ガンプラのHGUCシリーズのケンプファーを作っていきます。
前回はウェザリングの途中で終了した。
今回はウェザリングを再開し、完成まで持ち込もう。
なんかケンプファーはだいぶ引っ張ったような。
そのようですな。
ちなみに0080でケンプファーがガンダムアレックスと交戦したのが宇宙世紀0079年の12月19日とのことです。
HGUCの説明書では12月18日表記になっていますが。
今日か明日か……。
どっちなんだろう?
とりあえず完成へ向けて作業再開だ。
チッピングと錆びだれ・雨だれ
とりあえず
- チッピングによる傷の描き込み
- ウェザリングライナーによる錆びだれ・雨だれ
を行います。
これに関しては直近で記事を作ったからそっちを参考にしてね。
早速解説記事が有効活用されていますな。
足元の泥汚れを再現する
0080劇中ではコロニー内の市街地で戦闘を行ったケンプファー。
今回は地上で使われたイメージで、足元に泥汚れを施します。
使用したのはクレオスのウェザリングカラー、グレイッシュブラウンです。
塗って半乾きのところで擦ってぼかす。
筆者が戦車模型にたいして行っていることとほぼ同じだ。
そちらも参考にしてもらいたい。
砲口・噴射口を黒ずませる
砲口・噴射口はススというか焼けというか、黒ずんだ汚れを表現してみます。
タミヤウェザリングマスターBセットのススを筆で擦り付けてみましょう。
少しだけ筆にタミヤアクリルの溶剤を含ませて、ウェザリングマスターをドロドロした液体状にすると定着しやすい。
ドロドロのものを濃くしたい場所において、その後乾いた筆を使ってドライブラシ感覚で擦るように……
つや消しで仕上げフェイズに
最後は水性のつや消しクリアーを吹きつけて仕上げます。
足元はつや消しの合間にタミヤウェザリングマスターAセットを使って砂埃表現。
こっちは乾いた筆で擦りつけ。
つや消しの表面にウェザリングマスターを引っ掛ける感じで……。
さっきのススもここで施してもいいかもね。
つや消し後はWAVEのH・アイズ3でモノアイとバズーカスコープをクリアーパーツ化。
使用したのは1.5mm径が2つと1.2mm径が1つだね。
これも直近に記事を作りましたな。
詳しくはそちらで……。
完成?
これで完成……と思いきや筆者があることに気づいた。
あること?
撮影の最中に同じ部隊所属という設定の旧ザクと並べた際、機番がないことに気づいた。
なので急遽貼り付け、再度つや消しをしている。
あらら。
ケンプファーは広い面が少ないですからね。
なのでマーキング時に見落としていたようです。
どこに施すか迷ったけど、顔の左側面にした。
使用したデカールはガンダムデカールHGUCジオン用1。
これに収録されている一番小さい数字を使っている。
今度こそ完成ですな。
以下、ギャラリーです。
HGUC ケンプファー 完成!
豊富な武装が魅力のケンプファー。
その分作る手間はかかりますが……。
苦労が報われたというか。
以前作った旧ザクと。
このザクと同じ部隊所属という設定らしい。
旧型機と新鋭機が一緒に。
おそらく旧ザクの搭乗員が旧型好みなのでしょう。
そういうことにしておきましょう。
作ってみた感想のコーナー
内容を入力してください。
筆者が作っていて気に入ったこととしては……
- 手首・武装共に種類が多く、さまざまな武器を持ち替えて遊べる。
- 2008年発売の製品としては可動範囲も十分。特に頭部と胴体は無改造でも滑走状態を再現できるようになっている。
逆に気になったところとしては
- 武器が多い分処理するものが多くなる。特にディティール類を跨ぐバズーカは整形が難しい。
- そのままでは動きそうで動かないモノアイ。今回は可動化改造。
といったところ。
後はバーニアが多いからその分塗り分け箇所が多いかな?
未塗装で作る人もここだけは塗り分けておくのをおススメするよ。
成型色仕上げの場合、はみ出た箇所は削って処理ができるのでより作業しやすそうですな。
なによりケンプファーといえば、他のジオン系MSとはまた違ったスマートな見た目が魅力的だ。
付属品や可動などキットの内容自体は十分優秀なので、見た目が気に入った方は是非とも手にとって確かめてほしい。
定価は2022年12月現在税込み1980円。
2008年発売当時のHGUCとしてはやや高額でしたが、その値段にあった内容のものであることは確かです。
最近はパーツが増えたり大型機が発売されたりで、ケンプファーはそこまで高く感じなくなったというか。
ついでに言うと筆者はスケールモデルのせいでガンプラは安く感じるみたいだね。
海外製のスケールモデルはゲームソフト並みの値段のものも多いですからね。
ちなみに撮影後に右肩の関節付近で塗装剥がれが発覚。
急遽ここの冒頭で施したチッピングのウェザリングでごまかしている。
筆者いつものやつだね。
「塗装が剥がれるのが気になるなら本当に剥がれたような演出をする」
みたいな
関節付近なら頻繁に動いて擦れるので、シルバー系の色でも似合いそうですな。
今回はここまで。
記事が筆者の作業に追いついてしまったので、次回は未定だ。
次回があるかわからないけど、お楽しみに~。
この記事で作っているキット