
タミヤMMシリーズにランナップされていますドイツ軍戦車パンター。
パンターシリーズの1番手であるパンターD型を作っていきましょう。

前回は砲塔を組んだ後に奥まった部分や兵士の下塗りを行った。
今回は兵士を塗り分けたり、残りの部分を組んで組み立て作業を終えよう。

ようやく組み立て完了。
だいぶ細かい部分で迷走していたみたいだけど、今回で取り付けかな?

シュルツェンが足周りと被るような構造ですからね。
どうしても一番最後になるという。

牽引ロープの取り付けも迷うポイントだ。
それでは作戦を再開する。
兵士の塗装


まずは兵士を塗装。
基本的なやり方は以前の記事と同じなので、それを参考にしていただければ幸いです。
肌の部分をエナメル塗料で塗り分けた後、服を塗ってウェザリングの要領で陰影をつける感じですな。

今回の兵士はドイツ軍戦車兵の一般的な服装である黒い服。
黒色は水性ホビーカラーのタイヤブラックを使用した。
靴を通常のつや消しブラックにするので、それと変化をつけたくてね。


塗り分けたら双眼鏡を接着し、砲塔と仮合わせして確認。
こちらは車体のつや消しコートまでいったんお預けですな。

なくしたり壊したりしないように保存っと。
履帯の接着固定


このキットはせっかく車体や車輪が着脱可能な構造になっているけど……
やはり履帯の弛みをつけたり、車体上下の隙間を埋めたかった。
まずは履帯を転輪と接着してしまおう。
流し込み式接着剤を使うと履帯が千切れることがあるので、ここは瞬間接着剤で。

ロコ組みにしてもいいかも。

ただパンターD型はシュルツェン架があるので、ロコ組み時の着脱がしづらくなるというやつです。
今回は確実にするため、ロコ組みにはしますが着脱はせずに塗装予定です。
溶接跡の追加


その後は伸ばしランナーを使用した溶接跡追加。
車体後部は以前も触れた雑具箱の合わせ目が気になったので、これも伸ばしランナーを使いついでに埋めてしまいます。

プラ材を溶着するのはどっちも同じだね。
合わせ目埋めは組む前にやっておいたほうが簡単そうだけど。


車体前面も着脱機構を犠牲にして溶接跡を追加。
どちらかといえば先端の上下装甲噛み合わせ部分の隙間の方が、筆者としては気になったようですが。

凸凹になった装甲板同士を噛み合わせているんだよね。

やたらギザギザになっている部分は装甲板の切り口。
隙間を埋めた部分は平らになっているので、元のギザギザもろともデザインナイフで切り口を強調してなじませておこう。
細かい装備の取り付け


残る装備を取り付けていきましょう。
シュルツェンに牽引ロープ、予備履帯ですな。

U字のシャックルが写っているけど、これは今回使わなかった。
D型は前面フェンダーが長くて、そのままだとシャックルが前面には取り付けられないんだ。
後部のシャックルは取り付け済みなので、ここでは写っていない。


まずはシュルツェン架。
後部の2つのみ異なる形で、それ以外の前5個は同じ部品となっています。
予想通り、履帯を遮るような位置ですな。

でもほぼ上側しかないかな?
先頭のシュルツェン架は履帯を完全に遮るから、ロコ組みしたい場合はそこだけ接着せずに進めれば足周りを取り外しできそうな。


牽引ロープは車体側面に這わせて、棒部分に端を引っ掛けます。
キット指定の長さ(12cm)ですと少し長く感じますな……。

キットの紐は伸縮性があるので、伸ばしきった形で指定の長さにすれば丁度良かったかもしれない。
車体の上を通すと砲塔の旋回時にロープが引っかかるので、指定とは異なりなるべく側面下側に来るようアレンジしている。
エッチンググリルを取り付ける


今まで別売り品を紹介してきましたが、どれも筆者は今回使わず。
今回はこのエッチンググリルだけ使いますが、ようやく出番が来たようですな。

筆者がG型にも使えるかと勘違いして10年ぐらい前に買ってきたやつだっけ。
パンターD型を何時までも作らないから、今日まで放置されていたという。


パンターG型に使えないかと思って昔の筆者が購入しましたが、最後部のエンジングリル寸法がD型とG型では異なるというやつでしたな。
G型は最後部の寸法がD型よりも狭いので……。


取り付けるとこんな感じに。
D型は最後部グリルと車体後部パネルとの隙間が目立つので、エッチングでそれが隠れるのがいいですな。
本当はゼリー系瞬間接着剤が取り付けやすいですが、筆者はこのためだけに新品を開封したくなかったみたいで、通常のものを使用しています。
流動性が高く網目が埋まりやすいので、あまりおススメはしませんが……。

他の同社製エッチンググリル同様、機銃の照準パーツも付属する。
ただこちらはこのキットでは使わない余剰品扱いだ。

このキットには外付けの機銃パーツ自体が付属しないからね。
キューポラに対応した対空機銃架もないし。

A型以降のキューポラには対空機銃架が取り付けられるレールがありますな。
シュルツェンの取り付け


続いてシュルツェン。
筆者がかなり悩んでいましたが、試しに1箇所分割してみたところ思ったよりも簡単にできたようです。
なので全部分割する形に。

前のIV号戦車H型は分厚いし分割部分が長いしで大変なことに。
あっちは斜めにした切り口も汚くなったから、作り直しも検討したよね。

パンターのは薄くて分割線が短かったので何とかなった感じだ。
どの位置のシュルツェンかわからなくならないよう、裏面に「R1」「L4」など目印を刻んでおくといいだろう。
ちなみに各シュルツェンは前側が上になるよう重なっている。

余談ですが……
この作業中に筆者がデザインナイフで左手の中指を盛大に切り刻んでいます。
皆さんは怪我をしないよう十分に注意を……。
今回の戦果


そんなこんなで組み立て完了。
これで塗装に入りましょう。

今回はここまで。
次回はその塗装からになる予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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