フジミ ユンカースJu87G-1スツーカ 製作記②

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

筆者が組みかけで放置していた、フジミのJu87G-1スツーカを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は紛失していた部品も含めて、途中経過を確認した。

今回は作業開始。

残っているわずかな部品を組み込み、そのまま塗装とマーキングをしよう。

レーナ
レーナ

組み立てに関しては過去に組んだG-2型とB-1型を参考にしてもらえればいいかな?

基本的な部品構成はほとんど同じだし、何より今回のはほとんど組み終わっているし。

アドルフ
アドルフ

そうしていただけると幸いです。

ヴァルダ
ヴァルダ

それらのキットとは異なる、塗装やマーキングをメインに紹介する予定だ。

それでは作戦を開始する。

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残りの部品を組み込む

アドルフ
アドルフ

とりあえず残っていた細かい部品を組んだり、風防のマスキングを済ませます。

対戦車攻撃機型のG型スツーカは、元のD型用爆弾投下アームが基部だけになっていますな。

アーム本体を切り離しましょう。

レーナ
レーナ

アーム基部はキットだとそのまま接着する感じだね。

今回は強度や塗り分け用の着脱も考えて、0.5mmの真鍮線を打ち込んでおくよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

それと主翼の機銃部分。

キットでは特に部品を付ける指示は出ておらず、そのままになっている。

ただボックスアートの機体はフタのようなものがされていたので、余剰扱いされている91番パーツを貼り付けておいた。

アドルフ
アドルフ

G型では基本的に翼内機銃は廃止されているようですな。

このあたり模型では何もなくまっ平らだったり、フタのようなものがされていたり安定しない気がしますが……。

アドルフ
アドルフ

それと3.7mm砲。

ここの左右に飛び出た63番と64番の部品を紛失して止まっていたわけです。

これを接着することで、ようやく再開できますな。

レーナ
レーナ

……なんか曲がっていない?

アドルフ
アドルフ

フジミのJu87Gの3.7cm砲は砲口部分まで真っ二つという仕様なので、合わせ目整形時に歪みやすいのですよ。

なにより細いので、削っている最中に何度も折れるという。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者としては、他社のJu87Gに付属する3.7cm砲よりも少し小ぶりなところも気になるようだ。

この辺りは比較的古参のキットというのもあるけどね。

組み立て完了!

アドルフ
アドルフ

これで組み立て完了とします。

ほとんど組み終わっていた状態からの再開なので、あっという間ですな。

レーナ
レーナ

そのまま塗装にレッツ☆ゴー!

塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

付属の塗装図はこちら。

2種類ありますが、細部の塗装が異なるのみで基本的なパターンは同じですな。

Ju87ではお馴染みの

「RLM65ライトブルーの下面にRLM70ブラックグリーン&RLM71ダークグリーンの上面スプリッター迷彩」

となっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで注意してほしいのが上面のグリーン2色の迷彩。

キットの塗装図はモノクロ印刷だけど

  • 上面図→濃い部分がRLM70ブラックグリーンで、淡い部分がRLM71ダークグリーンの指示
  • 側面図→濃い部分がRLM71ダークグリーンで、淡い部分がRLM70ブラックグリーンの指示

と、上面と側面で真逆の指示が出てしまっている。

塗っている最中にごっちゃにならないようにしよう。

レーナ
レーナ

直感的には濃いほうが同じく濃いRLM70なんだよね。

側面を塗るときは注意しないと。

下塗り

アドルフ
アドルフ

手始めに下塗り。

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
  • 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
  • 主翼下の黄色部分→Mr.カラーのRLM04イエロー
  • プロペラスピナーの赤色部分→Mr.カラーのRLM23レッド

ですな。

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レーナ
レーナ

RLM23レッドはこのパターンのみの使用色だね。

ちょっと朱色っぽい赤というか。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回選ばなかった第1急降下爆撃航空団所属機の塗装パターンは、スピナー先端と胴体の帯に黄色を塗る指示が出ている。

代わりに主翼下の黄色は塗らず、ライトブルー単色の塗装だ。

下面の塗装

アドルフ
アドルフ

続いて下面色。

お馴染みのRLM65ライトブルーですな。

このキットの塗装図ではこの色と明灰白色1を80:20で混ぜる指示が出ていますが、そのまま塗ってしまいましょう。

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レーナ
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RLM76ライトブルーのつもりなのかな?

ただJu87はほとんどRLM65だったはず。

上面色の塗装

アドルフ
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下面色をマスキングし、上面を塗っていきます。

まずはRLM71ダークグリーンですな。

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レーナ
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最初の1色目はいいんだよね。

さっきのマスキングの件を考えると、2色目が注意という。

アドルフ
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先ほどの塗装図濃淡に注意しつつ、各部をマスキング。

その後RLM70ブラックグリーンを塗っていきます。

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ヴァルダ
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直感的には塗装図の濃部分がRLM70と思い込みやすい。

なのでマスキングもそれと同じ上面図から先に行い、その後に淡部分がRLM70になっている側面をマスキングするといいだろう。

レーナ
レーナ

先に上面に合わせてマスキングしているから、間違えるとつじつまが合わなくなってわかりやすいというか。

部分塗装とマーキング

アドルフ
アドルフ

ここでエアブラシは片付けてマスキングを剥がし、各部の細部筆塗りを行います。

塗り分け後、主脚はここで接着してしまいましょう。

レーナ
レーナ

うーん、やっぱり3.7cm砲が曲がっているような。

アドルフ
アドルフ

筆者が曲げを矯正しようとして反対側に曲げようとしたところ、修復箇所から折れたようです。

また矯正しようとすると折れそうなので、これ以上は手を触れずに進めましょう。

ちなみにその3.7cm砲の砲身はタミヤアクリルのガンメタルで塗っていますよ。

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アドルフ
アドルフ

付属のデカールはこちら。

わかりにくいですが、右端には白枠だけの鉤十字が収録されています。

今回作る対戦車攻撃実験中隊の機体は、機首の戦車マークと主翼下面の部隊コードが特徴となりますな。

レーナ
レーナ

筆者が昔ゾンアマ先生で購入した新品っぽいけど、もう15年ぐらい経過しているんだっけ。

デカールは大丈夫かな?

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

ここからは見えませんが、主翼下面のコード類が一部崩れました。

それらは後で筆でレタッチしておきましょう。

レーナ
レーナ

さすがに長期間放置していたから新品でも劣化していた感じだね。

変色はそこまでなかったみたいだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回はウェザリングをして、早くも完成予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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