HGUC シャア専用ズゴック 製作記②

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

筆者が16~7年前に購入し成型色仕上げで完成。

その後適当に手を加えて放置していたシャア専用ズゴックを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はそのキットを掘り出して状態を確認した。

今回は早速作業開始。

脚と腕を進めてみよう。

レーナ
レーナ

さてさて、素人筆者の放置品を、現在の筆者がどう後始末をするのか……。

アドルフ
アドルフ

今回のズゴック以外にもまだまだありますよ。

  • 中途半端に後ハメを試みて切り刻んだもの
  • 肉抜き穴を埋めるためパテを盛ってそれっきりのもの
  • ガシガシ遊んで関節部が破損して放置のもの

などなど。

ヴァルダ
ヴァルダ

変な状態で放置してもアレなので、なんとか見れる状態にしておきたいところだ。

それでは作戦を開始しよう。

 

 

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脚部の製作

アドルフ
アドルフ

脚部はこんな感じに。

筆者が中途半端に塗料を吹き付けたり塗りたくっているので、ちょっと汚いですが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

足元のブラウン(フラットアース)はウォッシングのつもりらしい。

蛇腹の関節部分は内部にABS製のボールジョイントが仕込まれている。

ヒザ関節部分は棒軸とポリキャップの組み合わせ。

足首部分はABS製のボールジョイントとポリキャップの受け皿となっているね。

レーナ
レーナ

一昔前の構造だけど、可動範囲はそのままでも問題ないね。

強いて言うなら、もう少し足首が踏み込めると例のポーズをとりやすいと思うけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここはひたすら整形作業。

スネパーツもこの時代にしては珍しく、合わせ目がモールド部分に来るので合わせ目消しもしなくて大丈夫だ。

アドルフ
アドルフ

ただ以前の筆者がかなり適当なパーツの切り出し方をしたのか……

各ゲート部分がかなりえぐれていますな。

途中で気がついたのか、えぐれの上から瞬間接着剤が塗られています。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ここは瞬間接着剤部分を削ってパーツに合わせよう。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後はパーツ表面に軽く紙やすりがけ。

筆者が塗った余計な塗料をなるべく落としておこう。

レーナ
レーナ

特に大きな改造は施さなかった感じかな?

アドルフ
アドルフ

足首の踏み込みもキットの状態でも許容範囲なので、今回はそのままにしておきます。

……ほとんど手を加えていないのに、やけに時間がかかりましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

過去にえぐったゲート跡の処理に手間取ったからね。

とりあえず脚部はこれで組み立て完了。

段差とかのチェックは塗装前にまとめて行おう。

腕部の製作

アドルフ
アドルフ

続いて腕部。

ズゴックの特徴である固定装備のクローが目立ちますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

スネとは違い前腕はモールドを無視したところに合わせ目が存在する。

過去の筆者が接着済みのようだけど……

接着部分がヒケてしまったからか、上からこれまた瞬間接着剤で埋めようとした痕跡があるね。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事参考だよ。

今は乾燥の早い速乾の流し込み式を使っているから、接着箇所がヒケることは少なくなったね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえずここも過去の筆者が適当にやった各部の整形作業を行う。

当時の筆者も適当に処理していたことに自覚があるのか、ピンポイントでサーフェイサーを吹いてチェックしている。

……その後が続かず今日まで放置していたんだけどね。

レーナ
レーナ

前腕部分……

鉄ヤスリだけで整形を済ませようとしたのかな?

かなりガタガタになっているというか。

アドルフ
アドルフ

合わせ目はともかく、ゲート部分は鉄ヤスリをかけるだけでもだいぶ落ち着きますからね。

……塗装とかをするとなると鉄ヤスリのガタガタ面がかなり目立つのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

ガンプラ初心者あるある

「ゲート処理で鉄ヤスリをかけただけで満足する」

だ。

レーナ
レーナ

それと……

脚部もそうだったけど、腕の蛇腹部分はまったくゲート処理がされていないというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

ガンプラ初心者あるある

「同じ形状の似たようなパーツが複数出てくるとやる気を失う」

だ。

アドルフ
アドルフ

さっさと処理してしまいましょう。

戦車模型の転輪を相手にしてきた現在の筆者の前では赤子同然です。

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ズゴックのツメを尖らせてみよう

アドルフ
アドルフ

玩具の安全基準のためか、他のガンプラ同様にズゴックのツメも先端が丸まっています。

これを削って尖らせてみましょう。

画像の左側が作業前

右側が作業後ですな。

レーナ
レーナ

筆者が長期間放置していたからか、白いツメが黄色く変色しちゃっているね。

その分削った箇所の違いがわかりやすくなっているけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はこのツメを尖らせる方法を少し紹介してみよう。

わかりやすいように全体を赤く着色。

先端が丸まっているだけでなく、側面も平たい板状になっているのがわかるね。

レーナ
レーナ

こっちは安全基準というよりも強度を確保するためというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは外側のフチを削り込んで尖らせる。

丁度ツメの側面中央にパーティングラインが発生しているから、それめがけて両側から削り込もう。

削りこんだところは赤い色が削れて白くなっているのがわかるだろう?

レーナ
レーナ

わからないよ。

文字だけじゃなんか表現しにくいというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

こんなこともあろうかと、簡易的なイメージ図を用意した。

この六角形が今作っているズゴックのツメの断面図だと思っていただければ幸いだ。

  • 一番上の辺がツメの外側
  • 側面の頂点がツメの側面の頂点
  • 一番下の辺がツメの内側

だと思っていただければ幸いだ。

レーナ
レーナ

おっ、なんか出てきたね。

アドルフ
アドルフ

筆者がアクセサリのペイントを使って数十分でやっつけた急造品のようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

今削ったのは上の図の赤いライン部分

ここはとにかく上部の平面を尖らせるためのもの。

レーナ
レーナ

これだけだと先端が尖っただけで、左右からは一切削りこまれていないという。

ヴァルダ
ヴァルダ

なので外側のフチとツメ中央の頂点部分を繋ぐように、さらに削り込む。

アドルフ
アドルフ

先ほどの図を再び。

今度は青いラインの部分で削っている感じですな。

レーナ
レーナ

この図に描かれた六角形の側面の頂点。

ここがズゴックのツメ側面の頂点だね。

こことさっき削った部分の頂点を繋ぐように……。

アドルフ
アドルフ

最終的にこんなイメージですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

そういうこと。

ヴァルダ
ヴァルダ

外側を尖らせることができたので、内側も同様にして削る。

するとこんな感じに。

レーナ
レーナ

外側と内側は薄くなって尖っているように見えるけど、先端はまだ丸まっている感じだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

なので先端を尖らせるべく、画像の黄色のラインで削る。

レーナ
レーナ

あらら。

ついに図を使わずに画像に書き込みを。

アドルフ
アドルフ

ここは先ほどの図を流用できませんからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

削り込むとこんな感じに。

極端に真っ直ぐ削ると違和感があるので、この後少し紙ヤスリで整形ついでにカーブを描くようにしておこう。

ヴァルダ
ヴァルダ

今の先端を削りこむと先ほど削りこんだ側面が平らになってしまう。

再び側面を削って薄くしておこう。

レーナ
レーナ

なんかあちこち削って……。

アドルフ
アドルフ

再び側面を削りこみ。

基本的に削り込み作業はデザインナイフのカンナがけを多用します。

詳しくは過去記事でも取り上げていますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

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ヴァルダ
ヴァルダ

後は鉄ヤスリやカンナがけでできた傷を消すために紙ヤスリで整形。

ここであまり削りすぎるとまた歪むので注意だ。

アドルフ
アドルフ

何はともあれ、これでツメを尖らせることができました。

今回の方法はツメのほか、アンテナ類を尖らせるのにも使えます。

気に入った方はぜひともお試しを。

レーナ
レーナ

片腕の3本揃った状態で比較。

左が作業前

右が作業後だね。

先端が尖っているのが一番わかりやすいかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

ズゴックは全部でツメが6本だ。

細かく同じ形の部品が続くけど、そこは勢いに乗って……。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

ツメを尖らせ、各部の整形も終了した。

これで腕部の組み立てが完了だ。

レーナ
レーナ

筆者が10年以上も放置していたものがあっという間に。

ヴァルダ
ヴァルダ

ツメの紹介で時間を使ってしまったため、今回はここで中断。

次回は胴体周りをメインに進めていく予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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