ハセガワから発売されています、夜間塗装のJu88C-6型を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
各部の合わせ目を処理しつつ、コクピットなど機内色で塗る箇所を進めよう。
年初から早速始動。
年は明けたけど、作るのは深夜が似合う戦闘機という。
黒1色で塗られた初期の夜間迷彩はかっこいいですよ。
まずは塗装を目指して組み立てを完了しよう。
それでは作戦を開始する。
合わせ目接着
まずは合わせ目接着。
- 垂直尾翼
- 水平尾翼
- ゴンドラ
- 尾輪支柱
- 主脚タイヤ
- エンジン周り
などですな。
尾輪部分はタイヤを支柱で挟み込むので、先にタイヤを整形しておきましょう。
中型機だけあって、尾翼周りも上下分割だったり。
合わせ目接着に関しては過去記事を参照にしてね。
コクピット部分の組み立て
続いてコクピット部分。
基本的にはA-4型と同じですが、一部部品が微妙に異なります。
間違えないようにしましょう。
塞がれたゴンドラ部分を開口する
A-4型のときでもそうでしたが、このキットではコクピットとゴンドラの間が壁で塞がれています。
ここは赤く示した開口してみましょう。
モールドにぴったり合わせるとゴンドラ部分からはみ出て隙間ができるので、モールドより一回り内側を切り取ります。
ゴンドラは爆撃機型であるA型から存在し、夜間戦闘機型であるG型では廃止されている。
キットではG型に合わせた結果塞がれているのだろう。
ゴンドラの有無に関係なく、この位置が開閉してパイロットたちはJu88に搭乗したらしい。
切り取るとこんな感じに。
今回はきれいに切り出さず、不要部分をニッパーなどで砕くようにして切削。
ヤスリで切り口を整えています。
ゴンドラ側の凸ピンを合わせるための小さい切り欠きをつけておくのを忘れずに。
こちらもキットの凹みに合わせるよりは、実際にゴンドラを仮留めしながら施そう。
コクピット周りを組むとこんな感じに。
A-4型にはなかった、操縦席隣の自転車のサドルみたいな座席が追加されているのが特徴的だね。
胴体の組み立て
続いて胴体。
こちらはまだA-4型とあまり変わりませんな。
とりあえず
- 主翼桁部分を片側に接着
- 尾輪カバー内部の押し出しピン跡を削って均す
といったことだけ行う。
機内の塗装
ここで主翼も取り出し、コクピットと共に機内を塗ってしまいます
- 主翼内部→水性ホビーカラーのRLM02グレー
- コクピット・尾輪格納庫内部→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 丸いアンテナパーツ→Mr.カラーの黒鉄色
ですな。
まだ手持ちにアクリジョンやMr.カラーのRLM02があるのに、早速この前購入した水性ホビーカラーのを使っているね。
筆者が水性ホビーカラーのエアブラシ吹き練習のために使ったようです。
Mr.カラーとかとはまた濃度調整の感覚がちがいますからね。
その後は計器などマーキング。
一部計器は完全に真っ黒なので、筆塗りで済ませても良さそうですな。
そしてスミ入れとドライブラシ。
凹凸が多いのでこれらで強調してやるとそれらしくなる。
実際風防を被せるとそこまで見えなくなるんだけどね。
以前A-4型で失敗した箇所の1つ、着陸灯。
前回筆者は後付けしようとして先に合わせ目接着をしようとしましたが、それだとクリアーパーツがうまく入らないようです。
周りをシルバーで塗り、先にクリアーパーツを接着してから主翼上下を合わせましょう。
A-4型の記事にはそんなこと書いてなかったような。
ほかの箇所で手こずって書く気力すらなかったようです。
今回の戦果
そして主翼・胴体共に合わせ目接着。
これで乾燥待ちですな。
主翼は以前のA-4型で筆者が失敗した箇所。
強く押さえつけすぎると潰れたような形になり、主翼桁に入らなくなる。
今回は桁に仮留めした状態で接着し、形状を保とう。
主翼桁に入らないだけならまだしも、胴体側の主翼付け根と段差になるという。
桁のほうはまだ削れば何とかなるけど、付け根の段差はそう簡単に修正できないからね。
今回はここまで。
次回は乾燥待ちに別の作業を進めるか、乾燥させてから胴体と主翼を整形するか。
どちらかになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット