
スーパーモデルのレジアーネRe.2000ファルコ戦闘機を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングをして完成に持ち込もう。

さくっと完成に。
あっという間だったね。

ここ最近難しいキットが続いた反動というのもありますが。
しかし簡単そうなキットが減ってきましたな……。

それ以前に、今回みたいに紹介に困るような組みかけ品が大量に残っているんだけどね。
それはさておき作戦を再開しよう。
いつもの3点セットウェザリング


ウェザリングはいつもの3点セット。
詳しくはこれまたいつもの過去記事を……。

排気管の錆び部分はタミヤエナメルのスミ入れ用ブラウンを薄く塗っている。
ウェザリングカラーやウェザリングマスターと違って、あっさり主張で定着力が高いのが魅力だ。
最後のつや消し


最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ、マスキングを剥がして完成です。
このキットは風防がファストバック部分と一体化されていますが、そのおかげで隙間から塗料の吹き込みもしづらいという利点が。
おかげで今回は内部の謎曇りがありませんな。

ちょっとエンジンとかの最終組み込みがしづらいんだけどね。
カウリング先端をプロペラとエンジンで挟み込みながら組んで、本体に取り付けているというか。
とにかく、以下ギャラリーだよ。
スーパーモデル レジアーネRe.2000ファルコ 完成!






ぱっと見は割と普通の戦闘機なんだよね。
脚が凝った作りというか。

後に登場するF6Fヘルキャットなどと同様、90度捻ってから格納するような形のようですな。
開発者達がアメリカで開発をしていた経歴があるようですが……。




以前組んだソード製品と。
風防が同じGA型と並べてみました

ちょっとソード製のほうが胴体が太くて力強さがある感じに見えるね。
後はスーパーモデル製は凸モールドと運河彫りなのに対して、ソード製は浅い凹モールドというか。

両者ともカウリング上部の空気取り入れ口や風防の上面もディティールが少し異なる。
どちらがあっているかは筆者には判断できないようだけどね。
作ってみた感想のコーナー


思ったよりは簡単だったかな。

筆者が組み立てた感想としては……
- 古いキットだが部品の合いは悪くなく組みやすい
- 輸出向けの機体だけあってデカールの種類が豊富。このキットでは史実同様3ヶ国から選べる。風防もそれに合わせて2種類から選択式
- 前回のG.55S同様、大元は現イタレリの古い製品らしい。なのでそれと同様コクピット内は非常に簡素。逆にすぐ形になるという利点もあるけど……
- そのコクピットの座席の位置は組み立て時注意。背もたれを搭乗員区画の後ろにくっつけてしまうと風防が入らなくなる
といったところ。
古い割に部品の合いは良好。
G.55Sのように主翼と胴体の間に隙間ができることもなかった。

ガワだけで中身はあまり気にしないタイプの人にはおススメかと。
問題は入手性ですが。

筆者はブックオフだかでイタリア機狩りをしている最中に確保したんだっけ。
イタリア機という理由だけで、当時よく知らないスーパーモデル製品を購入したという。

この会社自体詳細が不明ですな。
まだ残っているとも、消滅してイタレリに吸収されたとも。

ちなみにそのイタレリから2009年頃に本機が発売されているとのこと。
筆者はまだ見たことがないけどね。

その時期はまだ筆者が航空機模型を始める直前だったか、始めたばかりだったかの時期のはずですな。

今回はここまで。
次回はちょっとこのキットに続いて作りたいものがあるので、それの紹介になる予定だ。

次回も、お楽しみに~。