フジミ模型から発売されています、流星艦攻を作っていきましょう。
前回は機内の組み立てを行った。
今回は同時に組み込むことになるエンジン・プロペラを組んで胴体を貼り合わせ。
他の部分も組んで一気に進めてしまおう。
10月31日。
世間はハロウィンだっけ。
筆者は非リア充のNotパリピなのであまり関係がありませんな。
月末なので、恒例の集計をとることのほうが重要だ。
それに関しては記事の最後に掲載しておこう。
その前にまずは流星の続きから……。
プロペラ周りの組み立て
胴体を挟み込む前にもう一つやることが。
このキットではエンジンカウル部分が胴体と一体成型されています。
そこにエンジンやプロペラを組んだものを収めることに。
ただキットでは
「プロペラ・エンジン・カウリング先端」
を先に組み、それを丸ごと胴体に挟み込むような指示が出ている。
もちろん、この指示に従うと塗り分けが非常に億劫なものになってしまう。
筆者が以前試製流星を組もうとしてつまづいたポイントの一つだ。
キットの指示だと
- プロペラスピナーとカウリング先端→濃緑色1
- プロペラ→茶色(ブラック+レッドブラウン)
- エンジン→黒鉄色
だね。
見事にバラバラという。
ここをうまく塗り分けようにする改造を施してみましょう。
エンジン部分は機首にテーパーがついているため、普通には取り外せない。
エンジン単体なら後からでもそこまで塗り分けには苦労しないので……
とりあえずプロペラだけを後付けできるようにしよう。
キットの構成そのままだと、プロペラを後から押し込んで取り付けはできないんだよね。
プロペラを押し込む時に軸も一緒に押し込まれて、機体内部に逃げちゃうという。
なので押し込んだ際に軸が止まるよう、エンジンパーツ裏側にフタを自作して接着することにした。
フタは適当なプラ板と輪切りにしたランナーを組み合わせたもの。
ランナーは現物合わせだけど、だいたい2~3mmほどの長さだ。
プロペラを押し込んだ際にフタが外れないよう、接着はがっちり行っておこう。
これは以前、同社製の天山艦攻でも施した改造ですな。
今回もそれを応用したものという。
コクピットやエンジンを本体にセット。
エンジンはよく見ると先端のディティールで上下の違いがある。
説明書の指示を見つつ、間違えないようにしよう。
後部座席の機銃架は胴体貼り合わせ後でも取り付けられそうなので、ここではまだ取り付けない。
エンジンはこの時点である程度塗ってしまったほうが楽そうですな。
Mr.カラーの黒鉄色をメインに塗っています。
エンジンパーツはともかく、コクピットパーツの合いがやや悪い。
筆者は今回胴体側面の窪みよりも、爆弾倉部分の曲面の合いを優先して接着した。
爆弾倉を再現した中翼機だから、ちょっといつもと違う部品構成なのかな。
主翼が左右で独立して成型されていたり。
そして貼り合わせ。
接着中に剥がれてこないように、クリップ類で留めながら接着するとよいかと。
胴体左右で接着位置がズレて、段差ができないようにも注意です。
垂直尾翼の付け根は少し隙間ができた。
伸ばしランナーを使うのも考えたけど、胴体周りのバリを切り取って合わせ目同様接着剤で溶かして埋め込んでいる。
どうせ削り取って捨てるバリだから、ここで有効活用してしまおう。
古いキットだからか、部品が反って隙間ができそうになるというか。
胴体後部に出ているバリも、接着剤で溶かして合わせ目に押し込んでやると有効活用できるという。
今回のキットはバリが激しいですな。
近いうちに改定版が再販のようですが、バリは軽減されているのか……。
乾燥後は整形作業。
操縦席と後部座席の間の部分は、少し削りにくいですな。
とりあえず削りカスが機内に入らないよう、マスキングをしつつ……。
押し出しピン跡処理の時みたいに、筆者は平刃の彫刻刀をメインに使って切削している。
この辺りの区画を削りすぎると、後で風防を取り付けた際に隙間ができる原因となるので注意だ。
機体下部の組み立て
ここから先は整形済みの他の部品を取り付けていくことになりそうだね。
ようやく出番というか。
この画像は前回時点のものなので、まだエンジンが残っていますな。
実際はエンジンを取り付けながら、残りの部品を整形したり後続のキットを並走したりしていたわけですが。
一部パーツは左右で異なるけどよく似た部品となっている。
ランナーの番号ごと切り出して待機させたり、後で見えなくなる取り付けピンに部品番号を彫ったりしておくと管理しやすいだろう。
筆者は水平尾翼の平たい取り付けピン部分に番号を彫って識別している。
まずは機体下部から。
水平尾翼は取り付け用のピンがやや浅いので、角度に注意です。
ズレたりした状態で固着すると大変なことに。
尾輪パーツは前回伸ばしランナーを突っ込んでヒケを埋めていたね。
ここを平らに整形してから本体に取り付けるけど、ちょっとはめ込みがキツめというか。
筆者は外から見えない部分で削って調整しているね。
尾輪はそのままだと一段高くなって、胴体とラインが繋がらない感じですな。
着艦フックは塗り分けを考えて、ここでは一度接着を保留します。
それと爆弾倉。
クリアーパーツの取り付けと、魚雷取り付け用の穴開けを忘れずに。
こちらはこの後接着しています。
魚雷取り付け穴は1.0mm径でいいかな?
とりあえず筆者はそれにしたみたいだけど。
着艦フック取り付け部周りは、外からだとバリかパーツか少しわかりにくい。
ここは先にバリをとっておいたほうが良かったかもしれない。
風防周りの部品組み立て
続いて風防の取り付け。
その前に、コクピット上面の塗り分けや組み立てですな。
隔壁部分にあるループアンテナは今回メタルブラックで塗ってみました。
キットの指定だとシルバーですが。
後部機銃も塗り分け・取り付けを行うのを忘れずに。
後付けできるけど、本来は胴体張り合わせ時の先付けだったからか、少し取り付けづらい。
ピンセットと瞬間接着剤でうまく固定しよう。
ここで一番の注意は、操縦席前面にある照準器のレンズ部分であるG2番パーツかも。
極小のクリアーパーツだから、落としたりすると捜索が困難に。
見た目がほとんどプラの破片だし。
筆者も一度落としていますが、幸い光が反射してすぐ見つけていますな。
紛失しないうちに、接着したらさっさと風防を被せてしまいましょう。
他のクリアーパーツ含め、風防接着はお馴染みのセメダインハイグレード模型用。
プラを溶かさずクリアーパーツを曇らせることもないので安心だ。
このキットは意外にも風防の合いが良好なので、これだけで隙間もほとんどできずに取り付けられた。
今回の戦果
その後は風防のマスキング。
やり方は過去記事参照ですな。
流星は多少窓枠が多いものの、窓面積が広いので比較的やりやすいかと。
搭乗員区画が一箇所にまとまっているからいいんだよね。
主脚周りは
- 主脚支柱は本体に仮留めしつつ、支柱部分だけ先に組む
- 主脚カバーは内側の押し出しピン跡を削って整形
だね。
この画像だと、まだ押し出しピン跡が残っているけど。
筆者はタイヤで隠れるかと思って残したいたみたいですが、カバーとタイヤ間が空くので外から少し見えますな。
こちらはそのまま削るか、一度埋めるか……。
主脚カバーは閉じた飛行状態のものも付属する。
今回は着陸形態で組むので、そちらは使わない。
今回はここで中断。
さて、今月の集計に入ろう。
月末恒例 今月の戦果
2024年10月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 5(ドムR35、Ju87B-2、Ju87B-1、Ju87R-2、Do17Z)
となりました。
順調に積みを処理していますが、今月はAFVがないですな……。
8月の集計時に筆者が
「在庫のあまり動いていないガンプラを優先的に崩す」
みたいな事を言っていたみたいだけど、そっちもドムR35しか完成していないという。
ガンプラはパチパチ組むだけならかなり簡単だが、合わせ目を消したり塗ったりするとかなり時間がかかる。
後は可動関係の改造で悩んでなかなか進まなかったり。
今月のドムR35も、足首周りでかなり苦戦したようだ。
筆者の在庫もギミックが複雑な可変機とかが多数残っていますな。
崩しやすそうなところから進めていきたいところですが。
航空機続きで保管用の箱も足りなくなってきた。
それらの確保もしたいところ。
来月はAFVがあるのかな?
なんかタミヤが近々ドイツ戦車の新作発売を予定しているみたいだけど。
筆者がそれを調達してくる可能性はありえるね。
ともかく、来月も現在作っている流星の続きだ。
おそらく塗装作業からになるだろう。
続きは次回!