スーパーモデル　レジアーネRe.2002アリエテ　製作記③

スーパーモデルのレジアーネRe.2002アリエテを作っていきましょう。

前回は組み立て作業を一気に終えた。

今回は塗装とマーキングになる。

あっという間に塗装まで。

これは完成まであっという間だね。

しかし中古キット。

デカール部分でなにやらあったようで。

詳しくは後述。

それでは作戦を再開する。

このキットに収録された塗装は3種類。

• イタリア王立空軍所属機
• ドイツ空軍所属機
• イタリア共同交戦空軍所属機

となっていますな。

風防を選択済みなので途中変更はできない。

今回はイタリア王立空軍所属機で組んでみよう。

まずは下塗りや細部の塗装から。

• 脚カバーなどのチェック→Mr.サーフェイサー1000(缶スプレータイプ)
• 風防の下塗り・脚カバー内部の塗装→Mr.カラーの312番・グリーンFS34227
• 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000(ビンタイプ)
• 胴体の白帯→Mr.カラーのグランプリホワイト
• 金属色部分の下塗り・プロペラの塗装→Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック
• 脚→Mr.カラーのシルバー
• エンジン→Mr.カラーの黒鉄色

ですな。

ほとんど以前のRe.2000と同じだね。

実のところ、このキットはあのRe.2000と同時に進めていたんだ。

極端に組みにくいわけでもないし、使用塗料もほとんど同じなんでね。

ということは実際には結構進んでいそうな。

裏ではすでに完成済みですな。

続いて下面。

ここも前回同様、Mr.カラー306番のグレーFS36270で塗っています。

まったく同じ展開に……。

最後に上面色。

前回のRe.2000はタミヤラッカーのNATOグリーンを使用しましたが……

今回は変更。

Mr.カラーのRLM80オリーブグリーンで塗ってみましょう。

やはり主翼や水平尾翼など、一部下面にも回りこみますのでその点注意を。

こっちのほうがちょっと暗い色合いなんだよね。

本来はドイツ機向けの色だけど、筆者はイタリア機に多用するという。

あんまりこの色を指定しているドイツ機がいないからね。

以前組んだBf110に使ったぐらいだ。

同じ熱帯塗装のRLM78やRLM79は出番が多いんだけど……。

続いてマーキング。

キット付属のデカールはこちら。

古いものなので変色や劣化が心配ですな。

透明のニス部分は極力切り離したほうが良さそうだね。

幸い今回は透明部分が少ないから、切り出す手間は少なそう。

上面色もオリーブグリーンですからね。

透明部分の黄色い変色はそんなに目立たないでしょう。

ここでトラブルが発生。

どういうわけか丸まってしまい、うまく曲面に貼りつかない。

デカールのりや軟化剤は?

やってみましたがイマイチ効果が薄かったですな。

どうしたものか……。

ところが

「反対側に曲げ癖をつけながら貼り付け」

で、なんとかなった。

曲げた影響で多少ヒビ割れたりしたが、繋げればそんなに目立たないので大丈夫だろう。

イタリアのファスケスマークは手描きが難しいからね。

なんとか使えて良かった……。

仮に使えなかったら在庫のソード製Re.2002からデカールを持ってくるつもりでしたな。

2個ある上に、こちらもドイツ軍機で作れるのでイタリアマークが余るという。

ただ国籍マークの配色が今回のスーパーモデル製とは異なりますな。

こっちも早く作ってあげないと。

とりあえず今回はここまで。

次回はウェザリングして完成品のお披露目予定だ。

続きは次回!