ハセガワから発売されています、九九式双発軽爆撃機I型を作っていきましょう。
前回はパーツを紹介した。
今回は組み立て開始。
機内を組んでいこう。
同じメーカーの同じ機種。
基本的には前回のII型と同じような感じになるかな?
ですな。
なのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
前回のおさらいも兼ねて、より気になったところは先回りして処理しておこう。
それでは作戦を開始する。
接着などの下準備
こちらがキット付属の説明書に記載された機内組み立て部分。
前回完成させたII型はカーキ系の塗装指示でしたが、こちらはグレー系の指示ですな。
考証が現在と違うのか、もしくはI型とII型で生産時期が違うのでそれによるものかもしれない。
筆者もこの辺り詳しくは不明のようだが。
なんかややこしくなりそうな。
ただ筆者は今回はII型同様カーキ系、サンド系の色で塗ってしまうことにする。
そういえば以前作った九九式高等練習機。
あれはネービーブルーの指示だったね。
コクピット色というとアースカラーのイメージだけど……。
手始めに合わせ目部分を接着。
すぐできるタイヤとカウリングを合わせてしまおう。
今回はI型なので、カウリングに加工は施さない。
そのまま貼り合わせてしまう。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
……放置している2機のグフの出番はまだかな?
順番待ちです。
筆者の製作順番待ちは某ネズミーランドのアトラクションよりも長いのですよ。
新商品は素通りさせるのに。
ファストパスでも持っているのでしょう。
それともう1つ。
本キットではヒケや押し出しピン跡で深めの凹みがいくつか存在する。
これらも伸ばしランナーを接着して、先に埋めてしまおう。
最近筆者のブームな伸ばしランナー接着での隙間・凹み埋め。
ぴったりの径のを作り出すのが大変だから、あらかじめ色んな種類のをたくさん作っておくといいかも。
伸ばしランナーに関しては過去記事で少し触れているね。
機内の組み立て
続いて機内を組み立て。
この辺りは前回のII型とあまり変わりませんな。
古いものだからか、前回のII型では見られなかった座席のヒケがある。
これは後でパテでも盛って埋めてしまおう。
組み立て……
とはいったものの、計器は別に塗るのでここでは接着しません。
バラバラです。
側面部分も組み立て。
ここの押し出しピン跡は浅いものがほとんどなので、そのまま削って処理してしまいます。
ここも前回とほとんど変わらず……。
上部銃座も接着。
ボンベパーツは機内とは別の色に塗るものですが、接着剤のはみ出しを警戒してここで接着してしまいます。
後で気づいたんだけど……
この上部銃座、あまり片側に寄せて接着しないほうがよさそうだ。
片側に寄せると、後で風防を被せた際に銃座パーツが風防内部に干渉してうまく取り付けられない。
機内の塗装
そして機内の塗装。
前述どおり、このキットではグレー系の塗装指示が出ています。
ただ筆者は前回のII型に合わせて褐色系の色で塗ってしまいました。
使用した色は
- 機内→Mr.カラーのRLM79サンドイエロー
- 計器→Mr.カラーのつや消しブラック
- 主脚格納庫内→Mr.カラーの灰緑色
にした。
その後は
- 細かい部分を筆塗り
- タミヤエナメルのスミ入れ用ブラックでスミ入れ
- 計器類をタミヤエナメルのフラットホワイトでドライブラシ
ですな。
今回は計器類にグレーのスミ入れをしていないみたいだね。
前回のII型でやったとき、ただ汚くなっただけに見えたからね。
効果が薄いと判断して今回は外した。
今回の戦果
後は主翼と胴体をそれぞれ貼り合わせ。
合わせ目接着の乾燥待ちです。
下部銃座は後からでも取り付け可能なので、取り付けずに進めてしまいましょう。
乾燥待ちになるのでいったんここで中断。
次回はこの続きとなる。
続きは次回!