ガンプラHGシリーズより、ミゲル・アイマンのジンを作っていきましょう。
前回は頭部と胴体を組み立てた。
今回は腕と脚、そして武器を組んで全体の組み立て作業を終えよう。
順調に進んでいるようだね。
今のところは、ですね。
また記事が作業に追いついたら更新が止まるけどね。
それでは作業再開だ。
腕部の組み立て
キットの腕部はこんな感じ。
約90度曲がるヒジ。
挟み込み式の肩アーマーなどが特徴的ですな。
良くも悪くも一昔前のキット構成。
合わせ目が目立つけど、その分単純な構造で手が加えやすいというか。
手始めに合わせ目消し。
肩ブロックと前腕を接着してしまいましょう。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
挟み込み式の肩アーマー。
肩ブロックとは色が異なる。
ここは後ハメ加工を施してみよう。
肩アーマーにはバーニア付き。
ここも色が違うけど、挟み込み式だね。
肩のバーニアは裏側のピンとパーツ端のピンで肩アーマーに固定する。
ここは赤く印した、パーツ端のピンを削り取ってしまおう。
加工後はこんな感じに。
画像の左側が加工前。
右側が加工後となります。
ピンを削り取ってツルツルに。
これでバーニアを肩アーマーの外側から押し込んで接続できるようになった。
バーニア裏のピンは残してあるので、そこで支える感じだ。
続いて肝心の肩アーマーの後ハメ。
まずは……
- 肩ブロックの凸ピンを削り取る
- 肩ブロックの凹ピンも削り取る
双方の接続用ピンを削り取る感じですな。
肩アーマーの接続ピンを切り取ったので、新たに接続用の部品を作る。
- 適当なプラ板を切り出し、アーマーの肩口に貼り付ける
- 貼り付けたプラ板の内側にWAVEのUフラットバーニア1の6mm径を接着
- 貼り付けたバーニアとプラ板に3.0mm径の穴を開ける
- バーニア部分を薄く削る
これで完了。
画像右側にあるのが改造完了品だ。
今回はWAVEのバーニアパーツを使っているけど、似たような部品ならほかのものでも代用可能だよ。
コトブキヤのとか。
なにはともあれ、これで肩アーマーの接続方法を変更できた。
これでアーマーとブロックを別々に塗装できる。
アーマーが肩ブロックじゃなくて、肩関節軸で支える形になったわけだね。
今回の肩アーマー改造方法は以前のハイマニューバでも行いましたな。
合わせて参考にしていただければ幸いです。
手首は取り替えるのも考えたけど、今回はキット付属のものをそのまま使うことにした。
ただ重斬刀を構える際に開いた手が欲しかったので、筆者のジャンクボックスにあったガナーザクウォーリアのものを掘り出して追加してみた。
なんか中途半端にサフが吹かれているね。
筆者がまだガンプラの世界に入って間もない頃に手を出したものですな。
途中で遺棄してしまい……。
筆者がガンプラ素人時代、丁度SEED DESTINYが放送・キットが展開されていた。
その時に筆者がザクウォーリアのキットを購入・上手く作れず多数遺棄している。
そのうち修理も兼ねて作り直すかもしれないね。
後は合わせ目やゲート部分など、各部を処理。
これで腕部は組み立て完了とする。
改造はありましたが、以前作ったジン系列と同じなのですんなりいきましたな。
脚部の組み立て
続いて脚部。
胴体との接続はボールジョイント。
足首も特に問題ない可動範囲です。
脚側面には3連ミサイル。
ハイマニューバ系列だとブースター装備だけど、ノーマルジン系列だとこの装備のようだね。
とりあえず真っ二つなモモとスネの合わせ目接着。
スネは足首アーマーを挟み込む構造となっていますが、塗り分けの必要がないのでそのまま挟み込んで進めます。
ただ可動するので、接着剤の流れ込みには注意だ。
基本的に脚部は改造を施しませんが……
ヒザ裏だけ凹んだ合わせ目部分の整形が面倒なので、プラ板を貼り付けてフタをしてしまいます。
ここは肩アーマー部分と同じような流れだね。
- マスキングテープをヒザ裏に貼り付けてペンで形をなぞる
- テープをプラ板に貼り替えて、ペンでなぞった形に切り取る
といった方法で近い形を簡単に切り出せるよ。
薄手のプラ板を使うのがおススメですな。
強度も求められず、ハサミで簡単に切り出せるので。
その後は合わせ目を整形してこんな感じに。
合わせ目周辺のモールド類はラインチゼルなどで一度彫り直していますな。
筆者は素の状態でも可動範囲は問題ないと判断。
今回はほぼそのままの状態で進めている。
武器の組み立て
手持ち武器は
- 76mm重突撃銃
- 重斬刀
の2種。
基本的にノーマルのジンと変わらない内容だ。
ここはどちらかといえばオレンジ1色の銃斬刀が気になるぐらいですな。
塗装パートではないので、まだここで大きく手をつけることはありませんが。
突撃銃は銃口を除いて真っ二つなので合わせ目接着。
武器類は複雑な形をしているが、ガンプラ歴のそれなりにある筆者の前では赤子同然だ。
奥まったところはヤスリだけでなくデザインナイフを使うといいかな。
カンナがけも併用して……。
後は合わせ目部分の整形ぐらいですな。
重斬刀はヤスリで切っ先部分を削って尖らせています。
今回の戦果
これですべての部位が揃ったので、組み立て完了とします。
SEED系列のキットは設定上の複雑な塗り分けに当時の技術が追いついていないのが多いけど……
ジン系列はかなり健闘しているように見える。
そういえば筆者の在庫にSEEDキット用のやたら大判なホイルシールが何枚もあったような。
いつになったらそれらは作られるんだろう?
今回はここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット