
ズベズダのJu87を作っていきましょう。

前回は組み立てを終了した。
今回は塗装とマーキングを行おう。

さてさてどうなるやら。

今のところは順調ですな。
ただスツーカはスプリッター迷彩のマスキングがあります。
テープ貼りでどうしても時間を使いますな。

今回はスナップフィット式キットとなっている。
塗り分けがしやすくなるようなら、その部分を分解しながら塗装してみよう。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認


今回のキットに収録された塗装は2種類。
1940年西部戦線のスプリッター迷彩。
そして1941年北アフリカ戦線の、スプリッター迷彩の上からサンド迷彩を施したものですな。
サンド迷彩はRLM15と書かれていますが、おそらくRLM79サンドイエローのことかと。


ボックスアートにはスプリッター迷彩の機体が描かれているけど、この機体のマークは収録されていないので注意だ。
今回は先ほどの塗装図のスプリッター迷彩の機体で作ってみよう。
下地の塗装


まずは下地から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
いった感じですな。

今回は黄色帯や白帯がないから塗り分けも楽だね。

あの帯は枢軸国陣営に複数国が参戦してから施されるようになったはずです。
アフリカ戦線・地中海戦線では白帯
東部戦線では黄色帯だったような。
この機体はそれ以前の、おそらくフランス戦~バトル・オブ・ブリテン辺りのはずなので。

ドイツ軍単独で戦う分にはそこまで気にならないけど、ハンガリー軍とかフィンランド軍とかが参戦して区別しづらくなるという。
特にフィンランド軍なんかは敵であるソ連の飛行機に乗っていたりするし。
下面の塗装


下面を塗っていきます。
Ju87の標準であるRLM65ライトブルーで塗ってしまいましょう。

スナップフィット構成を利用して、塗料の入りにくそうな尾翼支柱やダイブブレーキも塗っていく。
むしろこの構成は後の上面色を塗る際に活躍するんだけどね。
上面色の塗装


下面をマスキングし、続いて上面を塗っていきましょう。
まずはRLM71ダークグリーンで塗ってしまいます。

水平尾翼は取り外して塗装。
ここは取り外せば下面のマスキングが不要になるという。

通常のキットでもやろうとおもえばできそうですが……
後に接着剤がはみ出る事故が発生しそうなので、筆者はいつも接着してから塗り分けていますな。


最後にマスキングしてからのRLM70ブラックグリーン。
スプリッター迷彩ですな。

キットの塗装図だと上面と左側面しか描かれていない上、他キットと少々迷彩パターンが異なるように見えた。
なのでここは過去に作ったフジミ製品を参考にした塗り分けパターンに。
機首の上面色と下面色の塗り分けはこのキットのを参考にしているけどね。
マーキング


そのままマーキングを。
キット付属のはこんな感じです。
細部の注意書きまで収録されていますが、これらは塗装図に指示がありません。
先ほどのフジミ製や過去のエアフィックス製を参考にして貼り付けるとよいかと。

鉤十字がないから、代わりのを持ってこないと。
同じズベズダ製でも、後発キットのスキー型はついていたのに。
今回の戦果


貼り付けるとこんな感じに。
鉤十字は別売り品。
今回はTechmod製のものを使ってみました。
指定だと3のサイズですが、筆者としては小さすぎるように感じたので今回は一回り大きい4のサイズを使うことに。

なんか読者には伝わりにくそうな表現。

3のサイズはFw190の小サイズやMe262などでよく見かけるものと同じサイズだ。
4のサイズはもう一回り大きく、Fw190の大サイズやBf110でよく見かけるものとなっている。
確かタミヤのFw190A-3に大サイズのものが二種類付属したはずなので、それの余りを流用してもいいだろう。

あのキットは鉤十字供給要員としても優秀ですが、キット自体も組みやすくておススメのものですな。

風防の窓枠も少ないから塗装が楽なんだ。
今回はここまで。
次回はウェザリングを施して完成に持ち込もう。

続きは次回!
この記事で作っているキット










