
イタレリのDo217K-1爆撃機を作っていきましょう。

前回はパーツを確認した。
今回は組み立て開始。
機内を中心に進めていこう。

製作スタート。
さてさて今年中にどのくらい完成するかな。

速度をあげたいところですが……
また組みかけ品のサルベージ祭りになりそうですな。

とにかく今は掘り出してきたばかりのDo217を進めよう。
それでは作戦を開始する。
まずは合わせ目接着


まずは合わせ目接着。
見た感じすぐできそうなのはタイヤとエンジンのカウリングだけだったので、まずはこれらを合わせてしまいました。

いつものパターンだね。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
機内の組み立て


続いて機内。
同じ色に塗る主翼の主脚格納部分も用意しておきましょう。

古いキットらしく部品の取り付け位置が曖昧そうな。
大丈夫かな?


座席は座面に押し出しピン跡が残っている。
筆者としては気になったので、薄切りしたランナーを接着剤で貼り付けて埋めてしまっている。
詳しいやり方は過去記事を参考にしてもらいたい。

水増しされた過去記事がいくつも……。

押し出しピン跡とヒケで別々の記事を作り、同じ処理方法を施しているというやつです。
どちらも凹みを埋める作業なのでそうなってしまうわけですが。

このキットはパイロットのフィギュアが付属するから、それを使う人は無視してもいいけどね。
座席は3種類。
一番背の高いのが操縦席で、裏面に凹みがあるのは上部銃座の席となる。
切り出した後でもそこで区別がつくんだ。


組み立てていくとこんな感じに。
座席のみならず、脚格納部分や内部の見えそうな押し出しピン跡も削っておきます。
座席の配置はこれでいいのか不安になりますな。

操縦席の右隣のはこの位置で合っているはずだけど……
これだけ取り付け位置が曖昧なんだよね。

……実はこの後風防を取り付ける際に、背の高い操縦席が内部から風防に干渉する事案が発生した。
詳しくは後の風防組み立ての際に語る予定だ。
機内の塗装


続いて機内の塗装に。
今回のキットではRLM02グレーでの指示が出ています。
以前組んだDo17Zもそうだったので、今回も水性ホビーカラーの同色で合わせてしまいましょう。

今回はMr.カラーじゃなくて水性なんだ。

Mr.カラーは機外色にも使うので消費が激しいのですよ。
なので、最近あまり動きがなかった水性を使っています。
Mr.カラーよりも吹いた直後に定着しづらいので、薄く塗って乾燥させるのを繰り返していきましょう。
無理に厚吹きすると見た目も悪く乾燥にも時間がかかるので……。


その後はスミ入れやドライブラシなどで凹凸を強調。
わずかにある内部の機器類は大半がモールドの塗り分け指示で、操縦桿に取り付けられた計器のみデカールとなっています。

操縦桿に計器盤……
なんかあんまり見ない構造というか。

筆者も最初気になったようですが、側壁部分に合わせるにはしっくり来なかったようで。
銃塔の組み立て


このまま胴体を貼り合わせ……
といきたいところだけど、先に上部の銃塔部分を組み立て、胴体に挟み込む必要があった。
なので機銃部分を塗り分けてから取り付けよう。

機銃は水性のブラックサーフェイサーを塗った後に、タミヤアクリルのガンメタルで筆塗り。
ガンメタルや黒鉄色などの金属色は透けやすいので、先に黒を塗っておくといい感じになりますな
今回の戦果


後は銃塔や操縦席、主脚格納部分など挟み込むパーツを組み込み、胴体や主翼を接着してしまいます。
乾燥待ちですな。

今回はここまで。
次回は別の箇所を組んでいくことになるだろう。

続きは次回!






