ブロンコ オチキスH39ロケットキャリアー 製作記⑦

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ブロンコモデルのオチキスH39。

ドイツ軍により自走ロケット砲に改修されたものを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はサスペンションなどを組んで取り付けた。

今回は残る履帯や、細かい部品を取り付けて組み立てを終了する。

レーナ
レーナ

ようやく組み立て終了かぁ。

長かったね。

アドルフ
アドルフ

キットで少し苦戦する場面もあれば、筆者が余計なことをして手間が増えたというのもあります。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回の範囲でもだいぶ苦戦しているようだ。

それでは作業を再開しよう。

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履帯の組み立て

アドルフ
アドルフ

画像の右側にある黒いランナー2枚が履帯。

一枚ずつ切り出して組み立てます。

レーナ
レーナ

ゲート部分は両端の2箇所のみ。

切り出しはそんなに難しくなさそうだね。

履板自体に押し出しピン跡が残っていないのも好感ポイント。

アドルフ
アドルフ

とりあえず全て切り出し。

紛失しないように、チャック付き子袋にでも入れておきましょう。

レーナ
レーナ

往年のドラゴン・マジックトラックみたいな。

アドルフ
アドルフ

接着して組み立てていきます。

キットには枚数指定がありませんな。

とりあえず100枚で組むため、10枚の束を10個作っておきます。

レーナ
レーナ

パーツが細かい上にちょっと噛み合わせも気になるような。

接着には主力の流し込み速乾じゃなくて、流し込みじゃないタイプのタミヤリモネンセメントを使っているよ。

速乾だと早すぎて取り付け前に乾燥しちゃうというか。

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アドルフ
アドルフ

ある程度したら巻きつけ。

今回は足りなかったので、追加で5~6枚足しています。

追加分は乾燥時間が早いほうが効率がいいので、流し込み式速乾接着剤を使っていますな。

レーナ
レーナ

ということは105枚か106枚ぐらいかな?丁度いいのは。

……というか筆者が取り付けにかなり苦労しているみたいなんだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

オチキスの履帯はかなり小さく、その分履帯の接着面積がかなり狭い。

またフェンダーと上部転輪・誘導輪の間もかなり狭い。

なのでちょっとフェンダーや上部転輪とかに引っ掛けたりしただけで接着部分簡単に外れてしまう。

筆者は先にフェンダーや上部転輪・誘導輪を接着して進めたけど、これは間違いだった。

外れた場合の補修も難しいし。

アドルフ
アドルフ

説明書だと先に履帯を組んでから、フェンダーを取り付ける指示でしたな。

筆者は内部色の塗装と穴開けをするため、手順を無視していたという。

レーナ
レーナ

ただフェンダーも歪んでいるから、早めに位置決めをしたいという。

アドルフ
アドルフ

フェンダーを先に取り付けるなら、上部転輪や誘導輪を固着させずに履帯と同時に取り付けたほうがよさそうですな。

筆者は一度それらを取り外しています。

そのせいで軸が折れて、打ち直す手間が……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ガタガタになりつつもなんとか取り付けてこんな感じに。

実物の画像を見ると、キットの指示とは反対向きに履帯を取り付けていたものが多数確認できた。

なので今回はあえて指示とは反対向きに取り付けている。

レーナ
レーナ

接着組み立て式の履帯に関しては以前の記事も参考にしてね。

今回は接着面積が狭かったこともあって、かなり難しかったような。

アドルフ
アドルフ

強度や精度が気になったので、今回はロコ組みにはせず。

車輪も履帯も全て固定しています。

アドルフ
アドルフ

とりあえずここまででこんな感じに。

履帯がついたことで、ようやく戦車らしくなりました。

レーナ
レーナ

後は車体上の細かい部品のみ。

細かい部品の取り付け

アドルフ
アドルフ

工具パーツとかを取り付けていきます。

細い部品が多いので、折らないように注意ですな。

レーナ
レーナ

……なんか工具がオモチャっぽいのは気のせいかな?

元々こういうデザインだっけ。

アドルフ
アドルフ

斧はハンマーの隣にまっすぐ取り付ける指示が出ていますが……

今回のキットの場合、ロケット砲架に干渉します。

なので少し位置をズラした場所にイモ付けしてしまうことに。

レーナ
レーナ

いっそ取り付けなくてもいいかも。

アドルフ
アドルフ

車体右側面のスコップ。

こちらは逆にキットでは取り付け指示が出ていませんが、取り付け用の凹みは存在します。

埋めるのも手間だったので、余剰品扱いされているスコップをそのまま取り付けてしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

スコップはロケット砲架とは干渉しない。

調整なしで取り付けて大丈夫だ。

強いて言うなら取り付け用の凹みが浅いので、一度1.0mm径ぐらいのピンバイスでさらっておくといいだろう。

予備転輪を増設せよ

レーナ
レーナ

後は後部のB48番パーツだけど……

このパーツ、入っていないよ。

アドルフ
アドルフ

説明書のパーツ一覧にも記載されていないので、成型不良とかではなく最初から付属しないようですな。

おそらく通常型のH39キットなどの派生製品とごっちゃになって、取り付け指示を消し忘れたのだと思われます。

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ヴァルダ
ヴァルダ

説明書を読み進めていくと、代わりに予備転輪がいつの間にか記載されている。

キットには部品の指示がないが、おそらくB25番パーツとB47番パーツを使えばいいのだろう。

転輪本体であるB25番パーツに、留め具であるB47番パーツを差し込もう。

アドルフ
アドルフ

予備転輪はイモ付け指示。

内部に貫通しない程度に凹みをつけて、0.5mm真鍮線で軸を作りながら接着しています。

レーナ
レーナ

位置が気になるけど……

車体上下の境目に転輪下部が少しかかる感じで。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

これでようやく組み立て完了ですな。

箱は他社の少し大きめな1/35戦車と変わらないですが、組んでしまうと非常に小さいという。

レーナ
レーナ

箱を見ていて思ったんだけど、品番がCB35002なんだよね。

番号からして、ブロンコの初期の製品なのかな。

そうなると組みにくいのも納得だけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はいよいよ車体の塗装になる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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