
HGUCのジムを作っていきましょう。

前回は頭部・胴体・腕部と進めた。
今回は残る脚部と武器を組む。

あっという間に。
先発したパワードジムカーディガンのときは結構時間かかったよね。

あちらはとにかくサブアームの部品が多かったですからね。
今回はパーツが少ない上に形もシンプルなので……。

筆者がカーディガンの合間にこの素ジムを組んでいたんだけど……
実はこちらのほうが早く組み立て終了してしまっていたりする。
あちこち飛ぶと混乱するから、カーディガンが完全に終了するまで紹介しなかったけどね。
それでは作戦を再開しよう。
脚部の製作


まずは脚部から。
股関節や足首はボールジョイント接続。
ヒザはプラ製のカバーをポリキャップで挟み込む構成となっています。
初期のHGUCでお馴染みですな。

この辺りは後の寒ジムとか、0080系ジムでも踏襲されていたというか。
あっちは足首関節のジョイントが逆だったけど。

SEED HGシリーズをはじめ、2000年代半ばまでのキットでよく見られた構成だ。
おそらくポリキャップの都合というのもあるのだろう。
ABS製関節が多用されたり、新型ポリキャップが導入された2000年代後半辺りからはあまり見なくなったね。


アンクルガードの合わせ目接着後の着脱がしやすいように、接続軸を短くしておきます。
画像の左が加工前。
右側が加工後ですな。

広げながら取り付けるというやつだね。
長いとより広げないと取り付けらないから、その際に合わせ目接着箇所が破損しやすくなるという。

足首側の受け軸は上側が切り欠かれているので、そこにスライドさせてセットする感じですな。
足首は微妙に左右で形が異なるので、組み際はご注意を。
突起があるほうが外側になります。
画像のものは右側に突起があるので、右足用ですな。

左側にすると突起が邪魔して曲がらない。
筆者は昔の素人時代にこのキットを一度組んでいるけど、その際に一度間違えたんだ。


後は合わせ目を接着して整形。
これで組み立て完了ですな。
合わせ目が目立つキットなので、そこの整形だけでもだいぶ印象が変わります。

スネパーツ前面は微妙に凹んだラインとなっている。
ここは鉄やすりなんかを使うとヤスリの角で変な凹みが出来やすい。
ナイフ類ではみ出た接着剤を削って処理するパターンがいいだろう。

でもデザインナイフだと刃の角で傷がつきそうな。

角の丸い刃物がよいかと。
筆者はいつもの彫刻刀の平刃を使っていましたな。
保有はしていませんが、巷ではマイクロセラブレードなる便利そうなものがあるようで……。
武器の組み立て


残るは武器のみ。
ビームスプレーガン、シールド、ビームサーベルとジムが装備する最低限の武器となっています。

仮組み時に筆者がガンダムの武器を持たせていたけど、無改造でジムにも装備できたね。
いろいろ試しても面白そうな。


ここは主に2箇所手を加えた。
- ビームサーベルは分割し柄側に凹みを、刃側に伸ばしランナーで軸を取り付け
- シールド裏は浅い押し出しピン跡を削って処理
といった感じに。

サーベルは分割することで塗り分けしやすくなったり、別キットのクリアーパーツを流用できるようにした感じですな。
軸の口径は確か1.5mm径ぐらいだったかと。

スプレーガンは合わせ目消しのみ。
ここはそれぐらいかな?
ストック左側にモールドがあるけど、筆者は伸ばしランナーで埋めちゃっているね。
今回の戦果


これで全ての部品が揃いました。
最低限の加工に済ませただけなので、あっという間でしたな。

筆者としては足首周りの可動とかが気になったけど、今回は量産性を重視してそのまま組んだ。
連邦軍みたいにジャカジャカ生産して並べられるようにしよう。

相変わらず作るより買うほうが難しい環境だけどね。

今回はここで中断。
次回は塗装作業からになるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット