
……というよりハセガワが2023年10月現在まで発売している1/72スケールの屠龍は、全てこのCP帯版の派生品だ。
要するに、このキットが大元ですな。
調べたところ、発売は1995年ごろだそうです。
デカール替え製品は基本的に1回ポッキリの限定生産ですが……
CP帯製品は時々再販されているようですね。
元々CP帯が定番シリーズだったみたいだけど……
現在のところ定番品はA~E帯として発売されている。
近年だと元CP帯だった日本海軍の爆撃機、銀河がE帯として発売された。
筆者の好きそうなやつだね。
買わないのかな?
銀河、筆者も気になっているようですな。
作りかけで2機も保有しているので、そこの兼ね合いをどうするか迷っているようですが。
箱の中身を確認しよう。
早速箱を開けてみよう。
機体に関する解説なんかは省略。
昨日完成させた、飛行第13戦隊版のほうを参考にしてほしい。
箱のサイズもそちらと同じですな。
幅広で薄いものとなっています。
薄いので、完成品の収納には不向きですな。
付属するパーツ類。
これも飛行第13戦隊版とほぼ同じ。
唯一異なるものといえば、ポリキャップが黒いことぐらいだね。
前回のやつは乳白色のポリキャップだったよね。
付属するデカールはこんな感じ。
あちらがデカール替え製品ということもあって、まったく別物となっている。
今回はこれがメインになりそうな。
付属する説明書。
飛行第13戦隊版はボックスアートが掲載されていましたが、CP帯版は完成見本が掲載されています。
書かれている説明文は同一ですな。
塗装は2種類収録。
それぞれ
- 飛行第4戦隊 第2中隊 樫出勇中尉搭乗機
- 飛行第5戦隊 第1中隊所属機
となっている。
前回単色塗装だったので、今回は迷彩の樫出中尉搭乗機で作ってみよう。
なんか独特な迷彩だね。
筆者はどうやって再現するのかな。
ダイジェストで組み立てを紹介する
今回は組み立てを早速始めよう。
このキット、同じ甲型ということもあって基本は前回の飛行第13戦隊版と同じ。
詳しい内容は前回の記事達を参考にしてほしい。
パート2は組み立て開始から主に主翼やコクピット周りの組み立てを紹介しています。
パート3はそれ以降、主翼と胴体を合わせた後の全体の組み立てだね。
今回のCP帯はとりあえず組み立て作業のみとなる。
全体の流れは省略するけど……
前回の飛行第13戦隊版で気づいたところや、注意するポイントを中心に紹介していく。
コクピット内部。
ここはデカールの色が異なります。
CP帯版では計器部分の地が白になっていますな。
飛行第13戦隊版でもそうだったけど……
後にアンテナ線支柱を接着するはずなのに、それを取り付けるための穴あけ支持が出ていない。
この段階で内側から開けておこう。
穴は前側と後ろ側に開けられる凹みがついているね。
今回は後ろ側の凹みを切り欠いて穴を開けるよ。
前回も苦戦した、胴体下にできる合わせ目。
前回はいきなりタミヤパテを盛っていましたが……
強度を確保するため、今回は先に接着剤を塗ってからパテを盛ることにします。
使用するのは久々の登場となるタミヤのイージーサンディング。
瞬間接着剤みたいなものだけど、基本的に隙間や穴埋めのために使うものだ。
胴体下の他は機首側面にも主翼との合わせ目ができます。
さらにとエンジンと主翼の取り付け部分にも合わせ目ができるので、ここも埋めて処理してしまいます。
前回は筆者が塗装中に気づいて急遽埋めたんだよね。
だからほとんど文字だけで解説することに。
胴体周りを整形していて思い出したのですが……
胴体後部上下には、クリアーパーツF1番を取り付けるための十字の凸モールドがあります。
これは整形中にヤスリがけで消えてしまう恐れがあるので、デザインナイフなどで彫っておくと消えずに済みます。
画像の真ん中付近にうっすらと白い十字が見えるね。
F1パーツは下地にシルバーを塗ってから、セメダインのハイグレード模型用接着剤で所定の位置に貼り付ける。
この接着剤ならプラを溶かさないから、クリアーパーツをきれいに貼れる。
下地にシルバーを塗ったのは、そのまま貼るとプラの成型色が見えて気になるため。
マスキングはテープだと難しそうだったから、マスキングゾルを使っているよ。
小さくて曲面的なパーツにはこのやり方がおススメ。
今回のキットに収録されている塗装図は両方とも尾翼のE12番パーツと重なるようにデカールを貼り付けます。
なのでか、説明書ではマーキング後にパーツを取り付ける指示が出ていますな。
ただ完全に分けると塗装が大変そうだった。
なのでパーツの前側だけ尾翼に接着し、後ろ側は接着せずに接しているだけにした。
これなら後でデカールをスライドして貼り付けることができる。
今回はパーツの後ろ側にマークが被る1番の塗装パターン。
2番の塗装パターンだと、E12番パーツの前側に被るようだね。
そっちの塗装パターンを選んだ人は逆に後ろ側だけ接着するといいかも。
今回の戦果
というわけで今回は一気に組み立てを終えてしまいました。
同じ内容のキットを作った直後でしたから、あっという間でしたな。
今回はここまで。
次回は前回のキットとは大幅に異なる、塗装を中心に紹介する予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット