模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が購入してしばらく放置していた、ハセガワのTa154が無事に完成しましたな。
今回は確か……。
筆者が仮組み放置していたガンプラをサルベージしてきた。
今回はそれの製作前紹介となる。
今年度は放置ガンプラをメインに進めたいと筆者がほざいていたようですな。
一体なにが登場するのか……。
簡単そうなのは先に全部組まれちゃっているから、残っているのは複雑そうなのばっかなんだよね。
大丈夫かな?
HGBF ドムR35 製作記
今回作るのはこちら。
ガンプラのHGBFシリーズより
ドムR35だ。
ガンダムビルドファイターズとその続編に登場した、ランバ・ラルのそっくりさんであるラルさん。
彼がトライの最終回で使用したドムの改造機ですな。
R35は「ラル35歳」という意味だと言われているね。
ファイターズで登場したグフR35と同じだ。
あれ、トライはファイターズから7年後の世界だよね。
となるとラルさんは42歳でドムはR42なんじゃないのかな?
筆者がここの開設以前に購入した、グフR35の説明書も確認してみましたが……
- グフR35(ビルドファイターズ)でのラルさん→35歳のおっさん
- ドムR35(ビルドファイターズトライ)でのラルさん→永遠に35歳のおっさん
と表記されていますな。
年をとっていないってことでいいのかな?
ドムR35はガンプラのHGBFシリーズの第39弾として2015年7月に発売された。
公式HPによると、2024年10月現在の定価は税込み1980円。
もう9年も前なんだ。
筆者はドムが好きなので、発売してすぐに購入したはずです。
なのでおそらく9年近く放置しているという。
仮組み品簡易レビュー
とりあえず筆者が仮組み放置してきたものを確認。
まずは前後から。
設定ではドムの改造機ですがHGUCのドム/リックドムとは互換性がなく、完全新規のキットとなっています。
逆にこちらをベースにドムがリメイクされた気配もないですな。
グフのほうはR35で新規になって、それを基にしてしてリバイブ版のグフが出たんだっけ。
新規設計なので関節類は2015年時の最新フォーマットとなっている。
本家ドムのポリキャップは古いMGなどで使われていたPC-116。
一方ドムR35はPC-002。
2010年前後のガンプラでよく使われていた、PC001の内容量を減らしたようなものだ。
ヒジなんかはポリキャップじゃなくて、KPSを使った二重関節になっているね。
股関節部分もボールジョイントじゃなくて、ロール可動つきの棒軸KPSという。
間接付近、ヒジとヒザにはクローが増設されていますな。
ただ展開すると肉抜き穴が目立つという。
まず仮組み段階で気になったところとして……
重量級の機体に対してKPSや小型の新型ポリキャップを使っているからか、各関節の保持力が少し緩いようにも感じる。
特に足首。
機体の重心が後ろ寄りなのもあって、展示中にひっくり返りやすいのが難点だ。
素立ちの時点で少しぎこちないように感じたのは、それが原因かな?
筆者としては、足首関節の可動範囲が狭いことも気になるようですな。
スネ側の足首ポリキャップが角棒用ということもあって、足首関節が左右に動きません。
なので接地性があまり良くないという。
単純な可動は気になる面があるけど、ギミックは満載。
腰のバーニアは折りたたみ式のアームが内蔵されており、展開もできる。
この辺りはオリジナルのドムから大きく変わった場所だね。
モノアイは基部がボールジョイントになっており、上下左右に可動。
オリジナルのドムとは基部の形が微妙に異なるけど、構造は概ね同じだ。
筆者は何やらモノアイのクリアーパーツ化を考えているようで。
付属する武器は多目的シールドが2つのみ。
手首は
- 左右握り手
- 左の開いた手
の計3つ。
銃器が付属しないので、銃持ち手はない。
オリジナルのHGUCドムとは手首の規格が異なるので、そのまま流用できない点に注意だ。
見た感じ、ボールジョイント部分のサイズが違うんだよね。
ドムR35は一般的なHGUC系列で見られる3mm径。
HGUCドムは一回り大きいやつという。
シールドは肉抜き穴が多数ありますな。
これも埋めたいところです。
その他ホイルシールが付属。
大判のシールが目立つけど、これは主にシールドや背面に使用する。
他にはモノアイや、腰部前面の丸モールド部分。
2015年発売のキットにしては少し多めかな?
ボージング確認
とりあえずポージングで可動の確認を。
まずは多目的シールド。
前腕の穴に接続し、グリップに手を通して保持します。
シールド本体に可動軸があり、折れ曲がってスパイク前面を押し出すことができる。
設定ではこの状態で打突に使えるというやつだね。
シールドを上下反転させるとこんな感じに。
こちらでは裏面に仕込まれたマシンガンを構えられます。
こっちも接続軸とグリップの両方で保持。
手首の分解が少し手間かな?
劇中で使用したはずのサーベルだけど、このキットには付属しない。
グフR35かグフ(リバイブ版)付属のものを流用するといいだろう。
特に後者はグフR35の金型を流用している関係もあってか、1本しか装備していないのに2本付属する。
グフを複数買いしている人なら容易に集まるだろう。
そのままだと少し持たせにくいですな。
ドムR35の手首は手のひら部分に肉抜き穴がありますが、そこにサーベルの軸をうまくはめ込むといい感じに保持できます。
次回、製作開始!
そんなこんなで今回はここまで。
次回から本格的に手を加える。
「ドムのキットにハズレなし」
とは言うみたいだけど、筆者としてはこのキットに対して気になる点が結構あるみたいだね。
主に
- 全体的に関節の保持力が貧弱ゥ!
- 足首関節の可動範囲が狭く、接地性が良くない
- クローやシールドなど肉抜き穴が目立つ
辺りが気になるようで。
緩い関節は瞬間接着剤で渋みを与えるだけでもなんとかなるだろう。
その他各部のシャープ化とかを行う予定だ。
とりあえず詳しくは次回以降。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット