ドラゴン・サイバーホビーより発売されています、ツィンメリットコーティング済みのポルシェティーガー実戦型を作っていきましょう。
苦戦しながらも前回ようやく形になった。
今回は塗装やマーキングを行おう。
ここから先はいつも通り……のはず。
エッチングパーツをそこそこ使っています。
それらの脱落に注意ですな。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認
キットに収録された塗装図は1種類のみ。
003の車番が記載された、第653重戦車駆逐大隊のものですな。
というより、実戦投入されたポルシェティーガーはこの部隊のみで運用されたとか。
フェルディナント・エレファント重駆逐戦車の部隊だよね。
やっぱり同じような車輌で固めたほうが整備・運用しやすいからってことかな?
腕のいい整備兵達が集まっていたからか、ポルシェティーガーのほかにも個性的な車輌を運用していたようです。
IV号戦車の砲塔を固定搭載したパンター回収戦車や、鹵獲したT-34の車体に20mm対空機関砲を乗せた対空戦車などなど……。
無論いずれも現地改修車ですな。
下地を塗る
とりあえず下地から。
- 金属パーツの下地→ガイアノーツのマルチプライマーアドバンス
- 戦車本体の下地→クレオスのMr.マホガニーサーフェイサー1000
- 兵士の下地→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 兵士の顔→ガイアカラーのノーツフレッシュピンク
ですな。
マホガニーサーフェイサー、最近あんまり出番がないよね。
ダークイエロー系のAFVを最近組んでいないですからね。
直近ですとタミヤのIV号戦車でしたな。
筆者の在庫のAFVが少し減ってきたからね。
単純な数はまだまだあるけど、航空機やガンプラに比べると少なくなってきている。
本体色
続いて本体色。
- 車体本体→ガイアカラーのダークイエロー2
- 履帯→モデルカステンの履帯色
ですな。
履帯色は久々の登場かな?
最近はタミヤアクリルのをメインに使っていたけど。
モデルカステンのはメタリック系ではないのが特徴ですな。
ラメ塗料が道具に残るのが気になる方にはおススメです。
ラッカー系塗料(溶剤系アクリル樹脂塗料)の中でも、特に臭いが強いのが難点ですが。
迷彩を施す
そのまま迷彩に。
ガイアカラーのオリーブグリーンとレッドブラウンですな。
いつものです。
塗装図は左側面と前後しか掲載されていない。
なのでそれ以外の部分は想像で済ませてしまっている。
兵士の塗装
ついでに兵士の塗装も済ませてしまいます。
これに関しては過去記事の通りですな。
兵士の服装は今回戦車兵用の黒服に。
画像や他キットのボックスアートとかを見ても、ポルシェティーガーの搭乗員はいまいち服装が安定しなかった。
なので今回は筆者がかっこいいと思った黒服で塗ってしまった。
フィールドグレーの突撃砲兵服だったり、黒い戦車兵服だったり、迷彩だったり。
エレファントなんかはフィールドグレーだから、それに合わせた方が良かったかも。
大戦後期になるにつれて突撃砲兵服を着た戦車兵や、戦車兵服を着た突撃砲兵が増えていったとか。
黒服は今回水性ホビーカラーのタイヤブラックで塗っている。
黒っぽいグレーとして、筆者はいろいろ試しているようだ。
いつもならタミヤアクリルのジャーマングレイだよね。
あれでもまだ白味が強いように感じたのかな。
マーキング!
続いてマーキング。
車番や国籍マーク、部隊マークのみですな。
高品質なカルトグラフ製デカールのようです。
今回の戦果
デカールを貼り付けてこんな感じに。
……なにやら工程が一気に飛んだ気がしますな。
筆での塗り分けの他、ウェザリングまで進んでしまっています。
筆者が別のことに夢中になってしまい、この辺りの画像を撮り忘れてしまった。
その別のことが、本来このポルシェティーガーを使って行う実験のはずだったんだ。
なんか言っていたね。
「実験がメインで、そのついでにこのキットを簡易的に紹介するつもりだった」
みたいな。
でも簡易的な紹介じゃ収まらなくて、普通の製作記事になったとか。
……んでその実験は?
今回はここで中断。
次回は少し寄り道してその実験というか、実践を紹介したいと思う。
続きは次回!
この記事で作っているキット