HGBFのドムR35を作っていきましょう。
前回は胴体と腕部を組み、全体の部品が揃った。
今回は塗装とマーキング作業となる。
そういえばザクの日があるけど、ドムの日もあるんだっけ。
10月6日がドムの日と言われていますな。
今日は……
2024年の10月5日ですな。
明日じゃん。
というわけで、明日には完成できるように進めよう。
作戦を再開する。
下地を作る
まずは下地から。
合わせ目やパテ埋め部分が多いので、まずは500番のサーフェイサーを吹きつけ。
傷や隙間埋めを試みます。
その後は1500番の黒いサーフェイサーで陰色を塗っておきましょう。
画像ではわかりにくいけど、まだパテ部分に凹みが残っているね。
パテ部分はプラ部分より柔らかいので、硬度の違いによる削れ方の違いが出てしまいますな。
「平坦になるまで削り直す→サフを吹き付ける」
を繰り返していきましょう。
少数の修正箇所だけで足止めを食らうのもあれなので、準備が完了した部品から先にどんどん塗ってしまうといいだろう。
本体色を塗り分ける
とりあえず準備できた部分から塗っていきます。
使用した色は……
- 本体の濃青部分→旧ガンダムカラーのブルー7
- 本体の淡青部分→旧ガンダムカラーのブルー8
- 胸部や足裏のグレー部分→ガンダムカラーのMSグレージオン系
- パイプやクローなどのホワイト部分→Mr.カラーのグランプリホワイト
- 関節・武器→Mr.メタルカラーのアイアン
ですな。
なんか例によって懐かしいものが。
筆者が大量に保有している、旧ガンダムカラーですな。
ブルー7とブルー8はHGグフ用セットに含まれていたものです。
以前もリバイブ版のグフに使用しました。
現在は生産休止している旧ガンダムカラーシリーズ。
リバイブ版発売前のものなので、古いHGUCのグフ用のものだ。
筆者が持っている当該キットのレシピでは
- 濃青(ブルー7)→ブルー90%+ミッドナイトブルー10%
- 淡青(ブルー8)→スカイブルー60%+インディブルー40%
とのこと。
ザクなんかでもそうだけど、同じ機体でもキットによってレシピが違ったりするんだよね。
成型色の時点で色合いが異なったりしますな。
ドムR35はグフなどよりも少し白っぽい色合いが指示されている。
ただ筆者はグフ色の方がしっくりきたので、グフ用カラーをそのまま使用した。
ドムR35の説明書には
- 濃青→インディブルー40%+ホワイト30%+レッド30%
- 淡青→ホワイト70%+インディブルー30%
と記載されていますな。
……とりあえずインディブルーが基本になりそうな感じだね。
遅れていたパテ埋め部分や、マスキングが必要な部分も揃ったので塗装。
このキットは地味にマスキング箇所が目立つ。
特に背面部分はグレーと淡青と濃青の3色で塗り分ける必要がある。
順番としては
グレー→淡青→濃青
がいいかな?
シールドもまず周りの淡青部分を塗ってからマスキングして濃青部分を塗るといいかも。
背面なんかは凸凹した塗り分けラインとなります。
マスキングテープを細切れにして貼り付けましょう。
筆者は航空機模型の窓枠部分で慣れているので安心ですな。
バラバラの状態で第一次ウェザリング作戦
足裏のバーニアなど細かい部分を筆塗りしつつ、そのままウェザリングをしてしまいます。
タミヤエナメルのスミ入れ用ブラックでスミ入れ後、ドライブラシ。
こちらも全てタミヤエナメルで
- 武器・関節部分→クロームシルバー
- ホワイト部分→ジャーマングレイ
- それ以外→ライトブルー
を使用してみました。
ドライブラシについては過去記事参照だよ。
表面がつや消しでざらついていると定着しやすいんだけど、そうなるとデカール貼りと両立しづらいという。
今回の戦果
そのままデカールを貼り付け。
今回は主に別売りのガンダムデカールを使用。
- HGUCジオン用1(ジオニック社製MS用)
- HGUCジオン用3
を使っています。
ドムはツィマット系だけど、ジオニックのを使うんだ。
ジオン用1にランバ・ラル機用のマークが入っていますからね。
マークにRSの文字が入っているものと入っていないものがあります。
今回は文字なしのものを使ってみました。
文字ありと文字なし。
なんか違いはあるのかな?
不明。
ただ筆者はここの開設以前に作った、ランバ・ラルのドムは文字ありを使用した。
ランバ・ラルとラルさんは別人なので、その辺りをイメージしたというやつでしょうか。
ただ「ランバ・ラルにドムが届き、それが戦いを経て改造されたのがドムR35」
という設定なので
「ラルさんが考えたランバ・ラル搭乗機」
とも考えられる。
この辺りの解釈はお好みで……。
筆者は今回ラルさん色を強調したかったので、その辺りでランバ・ラル機と差をつけてみた感じだ。
ランバ・ラル機は機体番号が31と表記されることが多いけど、筆者は「R35、ラルさん35歳」ということを強調して35の番号を振っている。
雑誌とかに載るプロの作例でも、自分の年齢を機体番号に振るネタを時々見かけますな。
今回はここまで。
次回は残りのウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット