模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はエアフィックスのJu87B-2スツーカが完成しましたな。
今回は……。
前回のスツーカの待ち時間にチマチマと進めていたキットがある。
今回はそれを紹介しよう。
なんか
「後続のキットを進めていたら、前回のトラブルに気づいた」
みたいなことを言っていたね。
ということは……。
似たようなものが出てくるというやつですな。
今回のお題 エアフィックス 1/72 ユンカースJu87B-1スツーカ
今回作るのはこちら。
前回同様エアフィックスから
ユンカースJu87B-1スツーカ
だ。
やっぱり似たキットが。
前回組んだB-2型の基になったキットですな。
こちらは2015年頃発売。
これの一部パーツとデカールを差し替えて2017年頃に発売したものが、前回完成させたB-2型キットとなります。
ちなみにB-1型のキットはデカールを変更して2021年頃にも再販されたようだ。
スツーカ好きの筆者だけど、2021年版は保有していない。
シャークマウスのスツーカは以前フジミ製品で作ったからかな。
ユンカースJu87B-1スツーカとは?
この機体は1930年代後半のスペイン内戦から第二次世界大戦にかけて活躍した、ドイツ軍の急降下爆撃機だ。
……今まで何機も作っているし、詳しい説明は省略しよう。
ミサイルやコンピューターがない時代に、動く目標に精密な爆撃を加える……
それが急降下爆撃だったね。
今回作るのはJu87スツーカのB-1型。
B型は先行量産型とも言えるA型を再設計した、前期量産型とも言える存在。
B-0型として試作された数機に続き登場したのがB-1型。
後のB-2型と比べると、幅の狭いプロペラやカウルフラップのない機首が特徴的だ。
今回のキットでもそれらのパーツが差し替えられる形で変更されている。
詳しくは後述になるけどね。
差し替えっていうか、こっちが先に発売したんだよね。
純粋なB-1型のキットは珍しかったり。
どうも他社製品を見ていると、圧倒的にB-2型のキットばかりなので……。
先ほど触れたフジミ製品のB-1型は、B-2型の小加工が必要でしたな。
本格的なJu87の主力1番手となったB-1型。
2015年頃に完全新規製品として発売された、エアフィックス製キットで再現してみよう。
箱の中身を確認する
それでは箱を開ける。
中身はこんな感じ。
- パーツ入りの大袋
- 説明書
- デカール
となっている。
前回のB-2型とほぼ変わりませんな。
大袋を開封する。
プラランナー4枚に、クリアーランナー1枚となっている。
ここもB-2型とほぼ同様だ。
ちなみにこちらが前回組み立てた、B-2型付属のパーツ。
右上に写ってる、機首周りの部品が収まったランナーをまるごと入れ替えただけですな。
それ以外の部品は共通です、
なのでB-1型では不要なR型用の増槽も付属したり。
デカールはこんな感じ。
やはり鉤十字は付属しないものの、それを必要としない塗装パターンも収録されている。
詳しくは後述。
この黒丸やバツマークは……。
キットに収録された塗装は2種類。
- ドイツ空軍 第51急降下爆撃航空団第9飛行中隊所属機 1940年8月 フランス ノロン=フォント
- コンドル軍団 第88戦闘団所属機 1938年 スペイン
となっている。
先ほどの鉤十字がいらないパターンというのは、このスペイン内戦に派遣された名目上の義勇兵部隊、コンドル軍団所属機だ。
コンドル軍団機、機首の塗り分けが箱の横と塗装図で異なりますな。
どちらが正しいのか……。
見た感じ、尾輪が選択式なので先にどちらで組むか決めておこう。
今回は鉤十字の手配ができているので、本家のドイツ空軍機で作ってみる予定だ。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業開始となる。
裏ではある程度進んでいるんだよね。
見た感じはB-2型と同じような内容になりそうだけど……。
なので共通部分はダイジェストで送る予定。
機首など、相違点を中心に紹介していくことになるだろう。
どうなることやら……。
とにかく、続きは次回!
この記事で紹介しているキット