ハセガワ社のD帯定番品、局地戦闘機震電を作っていきます。
前回はパーツの紹介をした。
今回は早速組み立てていこう。
そういえば前回の最後になんか気になることを言っていたみたいだけど……。
以前組もうとした云々とか。
このキット、10年近く前に筆者が一度購入・組み立てたんですよ。
ところが当時初心者であった筆者は胴体の接着がずれる等上手く組めず、お蔵入りに。
ということは、今回はリベンジかぁ。
ところで、その最初に購入した震電はどうしたの?
筆者がまだどこかに保存しているようです。
場合によってはサルベージ&レストアされるかもね。
とりあえず、今回は新しく震電を組んでいこう。
合わせ目消しをしよう
手始めに合わせ目消し。
このキットは増槽とかもないため、主翼のみ接着。
合わせ目消しの準備をする。
増槽がないみたいだけど、主翼内部には増槽を取り付けるような穴を開ける凹みがあるよ。
各自改造用かもしれない。
筆者が保有している連山&震電改のキットでも開ける指示は出ていないようだからね。
……これは?
筆者が待ち時間に各パーツを仮組み、整形したものだ。
尻餅をついているね。
このキットは機首に錘を入れる必要があります。
詳しくは後々……。
コクピットの組み立て
例によってコクピット内から先に組み立てて、塗装をする。
本キットでのコクピット内部色は機体内部色が指定されている。
この色、元々は米軍機内部向けの色なんですよね。
米軍機の色で日本機を塗る……。
なんか変な感じ。
機体内部色を塗った後、各パーツを塗り分け、取り付けていく。
1/72スケールのキットであるけど、この辺りのパーツの密度が高い。
座席や操縦桿など、奥まった部品は塗ってから取り付ける感じのほうがやりやすそうだね。
計器板は黒で塗った後、デカールを貼り付けて再現します。
各パーツが塗り分け、接着できましたら軽くウェザリング。
筆者はスミ入れとドライブラシを行っています。
スミ入れはスミ入れ用ブラック。
ドライブラシは明灰緑色。
どちらもタミヤエナメルだよ。
ここまで出来たら、胴体左右でコクピットを挟み込みながら接着。
合わせ目消しの準備をする。
左右がずれた状態で固定しないように注意。
以前筆者はここで失敗をしたので……。
今度はどうなるかな?
今回の戦果
更に主翼と胴体を合わせる。
主翼には垂直翼も付く。
ここで合わせてしまおう。
垂直翼にもちっちゃい車輪が付いているよ。
試験飛行の離陸時に機首を上げすぎてしまい、後方のプロペラを滑走路に擦って曲げてしまったことがあったらしく。
それを回避するためのものだとか。
ちなみに練習機用の部品を使い回したようです。
主脚類も仮止めして、全体像を見たところで今回は終了。
次回は機首に錘を入れたり、残りの組み立て作業をしていこう。
続きは次回!
この記事で作っているキット