サイバーホビーから発売されています、V2ロケットを作っていきましょう。
前回は組み立てを一気に終えた。
今回は塗装をして完成させてしまおう。
あっという間に完成。
早く完成するのはいいね。
ただその分筆者の作業に記事が追いつきそうになっています。
少し前まではだいぶ距離があったのに。
とにかくV2がどうなるか、確かめてみよう。
それでは作業を再開する。
塗装図の確認
キットに収録された塗装図は1種類のみ。
- クリームイエロー
- ダークアース
- ダークグリーン2
で塗装指示が出ていますな。
筆者の手持ちにダークアース以外の塗料がそろっていない。
それと実物と色味が少し異なるように感じた。
なので別の塗料を使って進めていこう。
下地の塗装
とりあえず下地から。
- 本体→Mr.サーフェイサー1000
- 発射台→Mr.マホガニーサーフェイサー1000
で塗っています。
ミサイル本体はグレーなんだ。
3色のスプリッター迷彩ですからね。
ミサイル本体はシャドーなしで塗っていきます。
ベース色の塗装
その後は基本の色を。
- ミサイル本体→ガイアカラーのインテリアカラー
- 発射台→ガイアカラーのダークイエロー2
で塗っている。
クリームイエローじゃなくて……。
指示だとクリームイエローですが、どうも実物を見たところ
「黄色っぽい白」
に見えたので、今回はインテリアカラーにしています。
発射台はキット指示だと同じくクリームイエロー。
ただこちらは戦車などのドイツ軍の車輌と同じく、ダークイエローやジャーマングレーが多かったようだ。
なので今回はダークイエローをチョイス。
迷彩色を塗る
本体のマスキングをし、続いて迷彩色。
まずはブラウン。
キットではダークアースですが、それだと少し暗い色に見えたので……
手持ちにあった水性ホビーカラーのライトブラウン(タン)を塗っています。
水性ならグリーンを先に塗ってからの方がいいんじゃないの?
隠ぺい力を考えて、先にこちらを塗っています。
水性なので臭いは少なめですが、乾燥に時間がかかります。
テープを貼るので、少々作業効率が落ちますな……。
タンをマスキングし、続いてグリーン。
指定のダークグリーン2に代わり、イメージに色味が近かったMr.カラーのRLM80オリーブグリーンを使っている。
水性塗料の上に吹くので、サッと吹き付けすませよう。
あまり溶剤成分に長くさらさないように……。
やっとドイツ軍らしい色が。
RLM80は主にアフリカや地中海など熱帯方面のドイツ軍機に使われた色ですな。
出番が少ないので、筆者の手持ちのRLMシリーズの中では減りが遅かったり。
過去記事を漁っていたところ、今年の春に作ったBf110で使ったぐらいだ。
しかも本来の熱帯塗装ではない。
ここまでできたらマスキングを剥がします。
こんな感じに。
画像ではわかりにくいけど、やはりタンの部分で少し塗装面が荒れている。
乾燥前にテープを貼り付けてしまっていたようだ。
筆で部分塗装
その後は細かい塗りわけ。
主に噴射口周りですな。
筆者はタミヤアクリルのフラットブラックと水性ホビーカラーのメタルブラックを使っています。
それ以外はマスキングの漏れなどを修正したぐらいですな。
スミ入れとドライブラシ
本キットにはデカールがない。
更に、使い捨てのミサイルだ。
ウェザリングも最低限のものだけで済ませてしまおう。
- 本体にタミヤエナメルのスミ入れ用ブラックでスミ入れ
- 発射台にタミヤエナメルのフラットブラウンでスミ入れ兼ウォッシング
- 発射台にタミヤエナメルのバフとジャーマングレイでドライブラシ
ですな。
発射台は何回か使い回している感を出して、使い捨てのミサイル本体と差をつけています。
今回はあっさり目で。
つやを消して完成に
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ完成です。
あっという間ですな。
以下、ギャラリーだよ。
サイバーホビー V2ロケット 完成!
特大サイズなので撮影に困りますな。
最後の画像のティーガーIは同じ1/35スケールです。
スケール違いに見えるけど、同じ1/35だね。
作ってみた感想のコーナー
大きさの割にはあっさりした感じだったね。
筆者の感想としては……
- 大きさの割には安価で部品構成も単純、組みやすい。
- リベットモールドが特徴的だが、パーツ端のものは成型の都合上モールドが甘め。ケガキ針で突っつくなど彫り直してやるといい感じに。
といった感じ。
単純な部品構成のキットなので難易度は低め。
以外と初心者にもおススメに感じる。
ただ2023年12月現在、これに限らずサイバーホビーのオレンジボックスシリーズはあまり見かけませんな。
元になったドラゴンの旧製品、インペリアルシリーズもあまり……。
現在同スケールではタコム社からも発売されている。
こちらは単品から牽引用の車輌のセット品まで、幾つか形態違いで発売されているようだ。
筆者はまだ保有していないけどね。
この記事を書いている2023年12月現在はこっちのほうが入手難易度が低そうな。
大型キットですが細長いので、立てておけば場所もあまり取らないのが魅力ですな。
一家に一機あるといいかもしれない。
今回はここまで。
次回は未定。
ある戦車が進んでいるけど、あまり進捗状況が良くないみたいだ。
次回も、お楽しみに~。