ハセガワ/モノグラム ドルニエDo17Z 製作記④

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワ/モノグラムのドルニエDo17Z爆撃機を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組み立てを完了した。

今回は塗装とマーキングになる。

レーナ
レーナ

前回が難所だったのもあったのか、記事が作業に追いついちゃったみたいだね。

でもここからなら……。

アドルフ
アドルフ

ところがどっこい、今回のほうが寧ろ大事故な感じになっていますな。

レーナ
レーナ

何があったんだろう。

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しくは後述する。

それでは作戦を再開しよう。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

本キットに収録された塗装は2種類。

ドイツ軍標準のスプリッター迷彩である機体と、その上から冬季迷彩を施された機体ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回は通常迷彩が施された、第76爆撃航空団(KG76)の機体にする。

機首左側面に描かれた、赤い悪魔マークが特徴的だ。

下地の塗装

アドルフ
アドルフ

手始めに下地から。

真鍮部分にガイアノーツのマルチプライマーアドバンスを塗布後……

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
  • 主脚などの塗装→再びMr.カラーのRLM02グレー
  • 白帯部分→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト

の順に塗っていきます。

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レーナ
レーナ

塗装中の作業場にデカールが。

こんなところに置いていちゃ溶剤がかかってダメになっちゃうよ。

アドルフ
アドルフ

それがですね……。

レーナ
レーナ

これは……。

アドルフ
アドルフ

事の経緯を説明しますと……

  • デカールの変色がまだ気になったので、そのまま窓に貼り付けたままにしていた
  • 数日間放置して外すとご覧のとおり、ヒビが入ってパキパキに

……といった感じです。

レーナ
レーナ

どのくらい放置したのさ。

アドルフ
アドルフ

カメラの日付を確認したところ、一週間ぐらい放置していたようです。

実際は前回のJu87と並行していましたし。

ヴァルダ
ヴァルダ

というわけでとりあえずつなぎ止めることも兼ねて、上から水性のつや消しクリアーを吹きつけた。

これで補修できるかは不明だけどね。

結果は後ほど……。

下面色の塗装

アドルフ
アドルフ

とりあえず塗装を進めてしまいます。

デカールも付属しますが、今回は白帯部分を塗装で再現。

主脚部分と白帯部分をマスキングして、下面をMr.カラーのRLM65ライトブルーで塗ってしまいます。

ついでにタイヤもMr.カラーGXのウイノーブラックで塗ってしまいました。

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レーナ
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とにかく先に進めて、デカールが使えるか確認しないと……。

上面色の塗装

アドルフ
アドルフ

下面のライトブルーをマスキングし、上面を塗っていきます。

筆者はいつも通り、先にRLM71ダークグリーンを塗装。

スプリッター迷彩のマスキングを行い、RLM70ブラックグリーンと続きます。

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ヴァルダ
ヴァルダ

Do17は高翼機だからか、他のドイツ機とは少し塗り分けの勝手が異なった。

ブルーとダークグリーンの塗り分けが少々難しく感じる代わりに、ブラックグリーンのスプリッターマスキングが簡単に思えた。

レーナ
レーナ

高翼機だと胴体と主翼上面が平面になるからかな。

細かい部分の塗り分け

アドルフ
アドルフ

マスキングを剥がし、各部の筆塗りやレタッチをしていきます。

形になっていきましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

一体成型されたエンジンカウル上部の出っ張りはどうやら排気管らしい。

なので急遽ピンバイスで排気口の凹みをつけている。

ここは焼鉄色を塗っておいた。

デカールの運命は……

アドルフ
アドルフ

さて問題のデカール。

これは長期日干しにする前の状態ですな。

計器盤を使用する直前のものです。

レーナ
レーナ

見事にカピカピになっちゃったわけだけど、どうなることやら。

ヴァルダ
ヴァルダ

結果から言うと、ダメだったね。

比較的小さい注意書きは被害が少なかったものの、国籍マークや鉤十字などの大判デカールが軒並みボロボロになってしまった。

レーナ
レーナ

あーもうぐちゃぐちゃだよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

国籍マークとかはまだ代えがあるから何とかなる。

問題は機首の赤い悪魔マーク。

これは代わりが存在しない。

大判だったので、案の定ご覧のとおり酷い有様に。

レーナ
レーナ

いっそマーキングを変更したら?

筆者はエアフィックスのDo17を積んでいたよね。

そっちからもらってくるとかさ。

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ヴァルダ
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それも考えたけど……

既に白帯部分を塗装してしまっている。

なにより筆者はこの悪魔マークの機体を作りたいのだとか。

ヴァルダ
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というわけで最終手段。

残った部分をベースに下書きをし、それに合わせてマークを手描きした。

赤い部分は主に水性ホビーカラーのモンザレッドを使っている。

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レーナ
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これはまた前衛的な……。

ヴァルダ
ヴァルダ

他の部隊マークとかと異なり、このマークは左側面しか描かれていなかった。

それも幸いしてなんとかやり過ごせた。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

そんなこんなで何とかマーキングが完了です。

水性のつや消しクリアーとデカール貼り付け時に使用した水分が反応したのか、白く濁っていますな。

これは後でつやありのクリアーを吹けば何とかなるかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

トラブルをなんとか乗り越えたところで今回は中断。

次回はウェザリングを施し完成予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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