模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が長年放置していた、スーパーモデルのマッキMC.205ヴェルトロが完成しました。
今回は……。
前回は箱付き中古品の個体を組んだ。
ただ筆者は箱なし袋キットの中古品も保有している。
今回はついでにそちらも組んでしまおう。
まだ1機も組んでもいないうちに同じものを複数購入するなんて……。
一時期の筆者が行っていたイタリア機狩りの影響です。
もっとも1機目のデカール貼りに失敗していたので、今回の2個保有が有効に働いたのですが。
基本的な内容は1機目同様なので、異なる部分のみ重点的に取り上げるダイジェスト方式でお届けしよう。
それでは作戦を開始する。
部品を確認……
袋を開けて中身を確認。
ここで筆者はゴムタイヤがないことに気が付いた。
おそらく欠品らしい。
あらら。
そもそも筆者がこのキットはゴムタイヤであることに気が付いたのが、前回組んだ1機目のMC.205を開封したときでしたからね。
このキットの袋を筆者は何度も眺めていましたが、ゴムタイヤ欠品だとは思ってもおらず……。
んでどうするの?
自作することにした。
詳しくは後述。
インテークの選択
タイヤの前に本体の組み立てを。
前回も説明したけど、このキットはエンジン吸気口が2種類からの選択式となっている。
今回は前回選ばなかったBタイプで組んでみよう。
MC.202フォルゴーレなどでもよく見かけるタイプだ。
塗装図を見たところ、前回組んだイタリア王国空軍所属機以外はこちらのタイプのようですな。
タイヤを自作する
さて問題の欠品タイヤ。
色々筆者が考えた結果……
タミヤの3.0mm丸プラ棒を台形に切り出し、それをホイールパーツに貼り付けることで再現することにした。
まずはプラ棒を切り出し、ホイールパーツを1週ぐるりと囲んで接着しよう。
なんかアンモナイトみたいな形に。
接着剤がはみ出してプラが溶着されます。
はみ出た接着剤が隙間を埋めるので、切り出すプラ棒は多少隙間があっても問題なさそうですな。
乾燥後は削って角ばった部分や接着剤のはみ出し箇所を均す。
埋まらなかった隙間は適当にパテやらプラ材(伸ばしランナーなど)を継ぎ足して埋める。
うーん、なんか歪んでいるような。
あまり細かいところを突っついても完成しなくなるので、ここはほどほどに……。
ちなみに当初筆者はエポパテを使って自作しようとした。
しかし……
- エポパテを均一な太さの棒状にするのが難しい
- 作業中にベタついて形が歪む
- プラに比べて切削しづらい
などの問題が発覚。
結局プラ棒で自作するに至ったんだ。
今回の戦果
それ以外は基本的に1機目と同様の工作ですな。
強いて言うなら塗装に備えて、プロペラスピナーを接着せずに組んでいるぐらいでしょうか。
同じキットなので注意点も同様。
やはりイモ付け箇所の軸打ちや、胴体と主翼の間の隙間埋めが難所となるね。
今回は少し短いけどここまで。
次回は1機目とはまったく違ったパターンとなる、塗装とマーキングになる予定だ。
続きは次回!