サイバーホビーより、ドイツ軍のM10パンターを作っていきましょう。
前回はパーツの確認をした。
今回は組み立て開始。
主に足周りから進めてみよう。
12月だね。
今年もあと一ヶ月を切ったという。
今年は積みプラを順調に崩していたはずですが……
筆者の積み山は一向に隙間ができません。
ジオンや枢軸国の兵器が、米帝や人民解放軍並みの物量であふれかえっているからね。
それではその積みの一角を崩すべく、今日も作戦を開始する。
下準備
とりあえず合わせ目ができる部分から貼り合わせ。
砲尾とマズルブレーキですが、前者は外からは見えないので無視しても大丈夫かと。
マズルブレーキの内部にセットするB8番パーツ。
ちょっと位置決めが難しいかな。
絶妙な位置で、曲がったり脱落しやすかったり。
前後の穴の間の区画で固定する感じですな。
合わせ目消しについては過去記事参照です。
追記 ここで筆者は砲尾を単に接着しているけど、実際は先に砲身パーツを挟み込む必要がある。
それに関しては次回の記事を参照にしてほしい。
後部パネルは通常のパンターから一部装備が外されている。
その都合で、一部取り付けピンを切り落としたり、取り付け穴を埋めたりする必要がある。
先に穴部分に伸ばしランナーを突っ込んで接着しておこう。
円錐状の伸ばしランナーを使えば、ぴったり穴に合うプラ材になるという。
伸ばしランナーに関しては過去記事を参考にしてね。
サスペンションの取り付け
まずはサスペンション。
今回のM10パンターは、ドラゴン社のスマートキット版パンターGがベースとなっています。
なのでトーションバーサスペンションは内部まで再現されていますな。
過去に組んだ黒騎士物語版と同じような感じです。
筆者は全部のサスペンションを切り出しているけど……
似たような見た目の異なるパーツがたくさん。
良い子のみんなは一種類ずつ取り付けてから切り出すんだゾ☆
取り付けるとこんな感じに。
バーの先端のみ接着することで、実物同様の可動するトーションバーにすることが可能です。
その場合は標準位置がずれないように、接着後に平らな部分で乾燥させる必要がありますが。
今回は接着式の履帯で固定するから、あまり可動化の意味はないんだけどね。
左側の先頭のサスペンションは、G25番パーツを挟んでから取り付ける。
筆者はこれを取り付け忘れて、最初不自然な隙間ができたり。
下部部品を更に取り付ける
更なる部品を取り付けていきます。
ギアカバーやエンジン吸排気口のファンなど、この辺りから謎の選択式部品が多数登場します。
選択式ですが塗装図に合わせたものでもなく、詳しい内容は不明です。
生産時期の違いによるものとかかな?
パンターは転輪が密集した状態だし、足周りはほとんど外から見えなくなるから、適当に選んじゃおう。
組み立てるとこんな感じに。
吸排気口は車体上部を取り付けるまで放置していても良かったかもしれません。
微妙に角度がついているので、間違えると車体上部の取り付けに支障が出そうですな。
A24番パーツ、誘導輪のアームはまだ接着していない。
ここは実物同様、履帯取り付け時に張りを調整するからね。
枚数で調整も出来るけど、アームのほうが細かい調整がしやすい。
転輪の組み立て
続いて転輪。
ティーガー系列同様、パンターもオーバーラップ式の転輪です。
例によって数が多いので、処理が大変ですな。
このキットは捨てピンがあるため他社のパンターよりもゲート箇所が多く、材質も柔らかめなので切削しづらい。
少々手間だが勢いで進めてしまおう。
……とかなんとか言っているうちにできあがったね。
筆者は今までにティーガーやパンターの転輪を何個も葬り去っていますからね。
手間はかかりますが、所詮はいつものことなのですよ。
今回の戦果
本体に転輪をセット。
こちらは柔らかめのパーツが幸いして、仮留めしやすいですな。
この後ロコ組をしたいので、本体への接着はしない。
転輪同士だけの接着に留めておこう。
今回はここで中断。
次回は履帯の取り付けからになる予定だ。
続きは次回!