RSモデルズのハインケルHe112B-1。
今度はハンガリー空軍仕様で作っていきましょう。
前回は部品の確認をした。
今回は組み立て開始。
機内を組んでサクッと士の字にしてしまおう。
部品配置は違うっぽいけど、事実上の2つ目だね。
なので、詳しい流れはドイツ軍仕様で組んだ2021年版と同じような感じになるかと。
それでは作戦を開始する。
合わせ目接着
例によってまずは合わせ目部分を接着。
見た感じすぐに貼り合わせられるのは主翼のみです。
ここを接着してしまいましょう。
合わせ目消しについてはいつもの過去記事を参考にしてね。
そういえば最近ガンプラを作っていないような……。
機内の組み立て
主翼の接着剤乾燥待ちに機内を組んでいきます。
簡易インジェクションらしく、部品の取り付け位置の指示が曖昧です。
ほとんどが直付け、いわゆるイモ付けになりますな。
部品の精度が悪いのか、接着面になっているパーツの端が斜めになっているものもある。
鉄ヤスリなどでしっかり面を平らにしておくといいだろう。
コクピット周りはこんな感じに。
フットペダル周りがかなりガタガタですが、外からほとんど見えないので多少は雑でも問題ないです。
計器盤はキットの指示だと操縦席の先端に接着するようになっている。
明らかに奥まりすぎているように感じたので、一般的な航空機キット同様胴体側に接着してみた。
強度が不安だが、これは裏側にエポパテを詰めて解消している。
この位置変更は以前の2021年版でもやっていたね。
エレール金型のアンコールモデルズ版はどうだったっけ?
アンコールモデルズ版は最初から手前側にセットされていましたな。
2021版では抹消されていた34番パーツ、尾輪基部。
このキットではしっかり付属します。
座席を組むついでにこちらも組み込んでおきましょう。
尾輪も基部にイモ付けとなっているので、ここはピンバイスで穴あけ。
確実に取り付けられるようにした。
塗り分けを考えて、まだここでは接着しないけどね。
機内の塗装
機内パーツがそろったので、ここで内部を塗ってしまいます。
メインに使うのは水性アクリジョンのRLM02グレー。
今回は珍しく筆塗りですな。
最近になってアクリジョンがまた出番を増しているような。
エナメル塗料が染みこむのかふき取りにくい。
……と以前思ったけど、どうも筆とかで拭き取ると残りやすいようだ。
ガイアノーツのフィニッシュマスターなど、密着するもので拭き取ると染みこんだ感じになりくい。
計器などは黒で塗り分け、そのままスミ入れとドライブラシ。
これで完了ですな。
機体を接着する
ここで胴体左右を貼り合わせ。
接着してしまいます。
反っているのかガタついているのか、ちょっと貼り合わせにくいね。
しっかりクリップで留めておこう!
ついでに主翼も合わせておく。
そのままではうまくハマってくれないので、やはり干渉する内部を削るといいだろう。
細かい調整が億劫ですな。
多少は浮いた状態でも進めてしまいましょう。
主翼も接着してクリップで留めます。
そのままだと機体下部の前後どちらかが浮いてしまうので……。
ところでこの部品は組み込んでいないけどいいの?
機首のフレームパーツですな。
なくても大丈夫そうなので、そのまま進めてしまいます。
これも2021年版では見かけなかったパーツですな。
外から見えない上に、調整が大変そうだ。
今回は使わずに進めよう。
今回の戦果
接着剤が乾燥後、合わせ目部分を整形します。
接着面が凸凹していたのか、合わせ目部分に細かい隙間ができていますな。
パテで埋めておきましょう。
士の字……と思ったけど、まだ尾翼がついていない。
これは次回以降にしよう。
今回はここまで。
続きは次回!