ハセガワ 1/72 B-239 バッファロー (フィンランド空軍) 製作記④(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワの1/72 フィンランド軍のバッファローを作ります。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装まで済んだ。

今回はマーキングとウェザリングをして完成させよう。

アドルフ
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ヴァルダ殿、前回申していた「裏で進めているあるもの」は今回判明するのでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

うむ、この記事の終盤に載せよう。

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マーキング作業

アドルフ
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マーキングシールの残骸です。

やはりハーケンクロイツ規制の巻き添えでハカリスティは端っこに印刷されています。

ヴァルダ
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Bf-109同様、代替品の青い十字ではなく青い鉤十字を使う。

アドルフ
アドルフ

早くもマーキング完了。今回は大きな問題は起こらず作業が出来ました。

プラモ歴約15年目にしてようやく筆者はマーキングのコツを得てきたようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

デカール資材って闇雲に使ってもぐちゃぐちゃになったりするからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

おっと、アホな筆者はここでプロペラ先端の黄色を塗り忘れたことに気が付いたようだ。

アドルフ
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プロペラ先端の警戒色はデカールで再現するキットもありますが、今回のバッファローは塗装で再現します。

ウェザリングを施す

スミ入れ

アドルフ
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ここから先はウェザリング作業です。

とはいってもいつも筆者が航空機模型に施す3点セットですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはスミ入れ。タミヤのスミ入れエナメル塗料のブラックでモールドに塗料を流し込む。

アドルフ
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そして溶剤を染み込ませた道具で拭き取り。

ケチな筆者はまずダイソーの綿棒で大まかに拭き取り、その後ガイアノーツのフィニッシュマスターでとどめを刺します。

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ヴァルダ
ヴァルダ

基本的に安物の綿棒はほつれてきてキット表面に埃が付着する危険がある。

良い子の読者はあまり真似をしないように。

アドルフ
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このキット自体はモールド表現がしっかりしているので彫りなおしたりする必要はなさそうです。

強いて彫りなおすなら合わせ目消しをした機首上部や胴体底部などでしょうか。

剥げチョロ

アドルフ
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次はタミヤエナメルのクロームシルバーを使って剥げチョロ。

フィンランド軍は精鋭ぞろいのイメージがあるので機体本体にはあまりダメージ表現的なものは施さず、コクピット周辺に留めておきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

逆に物資に余裕がない、旧式飛行機を使い倒しているイメージで激しめの表現にする手もある。

排気管汚れ

アドルフ
アドルフ

排気管周辺の汚れはクレオスのウェザリングカラーです。

いつもより控えめですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

あんまり後方に汚れを伸ばすと主脚周辺に被って面倒になるからだとか。

アドルフ
アドルフ

ここまででこんな感じになりました。

完成まであと一歩です。

つや消しでコーティングする

アドルフ
アドルフ

つや消しはいつも通り水性ホビーカラーのつや消しクリアーをエアブラシで吹き付けています。

ヴァルダ
ヴァルダ

特段事故はなかったようだね。

ハセガワ B-239 バッファロー フィンランド空軍 完成!

アドルフ
アドルフ

風防のマスキングをはがして、完成です。

ヴァルダ
ヴァルダ

以下、ギャラリー。

アドルフ
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続いてセットの片割れだったBf-109と。

ヴァルダ
ヴァルダ

セットを全て作り終えるまでがキット製作だ。

アドルフ
アドルフ

「家に帰るまでが遠足です」的な。

アドルフ
アドルフ

スマートなメルスに対してずんぐりした見た目のバッファローの対比図となっていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

太平洋戦線で連合国軍の本機と対戦した日本軍パイロットは本機のことを「空飛ぶビア樽」と呼んでいたそうだ。

どちらの機体も旧式で雑多な航空機を使ったフィンランド軍のなかでは最新鋭の戦闘機として重宝した。

おまけ 放置品のハセガワ バッファローを製作する

アドルフ
アドルフ

ヴァルダ殿、筆者がなにやらガラクタを掘り出してきましたが。

これが「裏で進めていたあるもの」ですね。

バッファローの単品キットのようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者がかつて購入して途中まで手をつけたものの、放置していたものだ。

購入したのは確か2010年~2011年頃かな。場所は秋葉原のボークス、ラジ館の建て替え前であったのは覚えている。

難しくて挫折したか、飽きてしまったのか。

アドルフ
アドルフ

現在定番商品でない緑の箱が特徴でしたね。

あの時は再販されていたのでしょうか。同時に筆者は同じくフィンランド軍仕様のハリケーンやポリカルポフI-16と共に購入したのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

一緒に確保した二種は完成してしまっちゃうおじさんしている。

筆者はこの機会だからこの取り残されたバッファローも完成させるようだね。

アドルフ
アドルフ

基本的な組み立て工程はいままで紹介してきたバッファローと同じなのでダイジェストでお送りします。

ただこの単品版、機内色がMr.カラー27番、機体内部色で指示されています。

既にコクピットを組み込んでしまっているためこの色を機内色にしてこちらは進めます。

ヴァルダ
ヴァルダ

昔の素人筆者は押し出しピン跡を埋めていない。

とりあえず座席背もたれ部分だけは埋めておこう。

アドルフ
アドルフ

適当な保管の仕方だったのでピトー管、アンテナ線支柱が前後共に折れていました。

コクピット前につく支柱は接着して修復。

ピトー管と尾翼の支柱は紛失したので伸ばしランナーで新造します。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装は4種類。内1つはラウンデルの国籍マークである継続戦争休戦後の仕様だ。

今回は2番、フィンランド軍トップエース、ユーティライネン曹長搭乗機に仕上げよう。

アドルフ
アドルフ

余談ですが3番のニッシネン少尉機のみ機首の支柱がつきません。

支柱を折ったり紛失したら彼の機体を選択してみることも出来ます。

ヴァルダ
ヴァルダ

使用色も今まで進めてきた機体と同じ。

ただユーティライネン機はプロペラスピナーがオレンジになる。

アドルフ
アドルフ

所属部隊ごとに色が違うというやつでしょうか?

アドルフ
アドルフ

付属デカールは先ほどのセットのものに比べて彩度の低い色合いをしています。

またハカリスティの代替品は白い無地の円となっています。

……肝心のハカリスティがボロボロじゃないですか。

ヴァルダ
ヴァルダ

アホな筆者が昔塗れたティッシュだかをうっかり置いてしまいこうなったのだとか。

アドルフ
アドルフ

どうするんですか。

ヴァルダ
ヴァルダ

安心しな。幸いユーティライネン機は今回大破した44番のハカリスティは使わず、全て小さい45番のハカリスティを使う。

こちらもコツをつかんだ筆者が問題なくマーキングを済ませた。

アドルフ
アドルフ

どうやっているんですかね。

ヴァルダ
ヴァルダ

まだこれで正しいかは不明だけど……

・まずマークセッターはデカールより先に貼る場所に塗る。

・マークソフターはデカールの上から塗る。

・またソフターはデカールが固定されて動かなくなった後&完全に乾燥する前に塗る

以前の筆者は乾燥したデカールにソフターを塗っていたけど、上手く浸透しなくてかえってブツブツの気泡が出来たりしていた。

アドルフ
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ウェザリングも同じように施して……

アドルフ
アドルフ

つや消しも同じように。

ヴァルダ
ヴァルダ

ところが風防のマスキングをはがしたところ、ゴミのようなものが風防内側にくっついていたため一旦それを外している。

また塗料が上手く乗っていなかったので一部窓枠も筆で塗りなおしている。

ヴァルダ
ヴァルダ

そんなこんなで10年近い時を越えてようやく完成。

以下ギャラリーだ。

アドルフ
アドルフ

メルスとのセットになっていたほうとも並べてみましょう。

終わりに

アドルフ
アドルフ

いかがだったでしょうか。

筆者がついでに放置品の機体も完成させてしまいましたが。

ヴァルダ
ヴァルダ

部品の合いも悪くなく、なによりはっきりとしたモールドがキットとして好ポイント。

いいキットなんだけど、ハセガワ製1/72バッファローは現時点では定番商品ではないのでなかなか見つけるのに苦労するのが難点。

アドルフ
アドルフ

やはり中古模型店めぐりでしょうか。

この記事を書いているこのご時勢ではそちらも難しそうですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

機会があったら是非とも組み立ててもらいたい。

もう一つのおまけ

アドルフ
アドルフ

何時の間にやら筆者の積みにこんなものが。

今は緊急事態宣言中ですよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちょっと前に密林さんから届いていたものらしい。

注文したのも届いたのも緊急事態宣言以前だ。

アドルフ
アドルフ

例のウィルス関連で物流にも影響が出ているようですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者は積みを不要不急の積みを控えて、自宅で積みキット崩しをするべきだね。

とりあえず今回はここまで。

アドルフ
アドルフ

……………。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうしたアドルフ?

アドルフ
アドルフ

筆者がこの記事を見返していてあることに気付いたようですが、それはまた別の機会に触れましょう。

この記事で作っているキット

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