タミヤウォーバードコレクションより、局地戦闘機紫電一一型甲を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングを施し完成させよう。
もう完成なんだね。
実際は筆者が3日で片付けたようです。
記事は5記事目……。
また薄く引き伸ばしているのかな。
専門的なことはともかく、紫電が最終的にどうなるのか確認しよう。
スミ入れ!
手始めにスミ入れ。
ここはとりあえずタミヤのスミ入れ用ブラックを使用。
流し込んだ後、溶剤を染み込ませたガイアノーツのフィニッシュマスターでふき取ります。
そのままでもモールドがはっきりしたキット。
筆者は合わせ目処理で浅くなった箇所や、デカールを貼り付けた場所を少し彫り直したぐらいだね。
銀のハゲチョロ
続いて銀の塗装剥がれ。
タミヤエナメルのクロームシルバーを使い、筆でペタペタと置いていきます。
基本的に可動部や人の手や足が触れる場所、振動が加わりそうな場所にモールド周りなどをメインに……。
大戦末期の酷使された感を出すため、かなり激しい塗装剥がれにした。
実際はシルバーを上から塗っているんだけど、下地が見えるような感じに……。
排気管汚れ
排気管周りは
- クレオスのウェザリングカラー・ステインブラウンで本体の錆
- タミヤのウェザリングマスターBセットで、排気汚れ
を表現します。
結局いつもの3点セットに。
詳しくは当該記事を参考にしてね。
最後の仕上げ
最後につや消しクリアーを吹きつけコート。
風防のマスキングを剥がして完成としましょう。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ 1/72 紫電一一型甲 完成!
零戦よりもずんぐりしたスタイルというか。
筆者が素人自体は
「機首が黒いのが零戦」
と区別していたようですな。
紫電二一型こと紫電改との比較。
あちらも今回と同じように激しい銀剥げ仕上げですな。
紫電で問題になった2段式の主脚を改善するため、主翼を中翼式から低翼式に改めた。
これで主脚を1段式にできたのが大きな特徴だ。
また紫電一一型甲までは主翼下にガンポッド式で20mm機銃を装備していた。
空気抵抗が発生するため、一一型甲と改の間にある紫電一一型乙でこれを主翼内に移設している。
今回の一一型甲はタミヤ。
以前の改はハセガワ製だけど……
アオシマからも出ているんだ。
アオシマは一一型甲や改の他、各種紫電がそろっていますな。
筆者もここの開設以前に何個か作ったことがあります。
ここでもそのうち紹介したいですな。
その前に積みの処理だ。
作ってみた感想のコーナー
概ね組みやすいってところかな?
筆者の感想としては……
- パーツは少なめで値段も安価。後述する一部分以外は組みやすい
- 収録された塗装は4種類と豊富。下面色や塗り分けもそれぞれ異なるので複数買いして楽しめる
- 風防が小さめで操縦席区画と隙間ができやすい。筆者はタミヤパテを練りこんでやり過ごした
- カウリングを本体と接続する際に少しコツがいる。いきなり各パーツを接着せず、噛み合わせをよく確認してから作業を。筆者は説明書とは少し違う順番で進めた
といったところ。
風防とカウリングで少し苦労したぐらいかな。
筆者が急いで組んだから間違えているだけかもしれないけど。
カウリングは説明書では
「本体に排気管部分を取り付けてから、エンジンをセットしてカウリングをかぶせる」
という順番ですが
「エンジンとカウリングと排気管をまとめてから機首にセット」
というのもありかと。
筆者は説明書どおりにしたら排気管がズレていたのか、カウリングが浮いてうまくはまらなかったようで……。
その辺り注意すれば大丈夫だ。
風防の窓枠も少ないので、同じタミヤの日本海軍機・零戦に比べれば窓枠の塗り分けも簡単だ。
知名度と組みやすさでは零戦の方が上かな?
というか紫電なのが意外だよね。
知名度なら紫電改の方が上なのに。
今回はここまで。
次回も航空機関連になる予定だ。
次回も、お楽しみに~。
追記 取り付け忘れていた部品があったので、押し出しピン跡を処理しつつ後日取り付けています。
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓