模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は2010年ごろにエアフィックスから発売されました、Bf110C-2/C-4が完成しましたな。
まだまだ同社の同機は積んでいますが……。
本当はその在庫達の掃討に当たりたかったんだけど……
急に筆者があるガンプラを作りたくなってね。
気が変わらないうちにそれを完成させてしまおう。
最近筆者はガンプラを購入していないから、また在庫のサルベージ品かな?
うむ。
筆者が素人時代に手を加えて放置していたものとなる。
今回のお題 HGUC シャア専用ズゴック
今回作るのはこちら。
ガンプラのHGUCシリーズより
シャア専用ズゴックだ。
……なんかすごい中途半端な状態のものが。
サーフェイサーが吹きつけられていたり、足はエナメル塗料が塗られていますな。
詳しいことは後述するけど、筆者が16~17年前のガンプラ素人時代に購入・一度成型色仕上げで完成させたものだ。
その後に色々手を加えるものの再度完成には至らず、今日に至る。
シール類も貼られているし、一度成型色仕上げで完成させた痕跡があるね。
このキットはHGUCシリーズの第19弾として2001年2月に発売された。
実際は第6弾として1999年11月に発売された、量産型ズゴックのバリエーション機だけどね。
価格は2023年4月現在税込み770円。
HGUC初期のキットだけあって、かなり安価だね。
単純にHGUCシャア専用ズゴックとしては22年前の発売。
しかし量産型ズゴックの成型色変更品と考えると……
事実上は約24年前の製品ということですな。
仮組み?簡易レビュー
とりあえずこのサルベージ品を前後から眺めてみる。
各部が白くなっているけど……
これは以前筆者が合わせ目部分の確認で吹いた捨てサフの影響。
成型色の時点でシャア専用機の証である赤い色を再現しているね。
モノアイは頭頂部のミサイルと一体成型になったモノアイレール部分にシールを貼り付けて再現しているよ。
当然非可動だけど。
モノアイと白いコクピットハッチ部分がシールで再現ですな。
元がシンプルな色分けの機体なので、そのままでも色分けはほぼ設定通りです。
強いていうなら腕のメガ粒子砲発射口の塗り分けが必要なぐらいですね。
両腕はクローが固定装備されており、オプション類は付属しない。
クロー部分は開閉可能だ。
古いキットではあるけど、可動に関してはそんなに狭くないかな?
十分動いてくれるね。
ザクやグフと異なり、腰部のアーマーがないデザインというのも可動範囲を広くとれる要因かもしれませんな。
同時期のHGUCグフ(旧製品)は胴体がほぼ一体成型だったのを思い出します。
特徴的な蛇腹状の関節は内部がボールジョイントとなっている。
ABS製のボールジョイントにプラ製の外装を被せている感じだ。
一昔前のHGUCはポリキャップが仕込めない関節にABSを使っていたよね。
通常のプラに比べて磨耗しにくいとは言っても、するときはするという……。
その辺りも後述ですな。
次回、製作開始!
今回はここまで。
オプション類がないので、紹介も比較的手短だ。
そういえば動かしていて思ったんだけど……
なんかすぐにコケるね、このズゴック。
このズゴック、前述したとおりABS樹脂を関節に採用しているのですが……
ガシガシ遊んでいるうちにそれが磨耗してしまい、すぐにゆるくなってしまうという。
筆者も関節に瞬間接着剤を塗って何度か補強しているけど、またすぐに磨耗してしまってそうなっている。
これの修復も行いたいところだ。
それにこのキット、16~7年前に購入したやつだよね。
随分長く放置しているような。
前述通り、筆者は一度成型色仕上げで完成させている。
その後全塗装などを試みたようだけど……
変な状態で放置してしまった。
どうもモノアイの可動工作を施そうと思ったようですな。
しかし以前の筆者ではいい案が思いつかず、結局放置という。
モノアイ可動化って以前記事にまとめていなかったっけ。
あちらは単純な形のモノアイレールの機体に施すためのものですな。
ズゴックの場合モノアイレールが角度のついたV字型なので、単純な円筒系パーツだとうまく表情がつかないという。
筆者がこのキットに対して気になっているポイントは3つ。
- モノアイの可動化工作
- 関節の磨耗修復
- ツメを尖らせたい
といったところ。
今回はそれを施しつつ、完成へと向かうことになるだろう。
「目的はパリ、目標はフランス軍」
みたいだね。
この辺り明確にしないとあれもこれもと作業が続いて、いつまで経っても完成しなくなるんだ。
それでは続きは次回以降。
この記事で紹介しているキット