ブロンコモデルより発売されていますフランス軽戦車のオチキスH39。
ドイツ軍によって改修された自走ロケット砲タイプを作っていきましょう。
前回はキットの中身を確認した。
今回は作業開始。
車内を中心に組んでみよう。
さてさて、どうなるかな。
あちこち迷走して、まとまったパーツが揃わないようです。
内部再現もあるので、塗装の順番でも迷っているようだ。
詳しくは後述する。
それでは作戦を開始しよう。
合わせ目部分を接着
手始めに合わせ目が発生する箇所を接着してしまいます。
- エンジン
- 主砲
- 排気管
といったところですな。
エンジンなんかは内部再現にこだわらない人は無視しても大丈夫そう。
合わせ目消しに関しては過去記事を参考にしてね。
……でいきなりこれは何?
説明しますと……
- 説明書だと車内から組む指示が出ているけど、エンジンが乾燥待ちで進められず
- 車輪類を組もうとしたところ、サスペンションの合いが微妙に悪く保留状態に
- 「とりあえずできるところから進める」ということで各部位ごとに部品を整形
といった流れだそうです。
先に全部部品を切り出して整形。
初心者が真似しちゃダメな案件だ。
同時に車内をいつ・どう塗るかでも迷走しているようだ。
素数を数えて落ち着く的な何かかな?
部品を整形して落ち着く的な。
車内の組み立て
そうこうしている内にエンジンの合わせ目が乾燥したので、車内から組んでしまいましょう。
内部が再現されているとはいえ、完全なフルインテリアではなさそうですな。
ハッチなどを開いた際に見える目立つ部品のみ再現されているといいますか。
タミヤイタレリのセモベンテとか、タミヤ(ICM)のパナール装甲車みたいな。
エンジンなどを組み込んでいきます。
筆者が前面装甲内部をインテリアカラーで筆塗りしていますな。
内部パーツをすべて組んでからだと塗料が入りにくくなるからでしょうか。
ただこれはバラバラの状態にしておき、後で内部パーツをまとめてエアブラシ吹きすることになった。
なのでこの筆塗りは無駄に。
迷走しているなぁ。
全部組んでから塗るか、バラバラの状態で塗るか。
筆者は結構迷っていたようだからね。
となると、車内を塗るまでバラバラのパーツが大量発生しそうですな。
とりあえず細かい部品とか車内色で塗る部品は先に接着してしまおう。
主に操縦席周りだ。
組み立てるとこんな感じに。
フランス戦車ルノーFT-17で初めて機関室と戦闘室で仕切られた車内。
それの後継候補であったオチキス軽戦車でも踏襲されていますな。
座席周りはペダルとかも再現されているけど……
かなり狭くて小さそうな。
オチキス軽戦車シリーズは砲塔に1人、車内に操縦手が1人の2人乗りですな。
フックパーツの取り付け
車体前後には牽引用のU字フックがあります。
これも接着面が車内から見えるので、先に取り付けておきましょう。
精度があまりよくないのか、取り付けピン部分が凹みにうまくハマらなかった。
削って調整しておこう。
フック基部を取り付けるとこんな感じに。
U字フックはまだ保留にしておきます。
正面に刻印された
「HOTCHKISS」
の名前がいいね。
ホチキスと読みたくなりますが、どうやら最初のHは読まないらしく。
オチキスになるようです。
すまない、筆者はフランス語がさっぱりらしく詳しくは不明だ。
今回の戦果
せっかくの内部再現がありますので、筆者は兵士を乗せてみることも考えたようですが……
座席に収まる調度いいのがありませんな。
座席が小さく造型されているのか、兵士が大きめに造型されているのか……。
フランス人とドイツ人って体格差あったっけ。
ちなみにここに写っているのはタミヤ製の兵士ですな。
グレーのは小休止セットの。
ベージュのはIII号戦車L型・N型付属の戦車兵です。
他社製品だと操縦席に座った兵士もいるみたいだけど、果たしてこの座席に収まるのか……
今回はここまで。
車内は後で別の箇所とまとめて塗るので一旦この段階で止める。
次回は別の箇所を組むことになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット