こんなところを見ている人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。
どうも、本ブログの案内人であるアドルフと申すものです。
同じく、こんなところの案内人であるヴァルダ。
ツィンメリットコーティングの特集の影響で製作した3輌のAFVが完成しました。
今回は何をするのでしょうか。
最近はAFVキットを連続で作っていたからちょっと路線変更。
今回はガンプラを久々に作ってみよう。
インフィニットジャスティス以来ですな。
今回のお題 HGUC ドム/リックドム
今回のお題はこちら。
HGUCシリーズの「ドム/リックドム」だ。
筆者が密林送りしていた仮組み品を掘り出してきた。
ジオニストらしい筆者のチョイスですな。
特にドム系が好きなのだとか。
筆者がガンプラの世界に踏み込んだのは2004年頃。
当時はまだドムのHGは存在せず、筆者はMGを組んでいた。
2年後の2006年に晴れて発売。通称版はドムとリックドムのコンパーチブルキット。
背部バーニア、腰部リアスカート、足裏ディテールの選択で地上型の前者と宇宙型の後者を選んで組立てできる。
同時発売されたトリプルドムセットはリックドム用パーツを省いて、代わりに黒い三連星のジェットストリームアタックを再現出来るパーツがついてくる。
ドム本体も地味に成形色が変わっていたりもします。
トリプルドムは紫色の彩度が低くなっています。
同じくHGUCにラインナップされている、ドムトローペンに近い感じですね。
トリプルドムは筆者が高校生のときに完成させたはず。
……例によって奥底にしまっちゃうおじさんしているけど。
ちなみに、ドムとリックドムのディテールの違いはこんな感じ。
こちらのドムは……。
筆者がここの開設以前に作った、ランバ・ラル大尉機塗装のドムだ。
比較的近い時期に製作したものなので、しまっちゃうおじさんされずに棚に飾られていた。
原作ではマ・クベ大佐の横槍でラルにドムが届かないんだけど、一部ゲームではifルートでラルにドムを渡すことが出来るんだ。
ビルドファイターズシリーズでは、ランバ・ラルそっくりのおっさん、ラルさんが作ったドムR35もありますね。
こちらは大尉がドムを受領したというif設定に加えて、度重なる改修を施した機体という設定もあるとか。
仮組み簡易レビュー
とりあえず仮組みしたキットの全貌を見ていきましょう。
まずは前後から。
ドムの標準的なスタイルとなっています。
手首は4種類付属します。
右握り手、右銃持ち手、左握り手、左平手。
独自の形をしているのと、ボール軸部分がザク等と比べて大きいので、流用しにくいのが欠点です。
銃持ち手は接続部分が弱く、割と分解事故が置きやすいのが難点かな。
バズーカとかを両手持ちしようと遊んでいたら勝手にバラけてしまったり。
比較的重いバズーカ系の武器を持たせることが多い、というのも一因かもしれませんね。
握り手はサーベルに対してジャストサイズのため、グラつかないのが利点です。
付属する武器はヒートサーベル、ジャイアント・バス、それとビームバズーカ。
バズーカ類は一昔前のキットなので単純に真っ二つな構造。
間に可動するグリップパーツをはさむような構成で、違和感なく肩に担ぐことができる。
勿論他キットとの互換性もあるので、ザク等に持たせることもできる。
ちなみにHGUCのジョニー・ライデン少佐の高機動型ザクについてくるジャイアント・バス。
これはドム用のジャイアント・バスをそのまま金型流用していたような。
クリアーパーツのスコープ部分はドム側のランナーに付いているので、ザクのものは通常のプラパーツにシールの組み合わせですが。
ソロモンよ、私は帰ってきた!
さて、今回はコンパチとなっているこのキットを、宇宙型のリックドムで組む。
ノーマルの塗装でもいいんだけど今回は気分転換。
ソロモンの悪夢と呼ばれた、アナベル・ガトー専用機の塗装で仕上げてみようと思う。
0083のあの人ですな。
本編冒頭ではア・バオア・クー戦で専用塗装のゲルググに搭乗しているのが確認できますね。
一年戦争時の彼の最終階級は大尉。
0083のデラーズ・フリートでは少佐になっているけど。
リックドムはゲルググを受け取る以前の乗機として、ゲームとかに時々出ている。
近年は更に前の乗機として専用塗装の高機動型ザクなんかの設定もある。
うむ。
ただ、筆者は塗装ができる環境にいる。
なのでここはお手軽に通常版の塗り替えで、ガトー大尉専用機を作ってみたいと思う。
頭部の製作
それでは作戦を開始します。
とりあえず塗装にたどり着くまでは普通のリックドム製作となります。
まずは頭部から進めていきましょう。
モノアイ基部パーツがL字型になっていて、特徴的な十字方向の可動をできるようになっている。
モノアイガードもクリアーパーツで成形。
ただし筆者は可動の際にいちいち外すのが面倒だからか、常時外した状態にすることが多い。
ここは特に何も弄らずストレートに。
モノアイもクリアーパーツ等に置き換えず、後で塗装します。
ここはモノアイガードと位置が近いため、そのままクリアーパーツを貼り付けると干渉してしまうと思ってこのような形にしている。
モノアイ基部に凹みをつけて埋め込むというのも考えたけど、今度は基部パーツの強度が落ちることを懸念した。
頭部はこれで終了です。
特に弄る場所がないので簡単に済ませています。
胴体の組み立て
続いて胴体。
胸部、腹部、腰部の3ブロックで構成されています。
腰部底にはポリキャップが仕込まれており、これで各種スタンドに対応します。
胸部の拡散ビーム砲はシールで塗り分けとなっています。
・・・・・・アホな筆者が頭部をつけたままで撮影していますね。
まずは胸部の合わせ目消し。
タミヤの流し込み式接着剤でガッチリ接着する。
肩のL字型関節は説明書では胸部に挟み込むようになっているけど、普通に後から着脱ができる。
ポリキャップだけ入れ忘れないように注意。
首元は頭部を取り付けるとほとんど見えなくなるので、うまく消せなくても問題ないです。
腹部も側面に合わせ目ができますが今回は消さず、タガネでモールドとして処理します。
腰部はストレートにゲート等の処理のみです。
今回の戦果
とりあえず今回は頭部と胴体だけ組み立てて止めておきましょう。
続きは次回。
この記事で作っているキット