
イタレリのラヴォーチキンLa-5を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回は仕上げのウェザリングをして完成に持ち込もう。

レッドホーン君の反動なのかあっという間に完成に。

さすがに1/72の単発戦闘機なので、筆者としては息抜きにはなったようですな。

息抜き用キットが少なくなってきた……という問題もあるけどね。
それでは一気に完成目指して、作戦を再開しよう。
ウェザリング!


というわけでいつものウェザリングといきたいところですが……
今回3点セットのうち、銀剥げは施していませんな。

そういえば木製機だっけ。
さすがにエンジン周りとかは金属っぽいから、その辺りとかに施してもいいけど。

変わりにクロームシルバーでエンジンパーツにドライブラシをして、ハイライトを加えている。
これで多少単調さは解消されるはず。
外からだとエンジンはほとんど見えないけどね。

排気管はFw190や五式戦闘機のように、側面のスリット部分にあるみたいですな。
タミヤのウェザリングマスターBセットを擦りつけますが、アイアンで塗った部分が光沢面になっている影響なのかイマイチ定着しません。
ここはつや消しクリアーを吹いた後に擦りつけるとよいかと。
つやを消せ!


先に一度組み立ててから、水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
乾燥後に風防のマスキングを剥がして完成です。

今回は風防内に塗料が吹き込む謎曇りもないみたいだね。
以下、ギャラリーだよ。
イタレリ ラヴォーチキンLa-5 完成!







凸モールドキットだからか、ちょっとモールドの主張が弱くてヌルっとした印象なんだよね。

ただ木製機なのでそのほうがそれらしくも見えます。


商品名はLa-5だけど、説明書やデカールシートには改良型であるLa-5FNと表記されている。
説明書の機体解説には
「ソ連空軍には、総体的にドイツ空軍機に匹敵するほどの機体はありませんでした」
と書かれているけど、La-5FNはBf109G-2型と同等の性能があるとの別情報もあるみたいだ。

La-5シリーズはどちらかといえば低空での性能が高かった……とも言われているとか。
作ってみた感想のコーナー


珍しいソ連製大戦期戦闘機のキット。
あっという間だったね。

筆者の感想としては……
- 部品点数は少なめでシンプル。風防も悪くない合いで比較的組みやすい。風防内部に謎の跡があったので、今回はそれを磨いて仕上げた
- イタレリらしいちょっと珍しいチョイスの機体。コレクションに加えると異彩を放つ
- プロペラ軸が短く、留めパーツがそのままではうまく接着できなかった。筆者は改造して対応
- 説明書の1ページに全ての組み立てをまとめて掲載しているので、人によっては少し見づらいかもしれない
といった感じ。
筆者は物珍しさと値段に引かれて購入したとのことだ。
大戦中のソ連機の模型はあまり見かけないので、そういう意味では貴重かもしれない。

日本を含め、西側諸国メーカーですと東側の機体は資料が少ないというのもありそうですな。
調べたところ、他にはやはりチェコやポーランドなど旧東側諸国側のメーカーから発売されているのが多いようです。

イタレリ製品はイタラエレイ時代から存在する金型のかなり古いキットだから少し見つけにくいかもしれない。
筆者は某所のブックオフでワンコインになっていたのを購入した。
探す際はやはり中古品店巡りになるだろう。

筆者は最近積み減らし優先だからか、中古品巡りもあんまりしていないけど……。

過去に購入したものがまだまだたくさん順番待ちしているからね。
今回はここで中断。
次回の製作候補はいくつかあるけど、どれも微妙にしか進んでいなくて紹介の目処が立っていない。
なので未定だ。

あるかわからないけど、次回もお楽しみに~。